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不動産投資
不動産投資 不動産の購入を検討しています。 知識がまったくないので今度無料面談に行くつもりなのですが、押し売りをされないか不安です。 おそらく彼らの常套手段としては、リスクをすべて説明し、最後に「では購入していただけますか?購入を決断できない理由はなんですか?」と質問してくるような気がしています。 この時返せるように、不動産投資のリスクについてみなさんの知恵をお借りしたいです。 よろしくお願いいたします。
専門家の回答 ( 1 )
- 専門家榎本 佳納子(@emlabo) 不動産コンサルタント
こんにちは。不動産エージェントの榎本佳納子です。 日頃から不動産購入・売却・投資のご相談を頂きますので、ご回答させていただきます。 まず、不動産投資(おそらく、投資全般にいえること)で大切なのは、何故、不動産を購入したいのか?そもそもの動機をきちんと理解する事だと思います。 将来のために・・・ 将来、年金だけでは足りないから・・・ 不安だから、収入源を増やしたい 上記のような理由の場合、もっと深掘りしてみてください。 - 子供が大学に進学するときにまとまったお金がほしい(〇年後) - 将来の年金は〇万円しかもらえないから、理想の生活をするには月々〇万円が必要になる - 60歳で退職したいから、退職後にも+〇万円入ってくるようにしたい 漠然とした理由ではなく、「目的・動機」をはっきりすることで、それを達成できないような投資話を仮に提案されたとしても、きちんと断ることができるのではないでしょうか。 また、不動産投資は、投資というより、「マネージメント」に近いと思います。買って終わりではなく、どんな人が入居者の候補になるのか(エリアや物件のグレードによってもターゲットになる借主が変わってきます)、保証会社は何処を使うのか、空室のリスクはどれくらいなのか、メインターミナル駅までのアクセスはどうか等、投資をする前に知っておきたい事は山ほどありますし、購入してからも、急な入居者の入れ替わり、マンションの場合は積立修繕金の値上げなど、考慮する点も多くあります。 まずは、下記のことを把握した上で、投資しても良いかをご検討してください。 〇貸し出した際の想定賃料 (業者の資料だけでなく、ご自身でSUUMOやat home等で調べてみてください) 〇利回りについて (表面利回りはあてにならないので、営業純利益利回り(NOI)や全期間利回り(IRR)も算出してみてください) 〇総合損益=(売却損益)+(運営損益)がプラスになるのはいつなのか 自己資金額を上回るのはいつなのか 数字に惑わされて、すごく儲かりそうな話をよく耳にしますが、よくよく考えると手間と時間とリスク(借り入れ)のわりに、リターンが少ない、またはマイナスなんてことも考えられます。 少しでも参考になりましたら、幸いです。
榎本 佳納子(@emlabo) プロフィール
OKWAVEをご利用の皆様はじめまして 不動産エージェントの榎本佳納子です。 このたびは、当プロフィールをご覧いただき、誠にありがとうございます。 神谷町で完全会員制の不動産会社を営んでおり...
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