仏教の五戒と宿坊の般若湯
ご存知のように、仏教では出家せずに仏教を信じる在家信者に五戒という戒めを求めます。
仏教の五戒
不殺生戒(ふせっしょうかい) - 生き物を殺してはいけない。
不偸盗戒(ふちゅうとうかい) - 他人のものを盗んではいけない。
不邪淫戒(ふじゃいんかい) - 不道徳な性行為を行ってはならない。
不妄語戒(ふもうごかい) - 嘘をついてはいけない。
不飲酒戒(ふおんじゅかい) - 酒を飲んではいけない。
五戒の最後に不飲酒戒があります。
私は、週に三回、酒を嗜むので、仏教徒にはなれないなぁと観念しておました。
ところが、弘法大師空海が開いた真言密教の総本山である高野山で全国から参集する在家信者を宿泊させる宿坊の案内をみておりましたところ、般若湯(はんにゃとう)という隠語で、日本酒を供するというではありませんか!
現在も生きてお経を読んでいるとされる弘法大師空海が、おひざ元の宿坊で在家信者に般若湯という隠語で酒の接待をしている事実を知ったら、どのようなお言葉を発するのでしょうか?
宗教のカテゴリが無く、また哲学のカテゴリにこそ、独創的世界観、独自の宗教観をお持ちの回答者が多いと聞きましたので、善男善女のご意見を伺いたく、お願い申し上げます。
お礼
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