メッキとは?素材にメッキがつく理由とは?
- メッキとは、素材の表面に金属を薄くコーティングする加工方法です。
- 素材にメッキがつく主な理由は、耐摩耗性や防錆性を向上させるためです。
- ビギナーでも分かりやすく言うと、素材にメッキを施すことで、耐久性や美観を向上させることができるのです。
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メッキについて(ビギナーです)
・クロムメッキ ・素材:プラスチック メッキの事わからないのですが、どうして素材にメッキがつくのでしょうか?ビギナーなので分かりやすくお願いします。
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湿式にしろ乾式にしろ、プラスチックとめっき皮膜の密着は物理的な力によります。理論的な難しいことを言うと先にあったようなVan der Waals力云々ということになりますが、そういう専門的な説明を求めておられるのであれば、それなりのところへ行き勉強すべきと思いますが、ここではそこまで求めておられないものと勝手に推測し、簡単にご説明します。 乾式の代表は蒸着ですが、これは真空中でプラスチックに接触させた電極と対極の間に電位を与え、対極から飛び出した金属粒子あるいは真空中に浮遊させた金属粒子を電位の力を利用してプラスチック表面に突き立てます。 言葉は今一かもしれませんが、釘を板に打ち付けるのと同じイメージです。プラスチック表面に金属粒子が突き刺さっている状態です。 湿式も同様に物理的な力ですが、突き刺さる感じではありません。めっきの工程順としてまず表面を粗くする工程があると思いますが、粗くして細かな凹凸を作ることにより、金属を埋めるような感じで密着を得ます。これも物理的な力です。また、粗くすることにより単位あたりの表面積が大きくなりますので、相対的に密着力も上がります。 その金属を埋める反応が乾式のような電位ではなく、触媒を付与し無電解めっきで金属を析出させる方法になります。無電解めっきは厚くできるものと厚く出来ないものがありますが、厚く出来ない場合はその後電気めっきを行い所望の厚みを得ます。 いずれも物理的な力で密着しますが、プラスチック上への金属粒子の発生過程が異なります。
先の方々は乾式の説明なので私は湿式を。 樹脂表面に反応を促進する金属核をつけてやって、その後に無電解めっきをします。各核でめっきを進行させて薄膜を作ってやります。薄い金属膜で覆うかんじです。あとは金属素材と同じように順番に電気めっきしていきます。
一昔前、めっきの第一人者の講演会で、「どうしてプラスチックにめっきが?」と素朴に質問してみました。講演者はあきれたのか、内容の一部を繰り返すだけで、こちらが欲したものではなかった。 プラスチックの成形品放置しておくと、ホコリやら何やら汚れてきて、とれなくなります。 すべての分子は他分子の存在により無常の双極子モーメントを生じる。双極子モーメントのトータルはゼロであるかもしれないが、込み入った事情から平均的な分子間力は引きつけあうようになる(らしい)。 これをVan der Waals あるいはdispersion force という。 2つの双極子は離れているときは引力が働いて、2~3Åに接近し、これ以上接近すると斥力がより強く働く、万有引力である。 「よしめっきしてやろう」と荷電したり、電圧で加速したり、などの条件を整えればそれだけより確実になるのではと、私は勝手に解釈してますけれど。
電気の通らないプラスチックになぜ?という質問でしょうか。 この場合蒸着という方法です、 磁気テープ(カセットやVTR)とかCDもこれで作ってます、 が、ごめんなさい、専門家でないもので、わかりやすくというのがちょっと。 蒸着で検索すればいろいろ出てくると思いますよ。
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