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四角穴の角処理について
- 四角穴を加工する際の角処理についての質問です。
- 加工する側からして、角部はR形とC面取形どちらが加工しやすく良いのでしょうか?部品強度の面ではRが良いような気がします。
- 角穴を作りたい場合、レーザー・ワイヤ加工では最低どの程度のRがつくのでしょうか?
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私は以前レーザー切断機を6年あまり担当しておりました。 ワイヤーのほうはわかりませんが、レーザー切断ではRのほうが加工が容易でした。Cも困難というほどでもありませんが、レーザー切断は滑らかに動くほうが切断不良が起こりにくいです。角が出来てしまうとその部分の入熱量が高くなってしまい切断不良を起こしやすい状態になるのです。 材質にもよります。SS400などの鉄系の材料ならその傾向は顕著に現れます。 SUS304などのステンレスだとその傾向は薄くなります。 それは鉄系とステンレス系で切断時の状態が違うからです。鉄は酸素で燃やして切り(ガス切断のような感じです)、ステンレス系はレーザー光により溶かして高圧の気体(窒素など)で吹き飛ばしています。 この違いから材質によっても変わってくるのです。 あと、当然ですが板厚によっても変わります。 最低どのくらいのRがつくかということですが、それも板厚、材質によりますが、非接触なレーザー切断なので0.5Rなどの動きも可能でした。 ただ、機械的には可能でも品物に反映できるかどうかは材質、板厚とレーザー担当者の技術にかかってると思います。
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ワイヤー加工の最小径は ワイヤー径です http://www.nc-net.or.jp/morilog/m20747.html ただし機械によってはつかないこともあるかもしれないので ワイヤー屋と相談 完全なピン角を出すには放電しかありませんが 電極の必ずダレが発生するので 完全なピン角加工は難しいと思います
お礼
教えて頂いた過去の質問内容、 具体的数値が出ていて参考になりました。 設計に生かしていきます。 どうも有難う御座いました。
こちらの分野の専門家ではありませんので具体的な事は書けませんが、 加工原理上、各隅部には 少なくともワイヤーやレーザーの口径に相当するRは 必ず付いてしまうと思います. 内面取りですと、面を取ったその隅にさらに 僅かながら確実にRが付く事になるのではないかと.
お礼
アドバイス有難う御座います。 問題とまではなりませんが、 やはりピン角とまではいかないんですね。
お礼
成程!具体的で非常に理解し易かったです。 経験的なお話はとても参考になります。 どうも有難う御座いました。