SK4の適性硬度と改善案|ワーク位置ずれの原因を解消する方法

このQ&Aのポイント
  • SK4の適性硬度とは、ワークの位置決めピンが折れるぎりぎりの硬度のことです。
  • ピンが応力を受けた際に曲がらずに折れる硬度を指示するためには、焼入れ硬度を適切に設定する必要があります。
  • 改善案として、母材の硬度を下げて靭性を上げつつ、表面処理で耐摩耗性を持たせる方法が考えられます。
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SK4の適性硬度

お世話になります。 現在、ワークの位置決めピンが折れて困っています。 材料はSK4、焼入れ硬度Hv650、表面処理は無し(バレル研磨のみ) 形状はφ1.2のピンにφ0.6×L4.0のピンを打ち込んだ2体構造の段付ピンです。 折れるのはφ0.6の根元です。 訳あって素材の変更は出来ないのですが、改善案として母材の硬度を下げて 靭性を上げつつ、表面処理等で耐摩耗性を持たせようと思っています。 この時に、ピンが応力を受けた際に曲がらずに折れるぎりぎりの硬度にしたい のですが、焼入れ硬度をどの程度に指示すれば良いのでしょうか。仮にピンが 曲がったままになるとワークの位置ずれの原因になり困ります。 どうぞ宜しくお願いします。

noname#230358
noname#230358
  • 金属
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みんなの回答

noname#230359
noname#230359
回答No.2

訳あって素材の変更は出来ないのですが、・・・これが問題ですが 市販のロールピンの使い捨て・・一定時間で交換・・は駄目でしょうか? ロールピンは雑草のようにかなり強いですよ。安いし・・折れにくいし・・

noname#230359
noname#230359
回答No.1

硬度や靭性も大事ですが、φ0.6根元部の応力集中を緩和させる策を講じた方が良いのではないでしょうか?(Rをもう少し大きめに取るとか)

noname#230358
質問者

お礼

確かに形状的な対策が効果が大きいとは思うのですが 既に変更できない状況にありまして・・・

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