• ベストアンサー

習近平率いる、超独裁監視国家の中華人民共和国に、

eroero4649の回答

  • eroero4649
  • ベストアンサー率31% (10626/33372)
回答No.4

海軍というのは一番作るのが難しくて、お金を湯水のごとく投じれば強くなるというものではありません。軍艦の性能も重要ですが、乗組員の練度も大きく影響するのです。「数の上では勝っていた側が、少数精鋭の艦隊に敗北した」という事例は割と数多く存在します。 とはいえ、中国海軍は過去20年間で最も近代化が進んだ海軍といって過言ではありません。質問者さんもご存知かもしれませんが、遂に自前で空母を作るようにもなりました。 ただ、30年くらい前の中国海軍というのはとんでもなく時代遅れの旧式艦隊でした。音速でミサイルが飛んでくる時代に、手動の機関砲で対抗しようとしていましたからね。さすがの中国も「これはヤバい」とは昔から思っていたのですが、最近の経済成長を受けて本格的に近代化に着手したのです。なんだかんだで目を見張るほど近代化されているのは間違いないと思います。 でも、ほんの20年くらい前に中国海軍が発足以来初めて太平洋を渡ってアメリカを表敬訪問したときは、慣れぬ外洋で乗組員の船酔いがひどかったという咸臨丸みたいな話がありました。 ただ、現在の海軍力は質も量もアメリカ海軍が余りにも圧倒的な存在です。一般的な軍隊では、アメリカ海軍の空母打撃艦隊に一指も触れることはできないと思います。中国海軍が中ボスくらいなら、アメリカ海軍はケンシロウなみの強さです。 今、世界を制するだけの海軍力を持っているのはアメリカ海軍が唯一にして絶対です。 では我らが日本海軍・・・いえ、海上自衛隊はどうでしょうか。 最初に書いたように、海軍というのはとにかくお金をかけて豪華で最新鋭の軍艦を作れば即強くなるというほど甘くありません。 その良い事例が他ならぬ日中間の歴史であるのです。日清戦争のとき、日本海軍と清海軍は黄海海戦で激突しました。清海軍には「定遠」「鎮遠」という巨大戦艦が2隻ありました。ドイツで建造されたもので、分厚い装甲が全周を覆い、当時としては巨大な30センチ砲を搭載する東洋最強の戦艦でした。もちろん日本海軍にはこれらの戦艦に対抗できる軍艦などありませんでした。 しかし黄海海戦は日本海軍の勝利に終わりました。定遠も鎮遠も沈むことはありませんでしたが、練度に劣る清海軍は他の軍艦がやられて敗北しました。 実は日本海軍は黄海海戦で自分たちより大きな戦力を持つ清海軍に勝ち、日露戦争ではバルチック艦隊を一方的に打ち破り、太平洋戦争ではアメリカ海軍相手に正規空母同士で対等にボコりあった歴史を持っています。アジアでヨーロッパの艦隊に勝利した海軍は日本海軍の他にありませんし、正規空母の実戦経験があるのもアメリカ海軍と日本海軍だけです(イギリスが運用したのは軽空母)。 ですから日本海軍の戦歴というのは、アメリカ海軍、イギリス海軍に次ぐレベルにあるといっていいでしょう。ドイツ艦隊が活躍したのはUボートとビスマルクくらいですから。 つい先日、といっていいくらい最近も、日本の領海内に侵入した中国海軍の原子力潜水艦が、海上自衛隊の艦隊の追跡を受けて浮上したという事件がありました。原子力潜水艦が浮上して写真を撮られるというのは、裸にされてお尻の穴の写真を撮られるくらいの屈辱で、あってはならないことなんですね。 常識から考えて、原子力潜水艦の艦長が独断で領海内に侵入するということはあり得ません。というのも、秘密裏に撃沈されたら相手の領海内である以上確認できないからです(スパイ行為が発覚すれば、警告なしに撃沈することが国際法上認められています)。以前にも中国海軍は原子力潜水艦に日本の領海内を突破させるということをやったことがあるのですが、あまりにも危険な賭けだったのではないかなと思います。結果、危うく拿捕されかけましたからね。日本は国際問題にするのを避けて「見逃した」のですが、拿捕されたら文字通りに潜水艦の性能が隅々まで知られてしまっていました。そこまでやられたら、中国も何か「仕返し」をしないと収まらなくなったと思うので、それは拿捕しなかったのが政治的に賢明な判断だったと思います。 確かに数の上では既に中国海軍は海上自衛隊を越える部分はありますが、総合的に見て海上自衛隊の戦力と練度はアメリカ海軍に次ぐ「世界ナンバー2」にあると思いますよ。 自衛隊の観艦式では艦隊が一斉に行動しますが、それができるのは世界中でもアメリカ海軍と海上自衛隊だけだそうです。ロシア海軍もイギリス海軍も今はそれはできないんですって。

gueppuetaeque
質問者

お礼

中国海警の空母は、旧ソ連のお古らしいよ。

関連するQ&A

  • 中華人民共和国設立について

    先日台湾にいき、台湾と中国の関係について考える機会がありました。 歴史を見ると1949年、中華人民共和国が設立し、中華民国政府は台湾に追い込まれたとあるのですが、中華人民共和国というのは、当時の中華民国の中で発生した人民解放軍が発展したものだと思います。 その国内の政権の分裂による、新しい国というのは発生当初、世界の国々から簡単に認められたものなのでしょうか? もし、一つの国として認められないまま、力で中華民国を追いやり、勝手に独立をしたのならば避難を浴びると思いますが、今は中華人民共和国の方が世界に認知されています。 その辺りが分からないのでどうぞよろしくお願いします。

  • 中華人民共和国の釣りについて???

    今度中国に旅行に行くのですが、海釣で釣れる魚・遊漁船の料金などが知りたいのですが・・・どなたか教えて下さい。

  • 中国人と中華人民共和国

    いま、ニュースでサバの乱獲についてやっています。台湾人は、中国人と違うと言いますが、やってることは中国人も台湾人も同じだと思います。 台湾は、中華人民共和国の一部なので仕方ないかも知れませんが、何故この民族は資源を根こそぎ捕って行くのでしょうか? 国民性?だとしても、中華人民共和国の存在で、世界中が迷惑してると思うのですが…

  • 習近平国家主席はヒットラーを超えたか?

    ヒットラーの世界征服計画はほとんど構想だけで終わりましたが、習近平の世界侵略は確実に進んでいるように見えます。すでにヒットラーを超えたと考えてよいでしょうか。

  • 習近平を国賓としてお迎え・・!?

    一国民として新聞などで知るしかありませんが、中国は尖閣、東シナ海、ウイグル、香港、大陸棚調査など、どう見ても褒められないような国の主席をどうして国賓として迎えるのでしょうか?

  • 中華人民共和国は世界征服出来ますか?

    圧倒的な人口を盾に華人コミュニティを世界中に作り上げ、圧倒的な経済力を盾に中国依存型経済を構築させ、圧倒的な外交力を盾に世界を中国寄りに抱き込む。 今はルーブル安で弱体化したロシアに攻勢を掛けているらしいですが、このまま中華人民共和国による世界征服は成功するのでしょうか?

  • 国家としての中華人民共和国は嫌いでも、

    学生時代の同級生の中国人留学生は嫌いになれないのですが、これっておかしいですか? この留学生について書いていくと、 共産党員で、女性で結構美人な方です。 つまりは、普通の中国人留学生ではありません。 日本国内で自分のような同級生はともかく、他人が公共の場所で中国について批判的なことを言うと、その相手にすぐ喧嘩をふっかけます。 自分が一緒にいた時にも2回、喧嘩をふっかけていました。 他の友人の前でも、喧嘩をふっかけたことがあるそうです。 ふっかけるというのは、(中国に批判的な)本を叩き落とす、相手の髪をつかむ、足を踏む、という感じですが。 本人には注意もしましたが、国によって色んな考えがあるよね、みたいな感じで話をそらされます。 あとは、理由は分かりませんが、、インド人を露骨に見下しています。中印関係が原因なのでしょうか? 学生時代、インド料理店に入ろうとしたら露骨な態度を示したのです。 とまあ、色々書きましたが、私自身は中国は日本にとって明白な安全保障の脅威と考えています。 でも、彼女のことは嫌いになれないです。 学生時代色々な話をして飲んだりもしたし、現在も時々、連絡を取ったりしています。 これって矛盾しているのでしょうか?

  • 中華劣等人民共和国

    中国が、また領海侵犯をしてきました。 やつらは馬鹿なんでしょうか? もう、中華劣等人民共和国と呼んでやりませんか?

  • 中華人民共和国で

    最初の国家主席となった人物って誰ですか

  • 中華人民共和国について

    ・中華人民共和国は、戦後できた国ですよね? ・今でも発展途上国扱いでCO2削減ノルマ無しですよね? ・今でもODAを受けていますよね? なぜ、中華人民共和国が国連の常任理事国なのでしょうか?