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放電加工に適した材料
樹脂金型の設計をしている者です。 金型部品の材質についての質問です。 放電加工やワイヤ電極による加工に適した材質の金属ってありますでしょうか? 加工面をムラなく仕上げたいと思っています。 よろしくお願いします。

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プラスチック金型のキャビ面入子のことでしょうか? それでしたら、プラ型専用鋼種がいいでしょう。HPMとかNAKとか。 その中でも、プラスチックの種類によって、腐食性のガスが出るならステンレス系、ガラス繊維等が入っていれば50HRC以上の高硬度系、メタルインサートが入るなら更に高硬度系かハイス系、等。そうでないとしても、加工面をムラなく仕上げたいということなら、30HRC以上の硬さは必要でしょう。S45C等の中炭素鋼、クロモリ鋼等のナマ材だと放電加工後の磨きでムラが出てしまうでしょう。放電加工を前提としているなら、少しくらい硬くても、削れないという心配はないでしょう。また、快削鋼は、磨きムラが出やすいので避けた方がいいでしょう。 なお、厚い放電溶融層が残っていると磨きムラや微細クラックが出るので、仕上げ放電はできるだけ適した条件にする必要があります。ワイヤーカットでも、セカンドカット、サードカットを入れるべきです。 スライド(可動)ピン等も同じように考えていいと思います。 それ以外の金型部品(強度部品)のことであれば、放電に適しているかどうかではなく、強度的に適しているかどうかで選択するしかないように思います。
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以前弊社で設計した航空機部品樹脂射出成型金型で製作時間短縮と軽量化の為にアルミ合金(A7075 アルミ合金中最強 炭素鋼と同程度)但し少しキズ付き易いですが、耐久性とキズ防止と離型性の為にタフラム処理(皮膜厚さ指定出来ます)をしました。耐久性を必要が無い場合は硬質アルマイト等でも良いと思います。 放電性は非常に良いです。特にワイヤ-カット加工の場合は一般的加工速度は3倍以上と言われていますが、高速加工すると断線し易いので、スラッジ処理等に注意した方が良いと思います。 この金型は断線しない様に約2.5倍(担当者の推定)の速さで加工しました。 フィルタ-に目詰まりが発生しますので、 アルミ合金を多く加工する放電、ワイヤ-業者はアルミ合金加工機と他の材料(鉄、SUS)等の加工機を分けている場合が多い様です。
- 参考URL:
- http://fac9999.web.fc2.com/
質問者からのお礼
ご回答ありがとうございます。 しかもわざわざ参考URLまで付けていただいて。。 なるほど、アルミ系ですか、 鉄系以外にまで考えが回りませんでした。 一度上司に提案してみます。
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質問者からのお礼
ご回答ありがとうございました。 材料の種類だけでなく硬さもないといけないのですね。 たいへん勉強になりました。 まずはHRC30以上の材料を探してみます。 加工条件は放電の担当者にいつもはどのようにやっているか 聞いてみます。