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暴力励賛の影響とは?
- スポーツ界における暴力の問題についてテレビが報じています
- 暴力による指導の結果を良しとする風潮に懸念を感じています
- マスコミや社会の価値観が暴力励賛の体質を作り出している可能性があります
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質問者が選んだベストアンサー
>暴力で指導して選手が成果を上げたら、誰のおかげですか?。 と訴えたいですね。 「それは指導者のおかげでしょう」 という意見が大半になります。 「選手が頑張ったからだ」 という意見は少数になります。 ここが、暴力の怖い処です。 実際は、選手がやって結果がでます。それを指導者のおかげだと言うの であれば、変な歪さを持ってしまうことになります。 そう思います。 しかし、色々な権限を持っているのは、指導者や、加盟している団体の 役職者です。 ここに逆らえば、いくら良い選手でも試合はおろか、練習もできない こともあります。選手は非常に弱い立場です。 他の業界も会社でもそうですが、良い先生(指導者)につかないと 日の目を見ないで終わってしまう場合があります。 「選手ファースト」を第一に考えてくれる指導者や組織では、 選手が実力以上の才能を発揮し、結果を残すと指導者や 組織の名声が高まると思います。 アスリートも指導者も、そして上部組織も、マラソンの青学のように なりたいものです。
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- eroero4649
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難しい問題ですね。問題の根幹のひとつには、「指導者を教育するシステムが存在しない競技が多い」ということがあるのではないかなと思います。 スポーツ指導者の多くは、元現役選手です。引退後、指導者への道を歩みますが、そこで「効率よく指導するにはどうすればいいか?」ということをその新米指導者に教育する人がおらず、そのまま指導者になってしまうというケースはよくあるのではないかなと思います。 そうなると、その指導者の指導者としての引き出しは基本的に「自分が現役時代にどういう教育を受けてきたか」ということになります。ボコボコに殴られながら指導されてきたならば、そういうものだ、というかそれ以外にやり方を知らないということもままあると思います。 それはスポーツに限りません。一般的な企業でも、部下や新入社員の面倒を見ろと命じられた時に本屋に行って「コーチングとは」みたいな本を買ってくる人はまず稀です。指導者、教育者としての素養がない人が教育係を命じられることも珍しくなく、そのため「分からないことがあったら聞け」「見て覚えろ」なんていわれて途方に暮れるなんてことがよくあるのです。私もいろんな会社を経験しましたが、新人を研修する立場の人が「どうすれば効率がいい研修ができるか」なんてどこからも指導されないままやっていたなんてのがほとんどです。 サッカーの場合は、指導者を対象にした公式ライセンス制度があり、ライセンスがないとJリーグの監督などはできないようになっています。ですからサッカーはあまりそういう暴力的指導者の話は(他の競技に比べると)聞かないですよね。 しかしサッカーのような指導者を対象にしたシステムを用意している競技は稀で、ほとんどの競技がその人の現役時代の経験に頼った知識と経験だけで指導者になっているという現実があります。そうなるとおかしな指導者がなかなか淘汰されない、ということが起きるでしょうね。
お礼
回答ありがとうございます。 ダメだありゃ。 フジテレビ「バイキング」で速水コーチの暴力場面を見ましたが、 明らかに問い詰めて、答えない宮川選手を叩いている。 しかも何回もです。 そして、後ろに縛っている髪の毛が飛んでいる状態です。 ヘタしたら首の骨がズレてしまう程の殴りようですね。 私が中学生の時の教師もそうでしたが、女生徒を殴っている教師に 「女を殴るなんて男じゃねぇや」と私が言ったら、私にも殴り 掛かってきました。 男としての生き方も教師としての生き方も法律を守る人間としても 最低の男が、なぜ教師をやっているのか。それが分からなかったので すが、少し分かってきたような気もします。 人を殴るのが楽しい人間なのです。それ以外ありません。 それを隠すための隠れ蓑として、教師やコーチの伯が欲しかった。 ただそれだけですね。
- yama1998
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今の日本の五輪での成績はめざましいものであり、海外は基本的に幼少時から日本の子どもが授業受けてるときも鍛えているので、その穴を埋めるのに指導者は海外より短い期間で鍛えなくてはならない、それにこたえるために時には手が出てしまう、ただそれによって成果が出ているのであれば、後進国と言われることはないでしょう。 なぜなら、海外では暴力で教えるという文化は元々ないわけで、それが時代遅れなのか否かは議論できません、できるのは昔からやってた日本ぐらいです。時折マスコミがこういう暴力沙汰で海外から遅れてるとか勝手に言ってるだけで、遅れてるか否かは海外はそれを述べる理由がないのです。 ただ断っておきますが、それがいいというわけではなく、明らかに日本のスポーツのイメージは悪いことは間違いはありません。あくまでレッテルの話だけです。それで成果を上げてる以上は、海外も認めるところは認めるでしょう。 日本のスポーツは戦前からの軍隊式で行われており、戦後は戦争帰りの人たちが子供たちをスパルタで教え、それで成果をあげてきたのですから、教えられた子供はそれが当然、自分がそれがあって乗り越えられたから指導者になっても同じことをやる、という繰り返しです。特に大相撲は、出世した人しか親方になれない、協会に残れないので、いつまでも暴力は絶えません。 現在出ている問題も氷山の一角です。暴力をなくすにはやはり体質を直さないといけませんね。大相撲も暴力はいけないとあちこち張り紙を貼りまくったそうですが、根本となる上下関係、上の言うことは絶対の文化では、そういっても手が出ない代わりに言葉の暴力、パワハラやいじめは増えるのではと危惧しています。上に対して下のものは、はいといいえしか言えない文化は今でも高校大学では多く残ってますから、そうなると上がやったことには文句は言えなくなるわけですからね。現に自分の現役時代の体験はさせるべきでないと、体質を改善させた指導者も多くいますが、ある名門校では新しい指導者が改善をしようとしたらOBなどから反発をくらい、成績不振を理由にクビにされた事例もあります。体質を改善させるにはまだまだ時間がかかりそうです。
お礼
回答ありがとうございます。 No6のお礼にも書きましたが、「女を殴るなんて男じゃねぇや」と 言った途端、私を殴りつけてきた教師の心情とはなんでしょう。 「俺をバカにするな」でしょうか。 それが正義ですか?。とてもそんなものじゃありません。 それとも、私の口を抑えて黙らせれば女生徒を殴っている教師の 行動は正当化されるのでしょうか。 暴力とはそういうものです。 多くは正義を捻じ曲げるために発揮されるものです
- Osric
- ベストアンサー率17% (280/1580)
世の中変わってきています。現在の指導陣はスパルタで鍛えられた時代の人ですが、あと10年も絶てば、現在選手で、ハラスメント忌避世代がコーチになります。そうなれば、今より確実にハラスメントはなくなると思います。逆に根性論に頼らない指導がコーチの優劣の判断になると思います。
- human21
- ベストアンサー率37% (938/2476)
言われている事は全て正論だと思います。 様々な理由を付けて、暴力が伴う指導を正当化するのは詭弁です。 ほとんどの先進国のスポーツ指導において、暴力など無くても 選手は安全に好成績を残しています。 指導能力がない、自分の感情をコントロール出来ない、自分本位の 指導者が暴力指導を行うと考えています。 暴力指導をわずかでも認める人達は、暴力指導者と同類だと思っています。
お礼
回答ありがとうございます。 TBS「サンジャポ」でテリー伊藤氏が言われている通り、この速水 というコーチは言葉に詰まる、言葉が出てこない。という自身の ジレンマから暴力に走る傾向にあると思いますね。 こういった人間は、性格は治りません。 増々、狂暴性を増してきます。危険ですね。
- kaitara1
- ベストアンサー率12% (1158/9169)
私はこの種の暴力に別の解釈をしています。スポーツ、特に体操などでは一瞬の油断で再起不能あるいは致命的な事故が生じます。しかし言葉で言ってもその重大さはなかなか伝わりません。しかしたたかれると痛みによって危険の現実性が容易に想像できます。これが指導者の暴力だということです。はたで見ていれば単なる暴力でしょうが、当事者にとっては別の意味があります。座禅でたたかれるのと同じ意味でしょう。学問の場などでは肉体的な苦痛は使われず主に言葉によるものになりますが、それがパワハラといわれるものか指導なのかはなかなか区別が難しいのと同じです。
お礼
回答ありがとうございます。 座禅で動くと肩を叩かれる。という決まりとはいえ、叩かれ過ぎて 肩が腫れあがった人もいるようです。 そうなれば、なぜ座禅などするのか。という疑問も生まれますが。 座禅を組んで瞑想して精神を統一する。という高邁なことを言う のではなく、巨人の星にも紹介してある「打たれて結構、いや もう一歩進んで打たれてみよう」という心境になることが大切だ。 と僧侶に教えられ開眼する。という下りがあります。 この、一件で星飛雄馬は父親のDVから解放された一瞬だったので しょう。 その点は、速水コーチの暴力の正当性を解説したものとは言えません。 速水コーチの暴力がどういうものだったのかが分からない限り いつまでも、論議の対象になるでしょう。
お礼
回答ありがとうございます。 私は、こういうスポーツ界の暴力、パワハラ問題を聞くたびにゲンナリ してしまうのです。 どうも、どす黒い泥濘に足が入っている状態で、選手が戦っている ようで可哀そうでならないのです。 ずっと以前に競泳の選手がロスオリンピックの際に、大麻を吸って 大問題になったことがありました。 その問題を重く見た水泳界が体質改善を図り、現体制に移行した と言われています。 選手がコーチを選び、垣根の無い環境で練習できる体制を作ったの です。それにより腕の良いコーチが生まれ、またコーチ間の繋がり も良くなり技術協力もできるようになった。と聞いています。 ですから、オリンピックやアジア大会で、チーム日本として戦うこと ができるのです。みんな仲良しですね。 日本にこんなに素晴らしい手本があるのに、他はどうしてマネしない のか。大いに疑問です。