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日本はなぜ嫌われる？
柔道の世界でルールが曲げられたり日本人理事がいなくなったり、あるいは女子レスリングでも明らかな誤審で日本人選手が不利になるような状態になっています。 考えれば数年前にスキー純ジャンプでも日本人選手を狙い撃ちにしたようなルール変更が行なわれ、その結果、日の丸飛行隊は低迷を続けています。 なぜこんなに日本人は国際スポーツ界の中で総スカンを食っているのですか？ 特に柔道なんて日本が発祥の国ではなかったでしょうか？ 発祥の国って結構重要で、たとえばサッカー発祥の国、イギリスの場合なんて 「発祥の国に敬意を表して」 複数のチームが国際試合にエントリーしているはずです。 たしかイギリスからは３～４チームがスコットランド代表だとかイングランド代表だとかで出場していると思います。 そこまで尊敬されなくても、なぜ日本あるいは日本人選手がこれほど露骨に嫌われるのか理解できないのですが ・・ 昔と違って商業主義になっているとか聞きますが、それはサッカーでも同じだと思います。 日本とイギリス、なぜこんなに扱いが違うのですか？ 日本は国際貢献だとか文化交流だとか、スポーツに限らず世界中にお金をばら撒いてきたはずですが、その結果がこれかと情けなく思っています。
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柔道と女子レスリングで言えば、日本が圧倒的に強いことも理由です。 同じ理由で、冬季オリンピックのスキー複合でもジャンプの配点を低く するというルール改正がなされ、日本の３連続金メダルが阻止されました。 ただ、ヨーロッパの国なら強すぎてもここまで露骨に妨害はされません。 その理由は他のみなさんが説明されたように、東洋に対する差別があると いって間違いないでしょう。 そもそも、オリンピックなどにおける「 アジア 」の区分けからして、 我々から見ると、明らかにおかしいですよね？ 文化的にも人種的にも なんら関係のない中東が、アジアということで日本と一緒なのですから。 これは結局、ヨーロッパ人から見て異郷（ 異教徒の地 ）であった 中東から向こうを全部、アジアとして一緒くたにしてしまったからです。 東アジアから見れば、漢字圏＆黄色人種ならミャンマーまでがアジア ですし、仏教というくくりでインドは含めてもいいかもしれませんが、 パキスタンから先は明らかに別のエリアです。 となると、せめて東アジアなり東＋東南アジアで連合を組んでも 良さそうなものですが、わりと民族や文化が近いヨーロッパと異なり、 東アジアだけでも中国が日本の味方をしない状況では、数に頼んで 対抗することもできません。 結局のところ、現代社会の枠組みはヨーロッパで形作られたもの なので、現状ではヨーロッパ優先になるのはしょうがないところな のでしょうね。スーツにしろ自動車にしろ建築にしろ、さらに言えば スポーツという概念自体、ヨーロッパ発祥なのが現実なのですから。 それを受け入れたくないなら、相撲のようにドメスティックに 続けるしかないのです。もし SUMO になってしまったら、カラダの 大きなロシア人あたりが横綱を独占してしまうでしょう。
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欧州はＥＵヨーロッパ連合組織があり、いわゆる１つの共同体で通貨も統一し、今や仲間・身内であるわけです。その「身内」は５０前後までに膨れ上がり、世界で一番多い地域となっているので、サッカーなど各スポーツの連盟も欧州に置かれ、各連盟の理事も大半を占めて、「身内」が中心で物事が決められていくわけです。そういう意味ではイギリスは仲間であり身内であるわけです。 中には先に回答にあるように見下したり差別的な感情を持つひとも出てくるかもしれませんが、日本などの他地域が入り込んできたら、「身内」としては面白くなくなるので、なんとか自分たち中心にしようと考えるわけです。その理事も大半ですから、どうしても欧州中心となるわけです。全ての地域満遍なく理事を送り込むような組織にしないと今後も欧州優位は続くでしょうね。
お礼
有難うございました。 言ってみれば、ヨーロッパ中心主義における排他精神のようなものが原因になっているようですね。 これはこの先も延々と続くのでしょうね。
- myeyesonly
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こんにちは。 いくつか理由はあるでしょうけど、私は結局の所、白人ｘ有色人種、という事だと思います。 これは人種的な云々じゃなくて、生存圏の違いにより全く異なる文化が生まれた結果、文化的排除に繋がっていると思うからです。 そもそも日本の文化である柔道を世界中に理解させるのは無理だと思います。 日本国内でも既に崩れかけている日本文化です。 違う文化圏では柔道みたいな物が広がっていくだけで、日本の歴史・風土を全く理解してない、また似たような精神構造をもたない国の人が日本と同じ柔道を出来るとは思いません。 アントンヘーシンクなどは非常に珍しい部類でしょう。 同じ柔道でも柔ちゃんは世界でも通用してますが、あれは世界用に柔道の考え方を変えた結果だと思います。 私が学生時代ならった柔道、剣道では、審判を見てはいけない、決まった後バンザイなんてのは礼を失する恥ずかしい行為、と教わりました。 しかし世界に広まった柔道では、決まったかどうか審判を見るのが当たり前、決まったらアピールするのが当たり前になりました。 先日の男子の結果はこの点を象徴的に現してると思います。 アピールが無かった結果、相手の選手の派手な動きを技が決まったととられてしまいました。 私はこれは日本の伝統柔道ではないと思いますが、世界に広めるつもりがあるのならこういう傾向は仕方がないと思います。 その点では日本柔道男子は考え方を変えるべきです。 レスリング女子やスキージャンプなどはそもそも日本の種目ではないですので、そういう部分もないのでしょう。 下手にお金をばら撒いてるから、逆にやっかみを受けてるのかも。
お礼
有難うございました。 おっしゃるように、礼に始まって礼に終わるという日本独特の武道精神を西洋に広める事自体に無理があったかも知れませんね。 相撲の朝青龍問題もそうですが、外国人に日本文化の真髄を教えたり広めたりするのは実際には不可能なんでしょうね。 相撲も柔道も剣道も一見スポーツのようで、実は人間修業の場であるという事なんでしょうが、考えれば日本人の中でも今の若い世代にどれだけ理解されているかですね。 「柔道と Judo とは違うスポーツと考えるべき」 と説明する評論家がいましたが、それなら今の柔道は柔道にあらずとして、国際柔道連盟から脱退し独自の講道館柔道としての道を歩むしかないような感じがしました。 勝つために技が決まった瞬間に審判にアピールしろなんて、嘉納治五郎先生は教えたでしょうかね？
- biwa-plus
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今ごろ時代錯誤かと思われるでしょうが、西洋にとって東洋は格下なのです。そして何だかんだ言って日本は東洋の国なのです。 なのに日本は経済大国であり、大きな顔をして世界で荒稼ぎをしている訳で、西洋人にしてみれば面白くないのです。まープライドを傷つけたと言う感じでしょうか。 ですので、その様な細かい所で差別をしてきているのだと思います。 捕鯨の問題もその一つでしょう。 これを無くすには西洋の国に、東洋は互角であると認識させるしか無いと思います。 評論家が「中国や東南アジアとの外交を強化すべき」と言っているのは、そのあたりの計算もあるはずです。 ですが西洋かぶれの人達には理解できない話の様ですね（前総理大臣もそう言う人みたい）。
お礼
有難うございました。 要は黄色人種に対する差別が根本にあるようですね。 これは短期間に無くならないと思います。 考えれば日本が台頭してきたのは僅か３０～４０年ほど前くらいからだと思いますが、何百年もヨーロッパ中心主義できた西洋人の思想を変えるには、まだ百年近くかかるかも知れません。 日本にまだ侍がいて刀を差して歩いていると本気で信じている西洋人もいるらしいですから、彼らの差別意識が無くならい間は日本のスポーツ界はジリ貧の道しかなさそうですね。
- rimurokku
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日本の成り上がり拝金主義。 その上に、アメリカの力をバックにやってこれた事から独り立ちし、力が付いてきたことを良いことに自らを主張し始めた。 敗戦国が、短期間に世界のトップに立てたことに対するやっかみかな。 世界が一つの会社としてたとえれば、強引な取引で失敗し切り捨ての危機にさらされた部門が、メインの部門に援助を受けて立ち直り、会社の花形部門に成った時に少しは遠慮して下手に出ていれば誰からも愛されるが、中身の人間が入れ替わって昔の成り立ちを忘れ、なりふり構わず思いっきり力を出しまくれば、やっかみも出れば嫌われもして摩擦も起きるでしょう。
お礼
早速のお答え、有難うございました。 短期間に世界のトップクラスに上り詰めた事に対する嫉妬が原因なんですね。 日本スポーツ界は衰退の一途を辿るしなないのでしょうか。 北京五輪で金はいくつ？ とかマスコミはすぐに煽り立てますが、このままだと金メダルなんて夢のまた夢に終わるかも知れないですね。
お礼
有難うございました。 おっしゃるように、私も何で中東地域がアジアになっているのか違和感を覚えていました。 要は中東から東は全部一括りの扱いになっているわけですか。 逆に中東から西、アフリカもアメリカも含めて全て 「欧州」 という扱いにすれば彼らはどんな反応を示すでしょうね。 現状ではスポーツの世界も白人中心主義で運営されているという事になるんですね。 となると日本はこれからドンドンと隅に追いやられるという事態になるかも知れませんね。