ばね用ステンレス鋼線の表面仕上げについて
- ばね用ステンレス鋼線の表面仕上げの指定方法について調査中
- 板材と異なり、線材の表面仕上げについては指定方法が明確になっていない
- 専門的な文献を参考にすることをおすすめする
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ばね用ステンレス鋼線の表面仕上げ
ばね用ステンレス鋼線の表面仕上げの指定方法に関しまして。 板材に関しては、JIS規格やAISI規格でNo.1、2B、BAなどと定められていることを知りました。線材の表面仕上げに関して、普遍的に通用する指定の仕方を調べています。 あいにく手元の文献からは分かりませんでした。 何を見たら良いのか、アドバイスをお願いいたします。
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ばね線材の前処理としてショットピーニングなどは聞きますが、研磨処理は 通常はしないと思います。敢えて研磨処理するならば、研磨紙やバフによる 場合は研磨剤の番手で指示します。電解研摩や化学研摩についてはとくに 規定がないようです。後者においては限度サンプルなどが必要になると思わ れます。
>板材に関しては、JIS規格やAISI規格でNo.1、2B、BAなどと定められている 見栄えだけに止まる話で、これは線では(細くて見えにくいから?)不問でしょう。 ばねは、その機能からの要請で外観、キズの規定があるが、 G4314 ばね用ステンレス鋼線 外観及び形状 線は使用上有害な外観上の欠陥があってはならない。 G3522 ピアノ線 外観 線の外観は、表面が滑らかで、有害なきずその他の欠点があってはならない。 きず 線のきずは、線径1.00mm以上の線について...の試験を行い、きずの深さは... 脱炭層の規定 実に抽象的。面粗さ数値も規定無し。 ピアノ線は寿命がシビアな用途に使い、別品種だがエンジン・弁ばね用オイルテンパー線などはその最たるモノで規格上も製造管理上も厳しいが、ばね用ステンレス鋼線の用途は甘いという状況があり、規格上も上記のような差がある。 なので >普遍的に通用する指定の仕方 は意味をなさないでしょう。 イヤ、JIS規格を越えたシビアなことを要求する、、、となると、当事者間の話合いから始めねばなりません。そういう例もありますが。
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