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ねじり角の計算方法と断面2次極モーメントについて
noname#230359の回答
![noname#230359](https://gazo.okwave.jp/okwave/images/contents/av_nophoto_60_3.gif)
最終の問い合わせ内容は、下図の様な断面の、角パイプで組んだフレームのねじり角の計算方法 をご教授いただけないでしょうか? でしたね。 回答(11)で示した、角パイプへの左右と上下の応力を合成して、角パイプの略対角線上に、 B.M.D.(Bending Moment Diagram)を描きまして、応力からひずみ量を算出し、ねじれ角を 割り出します。 さて、フックの法則によって、応力σ[N/mm^2]=縦弾性係数E[N/mm^2]×縦ひずみεなので、 σ[N/mm^2]=206000[N/mm^2]×ε、206000[N/mm^2]=σ[N/mm^2]÷εとなります。 また、縦ひずみε=変形量(長さ)λ[mm]÷初めの長さL[mm]なので、 206000[N/mm^2]=σ[N/mm^2]÷ε=σ[N/mm^2]÷(変形量(長さ)λ[mm]÷初めの長さL[mm]) 変形量(長さ)λ[mm]=σ[N/mm^2]÷206000[N/mm^2]×初めの長さL[mm] にて 変形量(長さ)λ[mm]が計算できます。 そして、回答(11)で示した画の 組子 7-11は、一定の応力が加わるので、角パイプの右上に引張応力が均等に、左下方向に 圧縮応力が均等に掛かるので、 変形量(長さ)λ[mm]=σ[N/mm^2]÷206000[N/mm^2]×初めの長さL[mm] の計算式で、 変形量(長さ)λ[mm]=σ[N/mm^2]÷206000[N/mm^2]×1[mm] と、節点 7と11の変形量が 求まります。 そして、角パイプの略対角距離で割った、tan-1(変形量(長さ)λ[mm]÷角パイプの略対角距離) にて、疑似ねじれ最大角が求まります。 )の状態になるので、{引張変形量+圧縮変形量}÷2が片側の変形量なので、計算する。 それに加え、組子 3- 7と組子11-15は、応力が比例で減少するので、 (節点7若しくは11の応力+節点3若しくは15応力)÷2の平均応力が、組子 3- 7と組子11-15に 加わると考え、同様に変形量を求め、組子 7-11の変形量に加えます。 そして、同様に、tan-1(変形量(長さ)λ[mm]÷角パイプの略対角距離)にて、 節点 3と節点15の疑似最大ねじれ角を求めます。 以上を、追加しておきます。 B.M.D.(Bending Moment Diagram)を描きましたら、 \ / \ / \ / \ / \_____/ │← 1m →│← 1m →│← 1m →│ のようになります。 中央の1mは 均一曲げ応力が加わる条件なので、 tan-1{(引張応力でのひずみ量+圧縮応力でのひずみ量)÷2÷板厚 にて、1mの両端の端面傾き=ねじれ角が計算で判ります。 また、端の1mは比例で曲げ応力が変化しているので、平均の1/2mの箇所の曲げ応力(引張と圧縮 応力)にて、tan-1{(引張応力でのひずみ量+圧縮応力でのひずみ量)÷板厚 計算をし、片側 の端の端面傾き=ねじれ角が計算で判ります。 そして、中央と端のひずみ量を合計して、中央と端の連続した両端の端面傾き=ねじれ角が 計算で判ることになりますを記載しております。 質問の内容が、ねじれ角であったので、計算手法を紹介しましたが、 結局は、中央の2箇所のアジャスターボルトの上下変位(ひずみ量)を求め、 3mmの溝から1mm以内で浮かないように設計するないようなら、不必要です。 ねじれ角又は、曲げのたわみ角は、計算が容易ですが、たわみ量は少し厄介なので、 自動計算ソフトを活用した方が良いでしょう。 そして、確認の組子は、組子1-5&組子5-9&組子9-13となりそうですね。 仕様が明確化したので、次の回答で計算をしてみます。 構成各パイプは、外寸が800mmでピッチが600mmから□200mmとし、転倒モーメント対策は 両端が脚部が両側に1m張り出しているので、0.8mの端から1mの処に合計で15kNの力が掛かる の条件から、対策済みと考えます。 後は、搬送重機アタック対策からt=9mmは必要とし、角パイプ200mm×200mm×9mmにて計算を してみます。 【概略図】 寸法は、各パイプの外側寸法を示すの条件です 3 4 /回===回\ ================ / || || \ || || || || 17/ ||1 2|| \18 || || || || =====回===回===== ================ △ △ △ △ △ △ |← 1m →|←0.8m→|← 1m →| |← 1m →|← 1m →|← 1m →| →│ 0.8m │ 1m │← │ │ _ │ ↓2点の合計が15kNなので、便宜上15kN/2とした | 回==回==== 0.8m || || | 回==回  ̄ △ △ |-0.8m-|
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