シクロデキストリンのエステル化における留意点と助言

このQ&Aのポイント
  • 卒業研究でシクロデキストリンの一級水酸基を酸クロライドでエステル化しようと思いますが、英語文献からはアルコール類を使用する方が良いという結果が出ています。
  • 論文にはトルエン溶媒(アセチルクロライドを溶かしたもの)と少量のピリジンを触媒として使用する方法が紹介されています。
  • シクロデキストリンはトルエン溶媒に対して溶解度が0.6g/100mlしかないため、効果的なエステル化が行えるか不安です。
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エステル化

卒業研究でシクロデキストリンの一級水酸基を酸クロライドでエステル化しようと思います。 ですが、英語文献を調べた結果、シクロデキストリンを使うのではなくアルコール類を使い、溶媒はトルエン溶媒(アセチルクロライドを溶かしたもの)で触媒として少量のピリジンを添加する論文が見つかりました。 上記の論文を元にシクロデキストリンのエステル化を行おうと思うのですが、実は経験がないせいかうまくいく自信がないのです。(指導教官や先輩は放任主義なので聞いても教えてくれません) 特に、シクロデキストリンはトルエン溶媒に対し0.6g/100mlの溶解度しかないのでうまくいくか不安です。(ピリジン溶媒にはよく溶けます) 御助言よろしくお願いします。

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  • Pynden
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回答No.1

下記の特許の詳細な説明と実施例の中で、シクロデキストリンの エステル化の反応条件が詳しく書かれています。 酸クロライドを使った化学法と リパーゼを使った酵素法についても詳しく書かれています。 公開特許公報 特開平11-94796 【公開日】平成11年(1999)4月9日 【発明の名称】電気泳動用ゲル 【出願人】東洋紡績株式会社 【発明者】濱田 芳男 この特許の文献は下記の特許庁のホームページから検索できます。 http://www.ipdl.jpo.go.jp/Tokujitu/tjbansaku.ipdl?N0000=110 種別:公開 文献番号:H11-94796 を入力してから 照会ボタンを押して、 リストボタンを押すと検索できます。 反応条件は参考になると思います。 NMRによる分析法も記載があります。

参考URL:
http://www.ipdl.jpo.go.jp/Tokujitu/tjbansaku.ipdl?N0000=110
fishumai
質問者

補足

回答ありがとうございます。 さっそく調べてみましたが、どうも特許の内容が違うようです。H11-94796と入力してリストボタン押したら 【発行国】日本国特許庁(JP) 【公報種別】公開特許公報(A) 【公開番号】特開2000-291179(P2000-291179A) 【公開日】平成12年10月17日(2000.10.17) 【発明の名称】外壁パネルの構造 【国際特許分類第7版】 と出てきました。

その他の回答 (1)

  • Pynden
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回答No.2

#1です。 種別が公開ではなく出願になっていませんか。 どうしてもヒットしない場合は メニューに戻って、出願人と発明者で検索できます。

fishumai
質問者

お礼

出願→公開としたらうまくいきました。 大変、参考になる資料でとても助かります。 ありがとうございました。

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