この先金正恩がジンバブエの大統領ロバート・ムガベの

質問

この先金正恩がジンバブエの大統領ロバート・ムガベの逆パターン的な感じで、良い政治をするようになると思いますか？

回答No.2

koncha108 · ベストアンサー

独裁者が必ず陥るのが自分自身を頂点とした特権階級の形成。富の搾取と独占と反対者の拘束、粛正。
民主主義や自由経済が未成熟な国で国体を維持するには富と権利の分配により忠誠心を示すグループの構築が必須なのでしょう。
ロシアのプーチン大統領も元はと言えば初代ロシア大統領のエリツィンが引退するに当たりそれまでの悪行、腐敗を追求せず特権を継続させてくれる敏腕で忠誠心を示す人物を後継者として探す課程で白羽の矢が当たったのだそうです。
また民主主義国家ですら未成熟の段階では権力の悪用と腐敗による政治がスムーズに国を運営する手段として使われ、お隣の韓国では政権が交代するたびに前の政権の大統領や家族の起訴、逮捕が相次ぎます。
ましてや北朝鮮は強烈な恐怖政治で国民を奴隷化していますから、良い政治と言っても国民を解放して自由にするわけにはいか無いでしょう。とは言え経済の困窮は待った無しで対策しないといけないようで、少し前から禁じられているはずの自由市場は容認されているようです。でも貿易も含めた自由経済に踏み出せるかというと、海外の情報流入や他国との人の行き来が増えれば自由な思想と反乱の芽になりアラブの春のように体制転覆につながりかねない。結局少しでも良い政治をすることが自分自身や家族の命取りになります。
私はこの事実こそが、北朝鮮が核を簡単に放棄できない根本的な理由だと思っています。アメリカと対等に渡り合い反乱を起こす余地がないほどの力を持った金一族のシンボルが核ミサイルなのだと思います。

お礼

なるほど、いくら独裁者でも死は恐ろしいから悪に走るということですか。
金正日が大飢饉の時に凍結化していた核開発に拍車をかけなければもしかしたら違っていたかもしれませんね。
回答ありがとうございました。

回答No.3

nagata2017

なりません。
一度禁断の木の実を食べてしまうと　もう逃げられなくなります。
独裁者という甘い果実。

お礼

ですよね笑
DBの孫悟空が崖から落ちて頭を打つ前と後並みに違ってきますからね。(例え分からなかったらすいみません)
回答ありがとうございました。

回答No.1

noname#252332

21世紀に良い政治をするとは、その国が独裁でない民主的な法治国家になるということです。民主的な法治国家が、兄さんを殺したり部下を殺したり国民を殺してきた犯罪者に何をするかというと、なにしろ東アジアですから裁判にかけて死刑にするしかありません。あの貧乏国の独裁者さんは、悪い政治をすればアメリカに殺され、良い政治をすれば同胞に殺される、もうそのレールに乗っているので戻れません。せめて独裁者の次男だった頃に戻りたいでしょう。あの楽しかった留学時代。

　彼がまだ生きていて、サダムフセインやビンラディンが手早く殺された理由は、あとの二人が元はCIAの手先で、彼等に戦争を教えたのも武器を与えたのもアメリカだったからです。彼等に回顧録でも書かれたらアメリカは大変なことになった。前者はその心配がないのでまだ生きていますが、ランク的には同じです。つまり彼には、アメリカに最終決断をさせない程度に悪くない政治をして、自分の国が民主化しない程度に良くない政治をする、どっちつかずで自分の寿命がめでたく尽きるまで時間を稼ぐしか方法がありません。気の毒ですが。

お礼

なるほど、詳しくありがとうございます。
所詮はソ連の傀儡政権だったのでそう長く続かないですよね。
回答ありがとうございました。