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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:放電加工の電極材の選定)
放電加工の電極材の選定
このQ&Aのポイント
- 放電加工における電極材の選定について考えています。銅とグラファイトの比較、小面積の加工における効果、材料のトータルコストを検討しています。
- アメリカではグラファイトを主体に電極を製作しているそうです。しかし最近になり、グラファイト電極材でも銅と同様の消耗、面粗さを出せるものがあると耳にしました。
- 加工物が小面積で面粗さを狙う場合、グラファイト電極材が適しているかどうかを知りたいです。また、グラファイトに詳しい方のご意見も聞きたいです。
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noname#230359
回答No.1
こんにちは yamasaki です。 グラファイト電極は粗加工は速いが仕上げ加工に向かない と言うのが以前の感覚だと思いますが、現在の放電加工電極用グラファイトは超微粉末化と高密度化技術の進歩で非常に優れた加工特性を出せるようにはなりましたが極限の加工はまだ銅電極のほうが仕上げ性は上でしょう。 形彫放電の電極に使えると言うことは当然ワイヤ放電加工できますが、 機械のメーカによってはうまく加工できない事例があるようです。 グラファイト電極は国産では東洋炭素と老舗のイビデンが代表です。 トータルコストについてはどちらが安いとも言いにくいですね。 形彫放電加工は転写加工なので電極の仕上げ結果がダイレクトに加工結果に反映されますので、放電加工面粗さを向上させるには電極面粗さの向上が不可欠 と、言うことは微粉末、高密度の電極を高精度に仕上げなければなりません。 言いかえると加工内容によりどちらを選択するほうがベターかを決めるしかありません。
お礼
yamasakiさん大変分かりやすいお答えを有り難う御座いました。仰るとおり電極材の選択は加工内容により決めなければなりませんね。しばらく後に東洋炭素のTTK-4というグラファイト材を使い試し加工をしてみようと思っています。その結果や疑問などを、またここに掲示しようと思いますのでその時は、また宜しくお願い致します。