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「南京事件」の否定論と「日本の領土問題」を国際法か
- 「南京事件」否定論と「日本の領土問題」について、国際法による解釈と歴史修正主義の対立があります。
- 両者は国際法を曲解しており、詭弁といえるものですが、なぜこのような現象が起きているのでしょうか。
- また、レッテル貼りが行われる理由も疑問とされています。
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>一体、これはどう解釈すればいいのでしょうか? 疑問の本質がよく理解できませんが、どう解釈したらいいのかと聞かれたら、自分なりにお考えになって解釈すればいいのではないかなと思います。もし解釈ができなければ、「自分には解釈できない物事も世の中にはあるものだな」という解釈でもいいと思います。 たぶん、いわんとしていることはネトウヨもパヨクも似たようなもんじゃねえのかという意味ではないかなと推測しますが、昔から「極右と極左は紙一重」といわれています。 ナチス党の正式名称は「国家社会主義ドイツ労働者党」で、その名の通り元々は社会主義即ち左翼の政党でした。ヒトラーの側近として有名なゲッベルスは元は社会主義者です。 また北朝鮮の正式名称は「朝鮮民主主義人民共和国」です。民主主義とは恐れ入りますね・笑。 新しい歴史教科書をつくる会のメンバーでもあり、世間一般ではネトウヨの一味とされているF氏は、かつてはスターリン主義者のドアカです。ソ連崩壊をきっかけにして、ド左翼からド右翼に転向しました。こういう事例は実によくあります。 国際法に関しては、ここの皆さんの質問を拝見すると皆さん国際法というのを間違って解釈しているなと感じます。多くの日本人は、国際法を野球のルールのように解釈している。細かく決まっていて、それはきちんと運用されるべきであると考えている。 でも実際の国際法は、サッカーのルールみたいなものです。基本的なものは決まっているけれど、具体的な運用は審判(レフェリー)に委ねられています。だから審判によってカードが出たり出なかったり、ファウルやゴールが認められたり認められなかったりします(最近はゴールは自動判定されていますが)。 先日、サッカーの試合で相手チームがボールを外に蹴りだしたときにボールボーイが素早く選手にボールを投げ渡し、すかさずボールを投げ入れたので相手チームは虚をつかれて点が決まってしまったということがありました。このボールボーイの絶妙な「ファインプレー」をチームと世界は称賛しました。モウリーニョ監督はゴールが決まるとボールボーイの元に行って抱き寄せ、チームは彼を選手とのランチに招待しました。逆の立場であれば、彼はモタモタとボールを渡したでしょう。 「そういうのがアリ」なのがサッカーであり、それが世界中で最も競技人口とファン人口が多いスポーツなのです。「ルールの盲点を突く」のは悪いことだと思っていないのです。国際的な出来事を、国際法で論じるなんてバカバカしいことです。そのルールは大国というレフェリーが介入するといくらでも都合のいい解釈がまかり通りますからね。
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- iwashi01
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国際法に限らず、法律は解釈に幅のあるものです Aが一方側に偏った解釈をし、 Bが他方側に偏った解釈をして、 A,Bが争うことは、特に珍しいこととも思いません。 各自が自分に都合のいいほうの解釈を主張して、裁判で争うことは、いくらでも行われていることです。 驚くようなことではなく、どこにでもあることではないでしょうか。
- koncha108
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質問者さんが「南京事件」と書いているのを見て、改めて外務省のサイトを見てみたら、少し前まだ「南京虐殺」と書いていたのを「南京事件」に変えているのに気がつきました。国内から批判の声があったのでしょうね。 さて、「南京事件」にせよ「竹島問題」にせよ、国際的な立場や視点で見え方が変わる物。また過去の出来事で現在センシティブな出来事を客観的に判断することが難しい中で、「あった」とか「なかった」とか断定的な物言いをすること自体客観的に考えようとする姿勢を否定する物で、そこが共通点と言えば共通点と言えます。 ただ、両問題は内容的には随分異なります。 南京事件は詳細を検証のしようが無い。本来日中で先入観や不確かな情報を排除して共同でじっくり検証すればもう少し正確な事実がわかりそうな物ですが、それができない以上、歴史や事実と言うよりはお互いの立場からの見解を主張するしかない。どんなに否定しても全く事実がなかったわけではなく、その中で申し訳ないと言うか、当時の状況として止むを得ないと言うかの違いくらい。日中国交正常化交渉の過程で当時の田中角栄首相は、それを「迷惑をかけた」と表現して、中国側を怒らせ交渉がごわさんになるところでした。直前で日本の外務省が「迷惑をかけたと言うのは日本語では悪いことをしたことに対する謝罪の言葉だと取り繕い乗り切ったそうです。よくある政治家の失言かと思いきや、事前にスタッフを含めて検討して日本国民の感情も考慮したぎりぎりの言葉だったようです。事件に対しての見方が双方違うのだと言うことを頭におかずに、「なかった」とか断定したら単なる妄言としか言えないでしょう。 一方で、竹島問題はもうちょっと冷静な分析ができる材料はそろっていると思います。日韓両国ともそれぞれの主張をリストアップしているし、歴史上の記録を前提にしています。正直韓国の主張は事実として疑わしい記録や解釈によっているものがほとんど。一方、外務省や島根県があげているものは歴史的に信頼できる情報に基づいているものの、解釈と根拠で疑わしいものが多く、双方とりあえず対抗上量で勝負とばかり並べるだけ並べている感があります。日本の最大の弱点は、1877年の太政官司令で、どう見ても竹島は日本とは関係ないと読み取れる趣旨の指令を出していること。江戸時代にも朝鮮と面倒を起こしたくない江戸幕府が同じような判断をしています。また、1905年の竹島の島根県編入の告知もあくまでも国内向けの物で、国際的にはなんの宣言もされていません。ただ1905年以前にも日本の漁師や軍隊が竹島に上陸して活動した記録は残っている一方、朝鮮側には一切具体的な竹島活動の記録がないので、戦後までの状況を判断すれば日本の領土と考えるのが打倒と思います。 ただ、質問者さんは国際法に触れられていますが、島の所属に関しての国際的な判断はそう簡単ではありません。もし韓国が拒んでいる国際司法裁判所での判断が行われるとしたら、多くの日本人が思っているほど日本に有利なわけではないと思います。国際政治学者で朝鮮関連の専門家の、同志社大学教授の浅羽 祐樹の著作「韓国化する日本、日本化する韓国」の中でもふれられていますが、韓国は日本からの国際司法裁判所への共同付託を拒否しているにも関わらず、政府内にこの件での国際司法の専門家を配置し、ロビー活動をしていると言います。表向きは竹島に領土問題は存在しないとしながらも、裏では準備をしていると言うこと。領土問題の判断では、歴史的な背景もさることながら、実効支配がどれだけの期間に及んでいるか、クレームをする側がどう言う行動を取ってきたかも判断な重要な要素、日本にとっては不利な状況です。日本側では竹島が韓国に「実効支配されている」と言う表現を使ってしまっていて、国際司法判断上重要な実効支配を認めてしまっていると言う失態も指摘されています。その中で、元々強制力が曖昧な国際法を元に「竹島は日本の領土」と言うのも、結局は自己満足の話にしかならないと思います。 国際問題は対立した考えを持つ相手があっての話なので、日本の視点で事実はどうだと言う話よりも、日本はどうしたい、そのためにはどうするべきかと言う話の方が重要で意味があると思います。その点、どうも私には日本政府は真剣に竹島を取り戻そうとは考えていないように思えます。政府は日韓基本条約時には「竹島密約(ロー・ダニエル著)」で、「解決しないことを持って解決とみなす」と決めた時の立場をいまだ維持しているように見え(安倍総理の祖父の岸信介元総理の時代に、河野太郎前外相の祖父、河野一郎が絡んでいた)、日韓漁業協定も双方で竹島が存在しないことにして策定した漁業水域を定めています。せいぜい韓国が竹島領有を誇示する行動をとるたびに官房長官が「極めて遺憾」と発言して、外務省に在日韓国大使を呼び出してクレームし、実効支配を黙認してないことを記録として示し続けているくらい。 その点、南京事件も事実が何かとは別に中国人民の感情問題でもあり、中国政府の日本に対する外交カードの一つであると言う視点も必要と思います。中国は南京に南京事件(大虐殺)の記念館を作って、旧日本軍、日本に対する批判の象徴にしていますが、最近では日本との外交の重要性から批判のトーンをかなり下げた展示をしているそうです。竹島も、「領土問題は存在しない」のに韓国政府はことあるたびに領有を誇示して、まるで日本から奪い取ったと言う認識を示しているかのように見えることがあります。個人的には調べようの無い事実よりは、そう言う外交戦略的な視点の方が興味があって重要と思います。
- g27anato
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No3、 つまり「なぜ?」という疑問に対して、 『「こうなんですよ。」と簡単に説明できる事ではない』と答えたのが、先回答なんです。 質問者さんは「国際法」を云々してますが、 「では、質問者さんは『国際法とは何か?』を具体的に理解してるのかな?…明確に説明できるのかな?」 と、疑問に感じました。 なにか「国際法」を誤解してるんじゃないかなという疑問です。 …私個人は「国際法」の実体が全く理解できずに、その効力にさえ疑問を抱いているのです。 質問者さんの言い分は「国際法に従って答を出せば良いだろう」と、 簡単に考えてるのかな?…という印象です。 先回答で難しいことを答えたつもりはありません。 「本当の事が確認できないから、簡単に説明できるような問題ではないんですよ。」と、簡潔に答えたつもりなんですが。 一方は「市民だ」、一方は「兵士だ」 一方は「多い」、一方は「多くない」 一方は「死んだ」、一方は「殺された」 一方は「盗んだ」、一方は「俺の物」 一方は「済んだ事」、一方は「まだ済んでない」、 一方は「自分が正しい」、一方は「相手が悪い」、 質問者さんは一方が正しくて、もう一方が悪いという想定なのかもしれませんが、 「それもどうなのかな?」と感じる次第です。 一つ一つの事実を確認できなければ、 簡単に答を出せる問題ではないということであり、 立場が右だろうが左だろうが、「自分が正しい」と思えば「相手が悪い」と言うのは当然でしょう。 それを「なぜ?」と問うのは、あまりに哲学的な疑問なんです。 子供「あの二人はなぜ喧嘩してるの?」 親「どっちも相手に悪いことされたと思ってるんだよ。」 子供「だって、あっちが悪いんでしょ?」 親「それがね、まだ本当の事が分からないんだよ。」 子供「だって、あっちが嘘つきなんでしょ?」 親「それはね、こっちの人が言ってる事なんだよ。」 多分、この回答でも納得できないんでしょうね、…残念ですが。
- g27anato
- ベストアンサー率29% (1166/3945)
国際法か何か知らないけど、 事実確認はできてますか? …「話」ではなく「事実」の確認ですよ。 例えば「◯万人の人民」と「数限りない兵士」という表現の食い違いについて、 「人数」と「立場」の捉え方や解釈について、 例えば「所有」や「所在」と、「使用」や「施政」の認識について、 …何らかの事実は確認できてますか? 相互に認識を同じくしないまま、 事実確認も無いまま、 双方が、或いは一方が、自己の都合に合わせた解釈に解釈を重ねるだけで、 「推論」が如何にも事実であるかのような論理展開を続けている以上、 そこに何が生まれるというのでしょうか? 何故も何も、事実抜き、証拠抜きの話に、 それ以上の何が有ると言うのでしょうか? 空論を交わすだけの場に、傍らから何を求めようというのでしょうか? 「事実」以外は全て虚言にすぎません。 だから事実確認が必要なのであって、 事実によって「原因」と「経過」があり「結果」に至るのです。 …「結果論」でさえ、事実が認識されてこそ言えることなんです。 結論 …ガキの口喧嘩の段階では、双方の言い分だけで裁定は不可能です。 それ以前に「何があった」のか「何が本当」なのか、 事実確認ができない状態では、「なぜ?」という疑問に答を出すのは性急でしょう。 …保育園の保育士が犯しやすい過ちに似てます。 先ずは「何があったの?」という疑問解消が必要なんです。 そこから掘り下げて「何故?最初は何が有ったの?」から「認識の違い」を確認しなければ、質問のような疑問にも最終的な答は見つからないでしょう。 もし「そんなことは分かってる」ということなら、 現段階での「なぜ?」という疑問には、 「確認できる根拠事実が少なく、未だ主張を認承できるだけの答が出せない。」という状態なのです。
お礼
ご回答いただき、ありがとうございます。 本質問は、別に難しいことを言っているつもりはありません。 国際法について、おそらく知りもしない人が、自らの「トンデモ説を正当化」するために、断片的な材料からトンデモな国際法理論を主張をする そして、本来なら自明な説を否定しようとする そこまでは同じでも、立場の違いにより 同じようなことをしている相手を「嘘つき呼ばわり」する そこまでは、まだいいとしても 少なくとも、ちゃんとした国際法に基づく説明をしている相手に対してまで「嘘つき呼ばわり」し、レッテルを貼る 某サイトなどで、そのような事例を数多く見かけましたので この現状は一体なんなんだろう? このような疑問を感じただけの話です。
- kimamaoyaji
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>「南京事件」の否定論 そもそも当時の南京に30万人もの人は居ないし、仮にいたとして、なぜ逃げなかったの?その殆どが兵士でなく一般市民だったわけで、原爆を落とされた広島でさえ死者は多いですが全滅ではなく、進軍してきたのに、逃げない、そもそも進軍が例えば5万の兵士が横並びで進んで居るわけでないので、30万の人に直面するのは1万以下の兵士です、現代の戦争兵器でも、短期間にそれだけの人を殺す兵器は限られていて、しかも全滅は不可能です、逃げますから。 否定も何も物理的に無理で日本軍が大魔法でも使って人を逃げられないようにしてと言うのでもなければ無理、それにいくら銃を持っていると言っても1人で10人以上、しかも隠れるところの多い町中で勝てると思いますか? 勝ったとして日本兵の死亡者が非常に少ない。 そもそももが、朝日新聞のフェイクニュースから始まった南京大虐殺 東京裁判 の判決文でも「国府軍は5万の防衛兵力を残し撤収し、12/12夜に日本軍が南門に到達すると其の大部分が武器や軍服を放棄して北門と西門から国際安全地帯に避難した(大意)」 とあるそうです。兵士が武装解除して逃げたのに、民間人が逃げなかったと言う方が異常でしょう。 それが真実でない、東京裁判はインチキだと言うのであれば別ですが、原文をみせろと言うかもしれませんが、貴方がアメリカ人でアメリカの公文書館に行けば閲覧できるそうですが、無論写真やコピーは出来ないので、日本人が原文を見ることは出来ません。 竹島問題と言っていますが、元々古い韓国の地図では独島の位置が違うのです。 https://sites.google.com/site/takeshimaliancourt/Home/koreanpropagandapdfdistorture/koreanlate19centurymap では昔の韓国政府(朝鮮政府)の地図は間違いで現座の韓国政府の地図が合っているというのでしょうか?しかしながら、日本より古くから統治していたからこそ領有権が存在するのに、昔の政府は主張していなかったものを現在の政府がしゅちょうするのは無理でしょう。 また同じくアメリカの公文書館に保管されている「ラスク書簡」に李承晩が竹島とその領域を主張したのに対し、国連は朝鮮の領地ではないと回答したわけですつまり国際的に、韓国の領地ではないといわれたのに、日本に軍隊が無いのを良いことに強引に占拠しているだけ、だから、国際司法裁判所で白黒を付けようといっても、出てこないで無視して占領しているだけのこと。 >国際司法裁判所の判例を見る限り やっていない裁判をどうやって見るの??無理でしょう。
お礼
ご回答いただき、ありがとうございます。 >たぶん、いわんとしていることはネトウヨもパヨクも似たようなもんじゃねえのかという意味ではないかなと推測しますが →結局はそういうことなんですけど(苦笑) 捏造国際法を、さも「絶対の真実」であるかのように主張する人たちを某サイトで数多く見かけましたので、率直に疑問を感じたんです。 なお >でも実際の国際法は、サッカーのルールみたいなものです。基本的なものは決まっているけれど、具体的な運用は審判(レフェリー)に委ねられています。 →この例えは納得できました。 そして、確かに >多くの日本人は、国際法を野球のルールのように解釈している。細かく決まっていて、それはきちんと運用されるべきであると考えている。 →これは質問本文にも例としてあげた「南京事件」、あるいは「竹島問題」を似非国際法により正当化しようとする人たちにも感じられることです。 国際法上正当化されるから「正しい」。 本当はその主張自体が「おかしい」んですけどね…