牧野V33による荒加工について
- 牧野V33による荒加工の時間短縮方法を考えています
- ワーク材質NAK80に対してφ100の丸を高さ40で削り出す凸断面の荒加工です
- 問題点は折損や加工時間の長さであり、同様のV33でNAK80の加工例やアドバイスを求めています
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牧野V33による荒加工について
牧野V33による荒加工でどうにか時間短縮できないかを考えております、マシニングの経験は浅いです、御願いします。 ワーク材質NAK80の200×200×70(厚み)です。これにφ100の丸を高さ40ストレートに削りだします。断面は凸みたいな感じです。 軸につけるホルダーはMSTコーポレーションのスリムラインA63-SLK12-75というタイプに焼きばめコレットを装着しています。 使っている工具は日進のMSX440のφ10のエンドミルです。 MSX440φ10=ヘリカルでアプローチして回転2000 切り込みZ3mm径9mm 送り400でやっていますが1時間くらい削った所で折損、送りを200くらいにおとしてやったりもしましたが少しもちが良くなるぐらいで折れます、5Rで削るにしてもz0.5ずつくらいなのですごく時間がかかってしまいます、原因は何でしょうか?軸が弱いのですか?z3mmはかけすぎなのでしょうか? もっと見本市で見たように大きい刃物でバーっと荒どりできない物なんでしょうか、スローアウェイのチップ交換方式も考えているのですがφ16やφ20くらいになるとなんか怖いです、この軸で大丈夫かなと(根拠はないです)、先輩方はどのように荒加工していますか?できれば同じV33でNAK80の加工例、よろしければ工具や条件などアドバイス頂ければ幸いです。 CAMは牧野のFFCAMです,
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工具はできれば、剛性のある一体型で突き出しをできるだけ短くする事。 スローアウェイであれば、最近、各社から出ているエンドミルタイプで刃先交換ができるタイプもあります。但し、ホルダーと一体型だと限られるかと思われます。私的にはサンドビックのコロミル316(ショートタイプ)一体型工具なども良いかと思います。 NAK材の加工は工具の消耗激しいですね。切削条件を式で求める事も大切ですが、感覚で削られるということであれば、モニターで機械の動力見ながら、切削条件を追い込まれるのが宜しいかと思います。私の場合、工具の切削条件はメーカーカタログ値の50%~80%の範囲で調整しています。
回答(1)です。 回答(2)さんのご意見も小生と全く同一ですね(しかも刃先交換式 エンドミルは同じ工具を推奨)。 低切込み高送り加工は、おっしゃる通りワーク外でZ切込みを入れて、 ワークを等高線で加工します。切削抵抗が一定となり、安定した加工 が可能となります。 HRC55を超えるような高硬度材であれば。三菱や日立のソリッドエン ドミルがお勧めですが、NAK80であれば回答(2)さんの書かれている とおり、ユニオンでも良いかもしれません(おそらく価格が安い)。 スーパーエクセレントミニは ・超硬シャンク+焼嵌めHSKツール ・モジュラーヘッド+専用HSKツール のどちらでもOKです。ポイントは、主軸端から工具先端までの突き 出し長さをできるだけ短くすることです。 誤解されていらっしゃいますが、HSKの剛性は決して低くありません。 ただし、V33は高速主軸(これは一般の主軸よりも剛性が低い)で、小径 ツールを精度よく(HSKは求心性が高い)高速回転で使用することにより 高能率加工を実現させるコンセプトの機械です。 従って、高い切込みのいわゆる重切削的な加工はV33では避けた方が 無難でしょう。質問者さんが「限界が見えたような気がします」と 書かれているのは、的を射ていると思います。 HSKツールはテーパ部が中空になるので、BTに比べてコレットチャックや ミーリングチャックホルダの突き出しが長くなる欠点があります。 (エンドミルのシャンクをテーパ部内に収納できないため) そこで、機構の簡素な焼嵌めツールや、ねじ込み式モジュラーツールで、 主軸端からの突き出しを短くする工夫により、機械の性能を最大限に引き 出すことが可能となります。 切削条件ですが、NAK80であれば、メーカカタログの調質鋼・プリハード ン鋼の推奨切削条件×80%ぐらいから先ずは試してみては如何でししょう。 単純形状の加工なので、突き出し長をミニマムにすれば、推奨条件通りで もイケると思われます。 長文をお許しください。
おはようございます。 私の個人的な感想ですが、MSX440と同タイプだと日立のTHパワーミル が最も優れているといった印象です。 ただ、V33でHSK(ですよね??)なら、ユニオンのラジアスエンドミル の方が向いている気がします。 Z方向の切込みは少ないですが、送りはF5000以上が可能なので効率的にも それほど見劣りしないのでは、と思います。 チップ持ちも今のところ、不満はないです。 ただ、ラジアスなのでRが残ってしまいますけどね。 ところで、凸形状の作り出しでヘリカルアプローチを使用というのが、よく わかりません。 全て素材の外からアプローチをして、常に切込み量を一定に保てれば今よりも もっと送りをあげて、なおかつ刃持ちも改善するように思いますけど。 あと、スローアウェイということは、ホルダーごと購入を考えておいでですか? 母材が超硬でないので、焼バメに使用できないのでは?? 日立のモジュラータイプで超硬シャンク、もしくはHSKアーバの組合せなら 可能かと思いますけど。 日立のスーパーエクセレントミニは、結構良いですよ。 何を基準に強いか弱いかと言われているのかわかりませんので、お答えする のは難しいのですが、少なくとも40番、50番台の主軸と比べると弱いです。 その辺りは、仕様書にトルク線図や動力線図がありますので、プログラマー の方と頭を悩ませてください。 私的には、導入する機械は加工するワークサイズで決めるのでなく、使用する 工具で決まってくるものと思っていますから・・・なかなか、上は理解して くれませんけどね。 ちなみに、弊社のV33は特殊仕様で、これらの工具はつきません。 切込みも最大で0.05程度までの主軸剛性しかありません。 なので、紹介した工具は主にBT40~50の主軸で使用しています。 さて、HRRSの条件ですが、私はカタログ条件の70~80%からスタート しています。 ただ、ユニオンさんのカタログ条件は、結構そのまま使える場合が多いです。 他社の工具もユニオンさんの条件を参考にする場合が多いです。 また、スーパーエクセレントの方はまだ入手して間もないので、まだそれほど 使い込んでいません。 ただ、この手の工具、私は大抵周速100m、一刃0.5~1.0で使っています。 あとは切込み側で調整してますが、こいつの場合はZ方向は最大で0.3mmと ありますので、0.3mmで固定しています。 ところで、もう一つ疑問があるのですが、立壁で40mmですよね? MSXはシャンクを逃がしているのですか? 紹介した工具も含めて、立壁だとするとスーパーエクセレントのφ12アンダー カットタイプか、φ10に超硬シャンクの組合せ以外だと、シャンク干渉します けど??
お礼
こんばんは、回答ありがとうございます。 日立パワーミルですか、強そうですね、貴重な情報ありがとうございます!今度試してみます! はい、V33でHSKです(弱い軸ですか?)、ユニオンのHRRSで送り5000以上ですか、すさまじいスピードですね、見本市で見たような光景が自分の会社で見れると思うとワクワクします。いつもOSGの5RでZ0.5ずつの送り1500~2000くらいでしたから格段にはやくなりそうです!カタログ通りでいいのですか? TOMATO様お詳しいですがV33のHSKを実際お使いですか? ヘリカルアプローチですがおっしゃる通り素材の外からの一定切り込みの方が良いと思うのですが何故か素材の一番端の真上からヘリカル(半径分ワークを削ったりでたりしながらぐるぐると)降りていきZが3mm下がったとこでガーっと切り込むプログラムです、実はプログラムは上司がつくっていて何故かヘリカルを使うんです、折れるのはそのせいですかね?今日TOMATO様に指摘されたことを上司にいいました。「アプローチはワークの外からにしましょうよ!ヘリカルつかったら出たり入ったりでその時に刃がやられるんですよ!」と言ったら「そのせいかな~」なんて納得してました。相当レベル低くてすいません。会社自体がMC加工に関して本当に知識がないんです、お恥ずかしいです。 日立のスーパーエクセレントミニ、おっしゃっているのはモジュラータイプ+超硬シャンクを今使っているMSTのHSKホルダ+焼きばめコレットに装着して加工というということ合っていますか?日立HSKアーバとモジュラータイプの組み合わせは刃がφ20からになっているんですがV33での切削抵抗平気かなという思いがあります。 スローアウェイはOSG、タンガロイ、BIGと各社営業によくきます、日立はまだ聞いたことがなかったです、今日工具屋が来て話を色々したら「日立はチップがちょっと高いかな」なんていっていました、コストは上がるのかな?っと思ったりもしました、その中でも日立を進めて下さるのはやはりV33とHSKの軸の剛性の低さからでしょうか(日立は刃がφ8~ある)、TOMATO様はエクセレントミニ使用なさっていますか?もしよろしければ非常に恐縮なのですがV33に合った荒加工用のスローアウェイの刃径や組み合わせ、その時のNAK80に対してのZ&軸方向切り込み、回転数、送り速度など大まかに何かアドバイス頂けないでしょうか?すいませんよろしくお願いしますm(__)m 回答どうもありがとうございます。すいません忙しくお返事遅れました。 (ちなみに射出成形用金型造っております) 導入する機械は工具で決めるですか、、、納得します! 相当な加工経験者なんですね、正直回答者様みたいな先輩がいる後輩が羨ましいです、、、 ユニオンはカタログ通りですね、他社の工具に対しても参考にさせて頂きます、ありがとうございます。 >また、スーパーエクセレントの方はまだ入手して間もないので、まだそれほど 使い込んでいません。 ただ、この手の工具、私は大抵周速100m、一刃0.5~1.0で使っています。 あとは切込み側で調整してますが、こいつの場合はZ方向は最大で0.3mmと ありますので、0.3mmで固定しています。< とありますが周速100m、一刃0.5~1.0と、多分切削送りや送り、回転数などに関しての事と思いますが恥ずかしながら小生や社員こういった計算などしていなく皆「感覚」でしか切削しておりません、上の回答者様にも聞いたのですが他の会社の皆さんは計算方法を入社してすぐ教わるものなんですか、それともすでに学校とかで習った事なんでしょうか、もしくは独学でしょうか?当たり前に知らなくてはならない事を聞いて非常に恐縮なのですが、そういった計算方法などを回答者様どのように学びましたか教えていただけないでしょうか?
NAK80は工具寿命が問題となる加工が難しい材料です。 軸方向or径方向のどちらかの切込みは小さくして刃先温度の上昇を 抑えることが必要です。 φ10エンドミルで軸切込み3mm×径切込み9mmでは工具が折損するのも 仕方がないと判断いたします。 今の加工のトレンドは、軸方向の切込みは0.5mmぐらいにして、その分 切削速度と送り速度をUPさせる、低切り込み高送りです。 現在の焼嵌めホルダを活かすのであれば、URL例?のようなソリッド エンドミル、荒加工の工具費削減を目指すのであればURL例?のような 刃先交換式タイプが適しています。 V33の場合、メーカは刃先交換式エンドミルを推奨しませんが、例? のφ12×3枚刃ねじ込み式ヘッド+HSKホルダであれば、問題無く使用可能 でしょう。 貼付URLのカタログを熟読された上で、詳細は工具屋さんかメーカの フリーダイアルにご相談してください。
お礼
回答ありがとうございます。 そうですか、かけ過ぎですか、、、やはり荒は時間がかかるものなんですね。なにかV33の限界が見えてきたような気がします。調べたのですが軸のタイプもBTとHSKの2種類あるんですね。MCはすべてHSKって軸だと思っていました。そんなことも知らず作業していた自分が情けないです、BTのほうがテーパーの利き代が長く剛性が強そうですね。どうなんでしょうか? URL熟読致しました!ミラクルは値段高いですがSTAVAXの焼き入れやPD613の焼き入れの側面加工やエッジだしなどによく使い重宝しています、すごくイイですよね、MCの荒で使う事は想像してませんでした、なんかもったいなくて(>_<)今度試してみます!ちなみに条件表通りでいいんですかね?カタログ通りやって上手くいった試しないです、やっぱV33のHSK軸じゃ弱すぎなんですかね、、? 日立も熟読致しました!おっしゃっているのはモジュラータイプφ12の3枚刃+超硬シャンクを今使っているMSTのHSKホルダ+焼きばめコレットに装着して加工というということ合っていますか?ちなみにzaumaku様は使用していますか?よろしければNAK80に対してのZ&軸方向切り込み、回転数、送り速度などアドバイス頂けないでしょうか?
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お礼
回答ありがとうございます、忙しくお礼が遅れました。 (ちなみに射出成形用金型造っております) ホルダの事色々と教えてくださり大変勉強になりました! これを機に加工についてもっと知りたくなりました、 回答者様は入社した時から先輩とかにすぐに条件出しの計算方法を教わりましたか?もしくは独学ですか?皆さん学校とかで教わるのでしょうか? 当方や社員、正しい切削条件の計算方法がわかりません、汎用フライス、NC加工、皆削った時の音や振動、切り子を見てとにかく早く綺麗に正確を目指しいわば「感覚」で送りや回転数を決めています。当方も入社した時から同じように感覚まかせです、色々見ていると回答者様やここにいる皆さんはやはりすべて計算にもとずいて切削条件をきめているんでしょうか(あたりめーだろ!と思うかもしれませんが)?やはり理屈に沿って加工しないと刃物や機械も最大限のポテンシャルを発揮できな物なんでしょうね。 回転数、切削速度、送り速度、切り込み量やワーク材質によっても変わってくると思いますがぴったりとあてはまる条件をだすには本当に基本的な事からはまず何を学ぶべきなんですかね? 学ぶ術を教えていただけませんか?すいませんよろしく御願いします。