ユークリッドの素数無限の証明とは?

このQ&Aのポイント
  • ユークリッドの素数無限の証明は、素数が無数に存在することを証明する数学の定理です。
  • 証明の方法は、ある素数のリストを任意に与えたとき、その最小公倍数に1を加えた数が素数または合成数であることを示すことです。
  • その証明において、「リスト中の素数は最小公倍数を割り切る」という性質から、「最小公倍数に1を加えた数はリストに含まれない新たな素数である」と結論されます。
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ユークリッドの素数無限の証明を教えて

ユークリッドの素数無限の証明で分からないところがあります。 とりあえずWikipwdiaから引用します。 素数が無数に存在することの証明 - Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B4%A0%E6%95%B0%E3%81%8C%E7%84%A1%E6%95%B0%E3%81%AB%E5%AD%98%E5%9C%A8%E3%81%99%E3%82%8B%E3%81%93%E3%81%A8%E3%81%AE%E8%A8%BC%E6%98%8E a, b, …, k を任意に与えられた素数のリストとする。その最小公倍数 P := a × b × ⋯ × k に 1 を加えた数 P + 1 は、素数であるか、合成数かのいずれかである。素数であれば、最初のリストに含まれない素数が得られたことになる。 素数でなければ、何らかの素数 p で割り切れるが、p はやはり最初のリストに含まれない。なぜならば、リスト中の素数は P を割り切るので、P + 1 を割り切ることは不可能だからである。任意の素数のリストから、リストに含まれない新たな素数が得られるので、素数は無数に存在する。 ---- 引用ここまで ---- 前半はわかります。後半の「リスト中の素数は P を割り切るので、P + 1 を割り切ることは不可能」の部分がどうもわかりません。 「リスト中の素数は P を割り切る」のは当然ですが、だとするとなぜ「P + 1 を割り切ることは不可能」になるのかつながりませんでした。 なぜ「P + 1 を割り切ることは不可能」なのでしょうか? この点について教えてください。 よろしくお願いします。

質問者が選んだベストアンサー

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  • f272
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回答No.1

リスト中の任意の素数pでP+1を割ろうとするとき,Pはpで割り切れるのだから,P+1をpで割った余りは必ず1になるということです。

pringlez
質問者

お礼

あー、意外と簡単なことでしたね。 「割り切ることは不可能」ではなく「余りは必ず1になる」と書いてくれれば分かったのに、と思いますが、その程度はわからなくちゃいけないってことですね。 精進します。ありがとうございました

その他の回答 (1)

  • mitoneko
  • ベストアンサー率58% (469/798)
回答No.2

 具体的に、考えてみましょう。例えば、5という数字を考えます。これに任意の自然数nをかけて1を足します。  5*n+1ですね。さて、これを5で割った余りはいくつでしょうか?答えは、1です。5を任意の自然数にしても成立します。  理由は、a=nq+r (r<n) を満たすqをaをnで割った時の商といいrを余りというというのが定義ですから。この式で、nとqを入れ替えれば、同じ形になりますよね。  さて、すべての素数のリストなるものを作って、その素数全部の最小公倍数+1を作ったわけです。その素数の中から、任意の素数aを持ってくるとしましょう。すると、作った数は、a*(a以外のリスト内の数の積)+1ですよね。これをaで割った余りは、1。つまり、aでは割り切れないということです。どの数を持ってきても同じ話になりますから、結論として、リスト内のすべての素数で割り切れない数字ということになります。

pringlez
質問者

お礼

解ってしまえば簡単なことですね。でも、具体的な値を示していないのに、存在することの証明になるって、まだ不思議です。 ありがとうございました

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