宅建の意義について。

質問

国家試験の宅建は、ある程度の評価があるのでしょうか？？

回答No.1

mitoneko

評価があるというのが、今ひとつ答えの方向性がわからないところもありますが・・・

　正式名称、「宅地建物取引士」になるために、必須の資格試験です。この試験に合格後、講習か事務経験を経て、県に届け出をして晴れてなることが出来ます。
　で、一般的に、最後に「士」が付く資格は、ほぼ、漏れなく、「この人しか出来ない」業務というのが存在します。これを「専権業務」といいます。
　例えば、弁護「士」でないひとは、裁判の弁護人をすることは出来ません。電気工事「士」でないひとが勝手に電気工事をしてはいけません。と言った類です。
　では、宅建士で行きましょう。宅建士でないひとは、宅地建物の取引の際に義務づけられている重要事項説明をしてはいけません。また、重要事項説明書への署名捺印や契約書の確認の署名捺印をすることも出来ません。いずれも、宅地建物の取引には、絶対に欠かせない業務です。
　というわけで、宅建士がいないと、宅地建物取引業（要するに不動産屋さん）は業務になりません。また、このような業務をする会社は、必ず必要な人数の宅建士が所属していなければならないといった規定もあります。
　といったわけで、宅地建物取引をする会社にとっては、絶対に欠かせない資格で有り人材となります。

　合格率は、２０％程度と結構な難関です。