マクロでの加工において工具のスムーズな動きができない理由について

このQ&Aのポイント
  • マクロで円弧加工を1度刻みで作ると、工具の動きがスムーズにならない問題が発生します。加えて、回転数を上げて送りを高速化すると、工具の動きが滑らかでなくなります。この問題はマシニングの性能に関係している可能性があります。
  • GコードのG2、G3は、高速な送りでも正常に動作しますが、マクロではないため、マクロによる加工では問題が生じる可能性があります。
  • この問題については、マクロの設定やマシニングの性能を確認する必要があります。工具の動きをスムーズにするためには、マクロの設定や工具の最適化が必要です。
回答を見る
  • ベストアンサー

マクロで小刻みに加工すると工具がスムーズに動かない

マクロで円弧加工を1度刻みで作り回転数を上げ送りもF800くらいにすると工具がスムーズに動かなく、送りもだいぶ落ちます。実際送りを落としたりして加工していましたがマシニングの性能の問題でしょうか? GコードのG2、G3は、どんなに早い送りでも動くのが不思議です。マクロではないのでしょうか? 宜しくお願い致します。

noname#230358
noname#230358

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
noname#230359
noname#230359
回答No.1

ご使用になっているマシニングセンタの年式=CNC装置の性能 によって大きく左右されます CNC内部では、常に実行しているプログラム行に先行して演算を 行なってはいます しかし、マクロにて一度毎に分割して実行するプログラム行数 が増えると、実際の動作に対して演算処理が間に合わなくなり、 結果として送り速度が低下します 円弧指令は書かれた一行により一気に演算するので、処理が十分 に間に合います 蛇足ですが、送り速度をF4000とか10000とかにアップすると、動作に 追従遅れが生じて、指令に対して円弧の軌跡が小さくなります (半径減小という現象です) おもに金型を点群データで加工するような高速高精度マシンは 十分なバッファをもって先読みしながら演算処理しかつ追従遅れを ミニマムにするような制御を行ないます 加減速度も高いので回答(2)さんご指摘の問題にも対処しています あと、古い機械ですと、固定サイクル行を実行する前にいったん 考え込んだりもします

noname#230358
質問者

お礼

丁寧に御回答ありがとうございます。 古いマシニングなので仕方ないのですね。2度毎にしてみたりして やってみます。 最新のマシニングだとスムーズに動くのでしょうか? 半径減小になる現象もあるのですね。勉強になりました。 ありがとうございました。 以前からの疑問がわかりすっきりしました。 親切なご回答ありがとうございました。

その他の回答 (2)

noname#230359
noname#230359
回答No.3

円弧で面倒なことをやる意味はないので、ヘリカル送のオプションが無い機械で教科書通りのマクロプログラムを試された結果と思います。 遅い原因は、三角関数 sin、cos を使うからです。 コンピュータの数値計算で簡単な順、即ち早い順  ・加算  ・減算  符号を変えて加算  ・乗算  加算を桁ごとに繰返  ・割り算 乗算と除算の繰返(パソコンではニュートン法) ここまでは四則演算と称し、小学校での筆算や算盤で面倒さの順番がわかる。  ・√計算は開平法という筆算でできるが手順が複雑面倒。 三角関数など超越関数は四則演算を組合せるさらに複雑面倒で遥かに時間が掛かる   浮動小数点算術演算関数の計算速度について   http://ydot.ifdef.jp/programming/mathfunc.html   (Windows 7 / Core i5 650 @3.2G / MS VC++6.0) 古くはないパソコン    乗算        べき乗 1/x  √    | x*y | log | exp | pow | inv | sqrt | sin | cos | tan |    | 0.6 | 17.5 | 29.6 | 57.4 | 6.6 | 9.6 | 30.3 | 30.1 | 34.8 | 加算減算除算がないが、パソコンでは乗算とあまり違わない(説明略)。 sin、cos はめちゃくちゃ遅いのです。 それを避ける方法がありますが明日以降に続く。

noname#230359
noname#230359
回答No.2

回答1の件もあるが 物理現象の限界もあります 止まっている自動車は いきなり100km/h動けません G01 G02 G03 には加速度が設定されていて それに追従するようにプログラムされています CAMで導き出された加工時間と実際の加工時間が違うのはこのため また、刃先が長いとたわみによる加工遅れが出ます

noname#230358
質問者

お礼

丁寧に御回答ありがとうございます。 色々あるのですね。仕方のない現象ですね。 ありがとうございました。

関連するQ&A

  • No.44314 マクロで小刻みに加工すると工…

    No.44314 マクロで小刻みに加工すると工具がスムーズに動かない に関して、 お疲れ様です。 No.44314 マクロで小刻みに加工すると工具がスムーズに動かない に関して、 投稿者である“ちょっぴぃ”評価はでています。 小生は、 > マクロで円弧加工を1度刻みで作り回転数を上げ送りもF800くらいにすると工具がスムーズ > に動かなく、送りもだいぶ落ちます。実際送りを落としたりして加工していましたがマシニング > の性能の問題でしょうか? の“マシニングの性能の問題でしょうか?”で記載を見送りましたが、気になる内容があり 質問をすることにしました。 結論は、古いCNC装置なので演算処理が間に合わないことが主で原因となっています。 これには、異論はありませんが、副因として以下の内容もあると思いますが如何でしょうか? URLに示す“工作機械のスティックスリップ現象”です。 古いCNC装置なので演算処理が間に合わないことが主原因で、指令に時間がかかり低速になる。 これは、動いては止まり、動いては止まりの繰り返しで、低速になっていると想像します。 すると、 ? URLのような摺動抵抗の変化要因で、加工すると工具がスムーズに動かなくなる ? 加工する工具の切削抵抗も似た現象になり、更に工具がスムーズに動かなくなる ? アクチュエータであるサーボモータも低速回転域で回転と停止を繰り返しとなっている   サーボモータは、低速回転域のトルクも定格トルクに近いが、やはり減少はする理由   サーボモータの起動トルクや切削開始時のトルクは、頻度が少ないので瞬時最大(短時間使用)   トルクを使用することにより、工作機摺動抵抗や切削開始抵抗の増大はカバーできるが、当該   使用の場合は回転と停止の繰り返しとなるため、瞬時最大トルクの1/3程度である定格トルクにて   回転と停止の繰り返しをするため、負荷変動に対するトルクが小さくなる理由   で、加工すると工具がスムーズに動かなくなる 以上が、メカニズムで工作機特にサーボモータユニットに問題が生じる危険があるのではない でしょうか? > 一度でも機械を操作してみれば分かるのだが での見解は、既に元の質問で記載されております。 サーボモータを使用しての機械設計や電気設計をしたことがある方なら分かる内容の見解も 求めているのです。 (サーボモータを使用しての機械設計や電気設計をしたことがある立場として) 宜しくお願いします。 http://www.nttd-es.co.jp/products/e-learning/e-trainer/trial/nc/nc_arch.htm     ↑ 2点を円弧で移動するのが円弧補間 過去レコ大のAKBの件やチェック弁の件みたいに熱くならないで、冷静に確認をお願いします。 一人を除いたアプローチ記載ありがとうございます。 大変参考になりました。 工作機械のスティックスリップ現象 スティックスリップ現象とリップパッキンによる防止策(アクチュエータと負荷に関しての考察のみ参照) http://www.juntsu.co.jp/qa/qa1502.html http://www.juntsu.co.jp/qa/qa2018.html

  • カーボン穴あけ加工

    マシニングにてカーボンにφ3.4のキリで深さ35?の穴あけ加工を行っています。しかし、キリの寿命が短く直ぐに穴が曲がりカーボンが割れてしまいます。 加工条件は 回転数S1600 送りF100 G83 ステップ加工です。 キリの種類はVコーティングで通常ねじれタイプです。 カーボンに対して有効な工具が有れば紹介して下さい。 よろしくお願いします。

  • 工具メーカーのデータよりも送りや回転数を落として…

    工具メーカーのデータよりも送りや回転数を落としてやって逆にまずいケース マシニングやフライスで 工具データの材質別の送りや回転数が書いている表の値より 遅い回転数や送りなどにして逆に安全でなくなったり マズイ場合というのはどういう加工なのでしょうか? 教えて頂けないでしょうか?  

  • 工具が折れた時

    フルカバーでないマシニング BT50番  回転数上限3500回転 工具が折れた時 カバーがかかっていないところから工具が飛んでいく というのは(その角度で) どのような場合が考えられますか? G00で ワークに進入した時 くらいでしょうか? 切削送りでは折れてもそんな角度で飛んでいくとかはあまり ないでしょうか? だいたいコレットのなかで収まるものでしょうか?

  • 加工条件の考え方について

    マシニングによる適正な切削条件の考え方をご指導いただきたいです たとえばφ50の4枚刃フェースミルでワークはアルミ 加工方法は複合機でφ90丸棒を角に削ります 工具のカタログでは 切削速度m/min「650(300-1000)」 1枚刃当たりの送りmm/tooth「0.12(0.05-0.2)」 でした 工具回転速度は (1000X切削速度)÷(3.14X工具の切れ刃径) なので (1000X650)÷(3.14X50)=4140min-1 送り速度は 1枚刃当たりの送りX工具の刃数X工具回転速度 なので 0.12X4X4140=1987.2mm/min 回転数が4000ぐらいなのはわかるんですが、送りが2000弱って早いですよね? そもそも1枚刃当たりの送りが0.05~0.2を計算すると828~3312と範囲が広すぎてよくわかりません 皆さんはどうやって加工条件を決めてますか? もちろん切削深さなども考慮しないといけないことはわかるんですが、 今回は40mm幅を深さ3mm削ろうと思います

  • ざぐり加工の関して

    マシニング加工におきましてに関していくつか質問したいので宜しくお願いします。1、 9.5Фのエンドミルでのザグリ加工 回転数、送りF、切り込み量が知りたいです。(材質はSUS,SS、アルミ)2、SUS304の材料にコーティングドリル1Фでの穴あけ加工、深さ20の回転数及び切り込み量 3マシニング加工でのタッピング加工 材質ss M8加工 今までは自動でやったことが無いのですが、今回はやらざるえない状況な為、詳しく教えていただければと思います。

  • 同じ下穴同じリーマ工具 同じ回転送りなのに違いが…

    同じ下穴同じリーマ工具 同じ回転送りなのに違いがでるのは 下穴ファイ7.7 のドリルで加工 下穴加工終了時に ファイ8のノックピンが入らない亊を確認済み その後ニッケンのブローチリーマ ファイ8で 同じ送り 同じ回転で マシニングセンターで加工  しかし 穴によってファイ8のノックピンがすっと入るのと かなずちで叩いて圧入する感じ(これが正常ですよね?) の違いがでる場合があります。この差は何によるのでしょうか? 同じ工具 を使い 同じ 回転数 送り 同じ油の当たり方をしているのですが 何が考えられますか? またノックピンが位置決めの役割を果たせるのはノックピンがどのような 入り方をするところまでOKでしょうか?手で押してすっと入ってしまうのは OKですか?

  • アルミ鋳物加工

    アルミのAC-28Fの円弧加工での質問です。 側面(円弧加工φ93)をφ20の4枚刃ノンコートエンドミル(不等刃)で加工してみましたが、面粗度が良くありません。 回転2400で送りが2300です(三菱のカタログから) この条件が良い、とかアドバイスがありましたらお願いします。

  • 工具長補正

    古いマシニングを購入したのですが、G43等のGコードがありません。 G43等のGコードがない場合工具長補正はできないものでしょうか? G41などの工具径補正のGコードはあります。 G43はオプションだったみたいです。 G54もありません。 ファナックの6Mになります。 初めてマシニングをさわっている初心者です。 よろしくお願いします。

  • M10のねじ加工について

    はじめまして。マシニングでのタップ加工について教えてください。 機械は、森精機。 型式は、NV4000、水溶性切削油使用です。 材質は、SKD11です。 M10×1.5のねじ加工でハイスを使用したのですが、2回ともタップが折れてしまいました。 下穴は8.5の穴で貫通なので、これにあった回転数、送り等アドバイスをお願いします。 今回、S240 F360で加工したのですが、もっと回転、送りを上げたほうがよいのでしょうか? M5×0.8は成功していますので、M10のタップ加工についてのアドバイスもあればお願いします。