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ワイヤー放電加工の改善について
- 現在の会社で使用しているワイヤー放電加工機について改善提案を書かなければなりません。
- 加工機が古く、加工条件を見直した一覧表を提出しようとしましたが、それは業務としては認められませんでした。
- 消耗品の寿命を延ばす方法や加工治具、作業改善などの改善策についてご教示いただけないでしょうか?
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S社の10年選手で自分が書いた改善提案ですが、 1.AWTの水の出が悪いときの復旧手順の簡略化 2.排出ローラーの寿命延長 3.ジャンボフィーダーのテンション補正 です。 1の内容は、機械裏側のAWTホースに三叉のワンタッチをかませてエアーでスラッジを除去しやすくしました。 2の内容は、排出ローラーが磨り減ってきたら2mmほどのカラーを数枚かませて調節していたものを側面についているギヤを取り外し、調節可能領域を増加させました。 3の内容は、弊社では20kgボビンをジャンボフィーダーに取り付けてワイヤーを供給していますが、経年劣化によりジャンボフィーダーのテンションが落ち、夜間加工時に断線をしてしまうことがあったので、アーム裏面に重りをつけて補正しました。 あまり大した改善内容ではありません。お恥ずかしい・・・ もしGINさんが他のオペレーターより秀でている技術、ノウハウ等がありましたらそれを作業標準化して改善提案としてはいかがでしょうか? うまく説明できないかもしれませんが、 今まではAWTが詰まるたびにAWTパイプブロックの水流ホース、流量調節ボリューム、機械背面のホースを外していたりしたのですが、ホースを取り外す時間等が5分ほどかかっていました。 それを機械背面のホースに三叉のワンタッチを取り付け、問題が起きた場合はふたをしてある1箇所からエアーを吹く事により、作業時間、メンテ内容の簡略化に成功したというわけです。(30秒ほどで完了) 今思い出したのですが、自動結線時のワイヤー送り速度を変更してみてはいかがでしょうか?うまくいけば1回の結線で4秒弱は節約できます。
使えるかどうかは分らないが JIMTOFで見つけたメーカーさんを紹介します。
お礼
回答ありがとうございます。 やはり治具をつくるというのが、良いのでしょうか。 考え方を変えて治具を製作してみるようにします。
消耗品を長持ちさせる方法っていうのは、メーカー側からしたらイリーガル的なものかもしれませんが…。 ワイヤーカット機の場合弊社(というより私)は、 ・ワイヤー線の断線復帰の際の空走時ワイヤー送り量を極小にする。機械送り速度を速くする。 ・加工時のワイヤー線送りも加工に問題ない程度まで遅くする。 ・作業に余裕のある場合は、加工の合間に30分程度機械電源を落す。 →フィルタの寿命延長に効果があるらしい。ただし主電源までは落さない。 ・使用済みフィルタを乾燥させておき、乾いたらプラスチックハンマーで叩いて、フィルタ内部に付着しているスラッジを落す。 こうすれば再度何時間かは使うことができる。 ・加工開始時間を終了時間から逆算してスタートさせる。例えば昼休み直後に終わるようにセットしたり、終業間際に終わるようにとか、朝一に終わる時間を計算してスタートさせる。 ・中子の抜き落とし作業の短縮(極小さい繋ぎにして、一時停止時にハンマーで叩き落す) ・ワーク固定用冶具を自作し、段取り時間を短縮する。 こんなところでしょうか。 ワイヤーカット機自体がかなり完成されたものですから、目に見えた大きな効果はなかなか難しいかもしれません。 あとは、こまめにメンテナンスや掃除を行うのが一番でしょう。
お礼
回答ありがとうございます。 加工時間を逆算してスタートさせる方法は行ったことがありませんでした。 ぜひ試させていただきます。 しかし、効果を数値化することは難しいですね。私的には、良くなるようならどんなものでも改善だと思うのですが…。会社的にはそうはいかないようで…。
お礼
回答ありがとうございます。 1.AWTの水の出が悪いときの復旧手順の簡略化 をもう少し詳しく教えていただけませんか? 効果を数値化出来るような改善を求められているもので…。自分がやり易くなればそれが改善だと私は思うのですが…。(愚痴を言ってすみません。)