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株価と金利の関係について
株価が上昇する場合、資金需要が増加して金利が上昇するというのが漠然と分かるのですが、どうしてなのかがハッキリ分かりません。 「株価の上昇→資金需要の増加」ということと、「資金需要の増加→金利の上昇」ということの理由とプロセスが分かりません。教えてください。
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>「株価の上昇→資金需要の増加」 いろいろルートはあるのでしょうけど、株価に限らず、上昇し始めると、その後も上昇するという予想が立ちやすくなります.背後に実体経済の景気の良さがあれば、そういう予想を皆が持ちやすくなります.そうすると、将来の株価高からの利益を得るために今株を買おうとして、資金需要が増えると考えられます. >「資金需要の増加→金利の上昇」 資金の取引価格が金利ですから、資金の需要が多い=借り手が多いと、貸付金利は高くなります。 ただ、金融の論理は統一見解がないですし、一筋縄では行きません.また常識的論理というのでさえ、その常識さは、発言する人の立場にかなり依存するはずです. 株価上昇というのも、どういった局面から上昇したのか、また金利も株価も資金需要も、どういったつもりで表現されているのかも本当は気をつけないといけませんが、僕はすべて集計化されたマクロ変数として考えました.
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- orimoto
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ちょっとあなたのロジックが分からないのですが、関連事項についてぼくの理解していることを、書きますと、 1)株価と金利は、お金の運用からみると、対立事項になります。つまり、金利が高ければ、貯金等の利回りが良くなるので、お金は株式市場から移ってくるし、逆ならば、株式市場へ向かうという図式です。(↓参考URLちょっと下の「株価に影響を与えるもの」) 2)資金需要の増加というのは、通常設備投資などが活発化して、投資資金を求めることを言います。 http://www.osaka.cci.or.jp/Chousa_Kenkyuu_Iken/Bsi/bsi_1.html 3)この2つを結びつけるとすると、まず資金需要が増加しますと、企業は資本市場から調達しようとしますから、株価の上昇要因になります。逆に株価が高いと、少ない株数の発行によって、所定の資金が調達できますから、あなたのはじめの「」は容認できます。 4)しかし発行株式数があまりに多くなると、株価の圧迫要因になるので、株価が下がって資金を求める先が融資に向かうことが考えられます。しかしそれが金利の上昇原因に直接なるとは考えられず、強いて言えば、景気の過熱をさますため、当局が金利をあげることになるのだと思います。 ちょっとこじつけのようですが、あなたのロジックをサポートしようとすると、こういう理屈しか考えられませんが。