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幾何公差の指定方法と解釈について
- 幾何公差の指定方法とは、データムと呼ばれる基準面を用いて、丸穴や長穴などの基準穴の位置度公差を指定することを意味します。
- 基準穴に位置度公差を指定した場合、それは基準面からのずれを許容する範囲を示しています。
- 一方、基準穴に位置度公差を入れた上で最大実体公差(M)を指定した場合、これは基準面からのずれの最大許容値を示しています。
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イメージが湧かないのですが。。。 データムB・CのBはどこのことをいっていますか? B1ですか?B2ですか? 基準の丸穴の基準とはなんでしょうか? 基準穴に位置度が入っているんですよね? だとすれば、この穴を基準と呼ぶのは間違ってます。(幾何公差でいう独立の法則) この基準穴のデータムはどこになっていますか? 例えば、面をデータムA,丸穴をデータムB、長穴をデータムCとします。 このとき、共通データムを|A|B|C|とすると、面、丸穴、長穴の順に基準ができます。 ちなみに A B Cと線で区切らずに書けば、基準を作っていく順序はBからでもCからでも良いという意味になります。 普通は基準を面から取っていくのが普通ですので、書き方としては前者のほうが多いと思います。 それで、ある丸穴(Dとしましょう)にデータム|A|B|C|として位置度が入っていたとします。 このとき穴Dの位置公差を規制したい寸法は、データムA、B、Cから追っており、寸法値は四角で囲ってある筈です。 位置度の数字にΦがついていれば、公差域は円になり、Φがついていなければ、幾何公差のいれている矢印方向のみ規制することになります。 また、位置度の数字に最大実体公差Mが入っている場合、位置度と丸穴Dの径がリンクしていることを意味します。 丸穴Dの径が最小値の場合、位置度は記入してある値でなければいけません。(Φ0とか書いていないですか?その場合は位置度は0でないといけないという意味になります。) また、データムにMをつける場合もあります。 例えば、データムBにMがついていれば、丸穴の径が最小のときを意味します。 (ちなみにデータムBが丸穴ではなく、軸だったら、軸径が最大の時ということになります) 最大実体公差は、主に寸法をゲージ管理するために用いるものなので、そのようなイメージができると理解しやすいと思います。 この手の話は、言葉だけではなかなか説明しづらいですね。。 内容詳しく教えていただければ、多分お答えできると思いますので、ご説明しますよ。