シール付きボルトのトルク検査と問題の解決方法

このQ&Aのポイント
  • 自動車部品製造におけるシール付きボルトのトルク検査について調査しました。トランスファーの組付けに使用されるシール付きボルトのトルク検査では、増締めトルクのバラツキが大きく、工程能力の確保が難しいという問題があります。
  • この問題の原因としては、シール剤の影響が考えられます。シール剤はトルク値に影響を与える可能性があり、バラツキの要因となっていると考えられます。
  • この問題を解決するためには、シール剤の影響を抑える方法が求められます。シール剤の適切な使用方法や代替素材の検討などが考えられます。資料や知見がある方は、ぜひ教えていただきたいです。
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シール付きボルトのトルク検査

自動車部品製造に従事するものです。トランスファーの組付けでシール付きボルトを使用している部位があるのですが、トルクレンチで増締めトルク検査をすると、バラツキが大きく工程能力がとれません。シール剤の影響と予想していますが、これらに関する資料など知っている方、教えてくれませんか。

noname#230358
noname#230358

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noname#230359
noname#230359
回答No.1

シール付きボルトのねじ部分にシールが塗布されていて、 少量の腐食作用で摩擦係数を増したり、加圧後の硬化作用で粘着(接着) 性を増し、摩擦係数を増加させて緩み止めをしています。 さて、ねじのトルクは、ねじの軸力は無論の事、ねじ部の摩擦係数に大きく 左右されます。 それが、雄ねじ材質と雌ねじ材質間より、雄ねじ材質+シール+雌ねじ材質 の方が、摩擦係数がバラツキ易いのでトルクのバラツキも大きいです。 シール剤の特徴(効果)を確認すると、更に判ります。 以下URLに、シール剤の内容(詳細は、製造メーカーに直接確認下さい)と ねじのトルク計算方法(摩擦係数が大きく影響する事を確認して下さい) を記しています。確認して下さい。 また、座金類の種類によっては、緩み側に大きな力が必要で、緩み難くして いる物等もあり、締め側管理と緩み側管理でも内容が異なります。

参考URL:
http://www.nmri.go.jp/eng/khirata/design/ch04/index_j.html http://www.110.ne.jp/nejitech/ct1_003.html

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