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「いないようだ」という文語表現について
「まだ人に慣れていないよう」という意味を文語的に表現したいのですが、「慣れていぬよう」でいいでしょうか。それとも「慣れておらぬよう」でしょうか。俳句をつくっていますが、アドバイスをお願いします。
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『日本国語大辞典』の「なれる」の項の例文に「なる」の語幹に現代語の「テイル」に相当する複合形は見られません。 したがって、語幹に直接否定の助動詞をつけて状態を表したものと思われます。「ナレズ」で、現代の「慣れていない」と同じ意味があったようです。 そうすれば 「未だ、慣れぬにや(あらむ) > まだ、慣れていないのだろうか > まだ、人に慣れていないようだ とも。
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- Nakay702
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回答No.2
>「まだ人に慣れていないよう」という意味を文語的に表現したいのですが、「慣れていぬよう」でいいでしょうか。それとも「慣れておらぬよう」でしょうか。 ⇒「慣れておらぬよう」とか「慣れておらぬやう」でもいいと思いますが、 副詞句として用いるなら、「慣れておらぬがごとく(に)」とも言えます。 この終止形は、「慣れておらぬがごとし」です。 観点を少し変えて、さらに文語的になりますが、 「不慣れをいたすがに」というような表現も考えられますね。 「不慣れなことをしそうに(見える)」といったニュアンスです。 以下は、この「がに」を使った拙作の短歌です。 「悠久の 時の流れを 拒むがに 椿は白きを 凛と研ぎ澄む」。
質問者
お礼
ありがとうございます。御句も参考になりました。
- toratyan819
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回答No.1
後者がいいと思います!
質問者
お礼
さっそくのご回答ありがとうございました。
お礼
ありがとうございます。勉強になりました。