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エントロピー増大則の例外

N5200model05の回答

回答No.3

経済社会というより、生命とはすべからく、増大するエントロピーを外に捨て、常に自らの内にあるエントロピーを極小化しようと活動するものと言えます。 死せる生物を見れば、そのエントロピーは徐々に増大する(つまり朽ちてゆく)ことはおわかりになると思います。生けるものとは常に外部からエントロピーの低い食物を取り込み、呼吸による熱や種々の排泄物として、外部にエントロピーを捨て続けているのです。 ですので、経済活動とはヒトという生物が自らの生存のために行う活動である以上、常にエントロピーを極小化(つまり、富や資源を偏在化させようと)する傾向があると言えるのではないでしょうか。

dialectic
質問者

お礼

ありがとうございます😊

dialectic
質問者

補足

ヒト単体のミクロな振る舞いはともかくとして、社会全体のマクロな状態が、エントロピー増大則に反した振る舞いになることに、奇妙なものを感じます。 例えば、真空中に気体分子を放てば、拡散しても、逆に、ある一部分に集まって他の部分が真空の状態に保たれる振る舞いは起こりませんよね?

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