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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:ニッケルメッキ + クロムメッキ)

ニッケルメッキ+クロムメッキ: 機械の金属ローラーの錆びへの対策方法は?

このQ&Aのポイント
  • 印刷機械メーカーが悩んでいる問題は、機械の中に常に水に浸かっている金属ローラーの錆びです。
  • 鉄製ローラーに100μmのクロムメッキをしても錆びてしまい、ステンレスローラーにクロムメッキする方法も問題があります。
  • ニッケルメッキ+クロムメッキが一般的な対策方法とされていますが、メッキ屋さんによっては難しいと言われることもあります。

質問者が選んだベストアンサー

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noname#230359
noname#230359
回答No.8

工業用クロムめっきを厚付けするとめっき層にクラックが発生しやすくなります。このクラックが素材まで貫通してしまうとそこから進入した液により腐食が進行してしまいます。これを解消するために、クロムめっきの下地にクラックが少なく耐食性の高い無電解ニッケルめっきを施すことによって、厚付けクロムめっきの利点(硬さや耐摩耗性)を保ちつつ、より耐食性の高いめっきにすることが可能となります。最近では、耐食+耐磨耗の要求が高くなり、アルミロールにおいてもニッケルめっき+工業用クロムめっきの加工が普及しつつあると思います。しかし、電気ニッケルめっき上の工業用クロムめっきは各工業用クロムめっき屋さんでも加工しておりますが無電解ニッケルめっきの上に工業用クロムめっきを加工できるめっき屋さんが限られているのが現状だと思います。無電解ニッケルめっき上に工業用クロムめっきを100μm以上できるめっき屋さんも存在しています。参考までにURLを載せておきます。

参考URL:
http://www.ohmori-cr.co.jp/
noname#230358
質問者

お礼

その道のプロの方とお見受けいたします。 今までいただいた回答の中 では、最も信頼性の高いものだと感じました。 大変ありがとうございました。

その他の回答 (7)

noname#230359
noname#230359
回答No.7

ニッケル+クロムめっきというのは、一般に装飾用のめっきを指しており、パイプ椅子などに使われているもので、極めて一般的だといえるでしょう。 >近くのメッキ屋さんはニッケルの上にクロムは載りづらい、と言って断られました。 これは、無電解ニッケルめっき(通称カニゼン)の上にはクロムめっきがしにくいということで、装飾用のめっきの話ではありません。 しかし、この無電解ニッケルめっきと硬質クロムめっきの組み合わせは、耐食性を兼ね備えたものだということで普及しつつありますが、かなりのノウハウが必要です。 回答(2)でクロムめっきの厚さを増やしても耐食性が得られないとの事ですが、私の試験結果では50μmで塩水噴霧試験で問題ない結果が得られています。クロムめっきのクラックは単層のものではなく、幾重にも重なったものになるので、厚みを増やすだけでも効果はあります。 100μmのめっきをしているとの事ですが、通常この厚さならクラックでの問題ないはずです。おそらくピンホールを通じての腐食でしょう。 ピンホールをなくすには素材の表面粗さが重要です。ローラー自身の加工での問題はないでしょうか。めっき前にも研磨するのが効果的だと思います。 無電解ニッケルめっきとクロムめっきの組み合わせは、従来のクロムめっきがローラー全面に施されていない場合には、有効ですが。

noname#230358
質問者

お礼

早速のご回答ありがとうごさいました。 おっしゃるように、通常なら100μmのクロムメッキで防錆力はあるはずでが、日本では問題なく、欧州で問題が発生している状況です。 多分環境の違いだと認識します。  そのため、100μmでも不充分かもしれません。  勿論、全て発生しているほけではありませんので、製造のバラツキ 例えば、素材S45Cの表面のバラツキ、メッキ前の研磨工程のバラツキ等の問題があるのかもしりません。 そこをつっこみますとなかなか対策としてなりたたない(困難)なため別な手段を模索しています。 しかし、 無電解ニッケルめっきと硬質クロムめっきの組み合わせは、耐食性を兼ね備えたものだということで普及しつつありますが、かなりのノウハウが必要です。 というアドバイスは大変参考になりました。  ありがとうございました。

noname#230359
noname#230359
回答No.6

印刷ロールとの事ですがグラビアロールの場合、最表面は硬質Crで10μm程度 です。100μmですと紙送り用のロールですかね? 100μmのCrめっきで錆びの問題ですと貫通クラックが原因かと思われます。 恐らくサージェントでのめっきと考えられますが、マイクロクラック系のCr めっきである程度、耐食性は確保出来ると思いますが如何でしょう? めっき後の研磨でちゃんとクラック目も潰してくださいね! 30μmめっきでも塩水噴霧96HrレイティングNo10は可能です。100μm有れば耐食性はもう少し良いと考えられます。さらに耐食性が必要で有ればNi-Crの2層で良いと思います。

noname#230358
質問者

お礼

早速のご回答ありがとうございました。 弊社の場合、100μmのクロムメッキ後に研磨を実施しています。 それでも錆びや表面のぶつぶつが発生します。 多分、欧州において、硝酸等の酸が水に混入されてメッキ表面が 浸食されやすい環境になっていると思います。日本ではほとんど問題 ありません。  ありがとうごさいました。

noname#230359
noname#230359
回答No.5

もしも、無電解めっきだけの処理をお考えなら考え直したほうがいいです。 硬さはCrと同じ程度で、皮膜自体の耐食性や寸法制度は良好ですが、非常 にピンホールが多いので、素材が鉄で水につかる状況ではすぐに錆びます。 一応ピンホールレスという液もありますが。実力は? 下地に銅やニッケルをめっきした上に、無電解ニッケルがいいのではないで しょうか。 あるいは、すべて電気めっき。 Ni+Crめっきは一般的なめっき法です。 おそらく、品物がシリンダーのため大きさや寸法制度の関係で難しいの かもしれません。 重厚長大ものは少なくなり、めっきをつけられる設備やノウハウを持つ 業者さんが少ないのではないでしょうか。 参考までに。 http://www.koka-chrome.co.jp/index.html

noname#230358
質問者

お礼

早速ご回答していただきまして、厚くお礼申し上げます。 Ni+Crめっきは一般的なめっき手段のようですが、弊社の品物が大きい、 高い硬度が必要、防錆力重視、耐溶剤性重視、表面粗度重視でなかなか範囲が狭い話だと感じています。 迷います。  ありがとうございました。

noname#230359
noname#230359
回答No.4

セラミック表面加工をしております。 塩水噴霧1500Hに対応し耐薬性にも効果があります またコートも脱脂後1液にてコートできますので メッキ工程より簡単に処理が可能です また環境面からも有機溶剤を一切使用せず100%の無機質にて 表面加工が可能です。 ご関心ありましたら御連絡ください ご満足いただけると思います。

参考URL:
http://www.atengineer.com/freehp.nsf/homepage/adapt2403
noname#230358
質問者

お礼

早速ご回答していただきまして、厚くお礼申し上げます。 実は、印刷業界では10年前にセラミック溶射ロ-ラ-が大変流行しました。 ところが現在ではほとんど見られません。 想像しますと、1.コストが高い (現在はそうでもない?) 2.表面が滑らか過ぎて、水の皮膜が薄くなり過ぎ(表面張力との関係と思います)、印刷時の調節が大変微妙になってしまいかえって使いづらくなってしまった。  という経緯がございます。 アドバイスをいただき誠にありがとうございました。

noname#230359
noname#230359
回答No.3

ステンレスはあきらめたのですね。 鉄素材にカニゼンめっき(20ミクロン)をし、その上に硬質クロム(20ミクロン)をすると耐食性は段違いにUPします。 耐食性の要求される(北国の凍結防止剤対策)足回りの油圧部品なんかで使用されています。 技術的にはかなり難しく、加工しているめっきメーカーも少ないと思います。 4層めっきはどちらかというと装飾目的で使用されるめっきですね。 このめっきは、ごく一般的で加工できるめっきメーカーは多いと思います。 しかし、耐食性は非常に良くなりますが、寸法精度(ばらつきが大きい)や処理能力(めっきタンクが小さい)に難ありです。

noname#230358
質問者

お礼

早速ご回答していただきまして、厚くお礼申し上げます。 ステンレス + クロムメッキ はメッキの密着性が良くない、という理由であまり積極的に受けてもらえません。 それよりもステンレス素材の加工でベアリンングの打ち込み部分の穴加工が、極めて困難だと判明したため、あきらめに入っています。 かといって、クロムメッキのみでは問題解決にならず、困っていたところですが、やはりいきつくところ、無電解メッキの実施に踏み込まなければならない、と感じています。  ありがとうございました。

noname#230359
noname#230359
回答No.2

硬質クロム鍍金は、強い引っ張り応力のため下地に達するクラックが極めて多く、耐食性は有りません。いくら厚鍍金をしても同じ事です。 鉄素材に、銅鍍金+無光沢ニッケル鍍金+光沢ニッケル鍍金+硬質クロム鍍金 が標準の加工法のはずです。

noname#230358
質問者

お礼

早速の回答ありがとうございました。 やはりクロムメッキのみでは不充分なのですね。メッキだけで4工程もあるとは.......社内製造部、資材部と相談します。

noname#230359
noname#230359
回答No.1

硬質クロム鍍金は、強い引っ張り応力のため下地に達するクラックが極めて多く、耐食性は有りません。いくら厚鍍金をしても同じ事です。 鉄素材に、銅鍍金+無光沢ニッケル鍍金+光沢ニッケル鍍金+硬質クロム鍍金 が標準の加工法のはずです。

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