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テーパー軸とは?図面表記や削る方法について知りたい
- 旋盤加工のテーパー軸について、図面で用いられる1:30などの表記の意味は理解できるが、実際に削る際の刃物台の回転方法がわからない。
- 数学の基礎を再学習しているが、三角関数からの理解が難しい。
- テーパー軸の計算式や応用の考え方、分かりやすいテキストについて教えてほしい。
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旋盤加工でのテーパーというのは、z軸の変化量に対し、直径がいくつ変わるかを示します。 ですが、旋盤のx軸は半径に相当するものです。 よって、まずはテーパーの値を2で割ります。 尚、この2で割った値は勾配と言います。 (1:30つまり1/30テーパーなら1/60勾配になります。) 勾配の定義を見てもらえばわかると思いますが、これはtanθ(正接・タンジェント)と同じです。 tanθの値から角度のθを逆算する事は難しいので、関数電卓やExcelなどの表計算ソフトを使う必要が有ります。 逆算する機能名(関数名)にはAtan、Atn、tan^-1など複数の書き方があり、機材やソフトによって違います。 また、一部ソフトでは、角度の単位が[度]ではなく、[ラジアン]の場合が有ります。 θ[度]÷360X2π=θ[ラジアン] です。
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- ohkawa3
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NC機を扱うか、アナログ(汎用機)を扱うかによって対応が違うように思います。 刃物台を回転させてテーパー加工を行うのは、アナログ(汎用機)ですね。 刃物台の角度目盛は、十分な精度がありませんから、信頼できるテーパー加工を行うには、テーパー角が信頼できる標準器を旋盤にセットして、ダイヤルゲージ等を使って、刃物台の角度を標準器に合わせる調整を行うことで所要の精度を達成しているのだと思います、 最終的には光明丹などを使って、「当たり」をみて微調整することで、目標の精度を達成させていると思います。 最初に設定する角度を間違えないためには、数学の知識も有効ですが、最終的に角度を合わせこむのは、「当たり」をみて微調整する技能のようにも思います。 「頭」で覚えることを否定しませんが、「手」で覚えることも有効な手段と思います。
お礼
やはり最終的には手の感覚も重要ということですね。 勉強になります。 ありがとうございました。
- 中京区 桑原町(@l4330)
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お礼
ありがとうございます!
お礼
>tanθの値から角度のθを逆算する事は難しいので、関数電卓やExcelなどの表計算ソフトを使う必要が有ります。 やはり手計算では無理があるということですね、ありがとうございます。