精密バリ取りについて

このQ&Aのポイント
  • 刃物のような用途ものの量産において、バリ取りの工程において工数不足と不良率の上昇の問題が生じています。
  • バレル研磨や電解研磨のテストを行っていますが、良い結果が得られていません。
  • 形状や寸法を崩さずにエッジをキープし、表面の光沢を出し、錆を防ぐ処理方法や処理業者の紹介をお願いします。
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  • 締切済み

精密バリ取りについて

今回、弊社にて刃物のような用途もの(ツイストドリルや直刃エンドミルの類似形状)の量産を始めました。 現在は形状を研削仕上げし、1本ずつ研削バリを手で取ってから、ダイヤブラストで光沢を出しています。今後数量が増えるに従い工数不足と、人による誤差から不良率が上がる可能性があります。 そこで、バレル研磨や電解研磨のテストを行っているのですが、なかなか良い結果が得られません。 形状・寸法を崩さずにエッジをキープし、表面の光沢を出し、且つ錆を防ぐ処理方法や処理業者を紹介して頂けると幸いです。 因みに、材質はSUS420Fの焼き入れ硬度HRC50~55。大きさΦ3~Φ10・全長30mm~80mmで刃形状は様々です。100~500本単位でまとめて処理できると最高なのですが… 宜しくお願い致します。

noname#230358
noname#230358

みんなの回答

noname#230359
noname#230359
回答No.2

電解研磨ですと、10μ~20μ落ちてしまいますね。刃物状のものですと、かどが取れすぎてしまって駄目だと思います。±3μmの精密研磨+鏡面出しですか・・・難しいですね。大量にあるものですと化学研磨という選択しか無いですよね。力になれず申し訳ございません。

noname#230359
noname#230359
回答No.1

ダイヤブラストとは?ガラスショット(ピーニング)のことですか? また誤差というのはそり・曲がりのことでしょうか? それでしたら裏→表の順番で丁寧にうつですとか、ブラスト機の圧力を調整(曲がらない程度)し、作業者に徹底すればなくなると思いますが・・・。 また電解研磨でエッジが無くなってしまうのは電解時間が長すぎるのだと思います。

noname#230358
質問者

補足

説明下手で申し訳ありません。ダイヤブラストとは弾性と粘着性を持ったコア材(ゴム状)の廻りに微細なダイヤモンド砥粒を積層したもので、主に鏡面仕上げに使用されるものです。 また誤差とは、現在は熟練した専任作業者が1名でエッジを殺さないように刃部のバリを取っており、現状はこの専任作業者しか出来ないのが実態です。 今後増産が見込まれるため、1名体制では限界があり、また手作業では工数が掛かり過ぎてしまいますので、電解研磨やバレル等でまとめて処理できる方法を探しています。 電解研磨テストは業者選択が悪いせいか、エッジ部がダレてしまったり、均一に落ちていなかったりで失敗に終わりました。 ミクロン単位で落ちる量を制御できる方法または業者を紹介していただけないでしょうか? できれば処理後の寸法変異は処理前比±3μm以内にしたいです。

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