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牛乳
マーガリンは体に良くないと聞きます。 牛乳も乳糖云々で、日本人の体質には合わない、下痢を起こす、等々の理由から、体に良くないとの説が出回っていましたが、真偽のほどはどうなのでしょうか。 単なるデマか、間違いですか。
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マーガリン バターが不足したときに ラードやヘッドを加工して代用品として作ったのが始まり。19世紀 ナポレオン三世の時代。 20世紀になって 液体の植物油を水素を添加することで硬化させる技術が発見されて より安い原価でできる植物油性マーガリンが生まれた。 体に悪いと言われるようになったのは 飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸の体に与える影響が研究されてから 不飽和脂肪酸が動脈硬化の原因につながるとして 悪玉コレステロール 善玉コレステロールという言葉が生まれて 特に水素を添加して植物油を硬化して作られたマーガリンに不飽和脂肪酸のトランス脂肪酸が多く含まれることがわかってきた。 ということで マーガリンは体に良くないということが言われるようになってきたのです。 ところが 問題は摂取量にあります。一般的な日本人の食事では トランス脂肪酸の量は0.6%以下です。 アメリカなどは2.6%。これは大きなちがいです。 私の学校の英語の先生は アメリカに留学して英語を身に着けた人ですが 英語の授業にアメリカの生活の話もはさんできます。 例えば トーストの食べ方。 日本人は トーストにバターを塗る と言いますが アメリカ人はトーストにバターをのせるのだそうです。 塊をのせて食べるのです。バターが溶けてたっぷりと染み込んだトースト。 トランス脂肪酸がたっぷりのマーガリンでもそうすると たしかに体に悪そうですね。 日本人の マーガリンを塗って食べる程度では 問題ないと言ってもいい。
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- nagata2017
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乳糖 栄養素の中で分子量の大きい物質は 消化酵素の働きにより 小さい物質に分解しないと 体に吸収することができません。 タンパク質はアミノ酸に分解されます。 糖類は 単糖類 二糖類 多糖類の順に分子量が大きくなります。 乳糖は二糖類 ガラクトースとグルコースで構成されている物質です。 これを消化して単糖類にする酵素は 東洋人には少ないと言われているのが その噂の元です。それを 乳糖不耐症と言います。 それがあることは事実です。しかし そんなに多いわけではありません。 実際に 牛乳を飲むとお腹を壊すという人は 牛乳を飲みません。 ほとんどの人がそうだとしたら 牛乳は売れないはずです。しかしそんなことはなく 毎日たくさん売れて 大勢の人が毎日のように飲んでいます。