データム設定のない位置度とは?位置度の使い方について解説
- 位置度とは、穴同士の相対位置のバラつきを規制するための指定です。
- 通常、位置度を定義するためにはデータムの設定が必要ですが、データム設定のない位置度も存在します。
- データム設定のない位置度は、穴同士の相対位置のみを規制するために使用されます。
- ベストアンサー
位置度(幾何公差)のデータム設定をしないで使用で…
位置度(幾何公差)のデータム設定をしないで使用できるか 位置度の使い方について悩んでいます。 市販されている参考書などを見る限りでは、位置公差を定義する為の"位置度"にはデータムの設定が"必要"となっています。 これに対して、新しく購入した書籍の中に以下のような記述がありました。 >位置度にはデータム設定がないため、穴同士の相対位置のバラつきのみを規制する。 4xφ10|○+十|φ0.3| (○+十は位置度の記号と思ってください) これまで、上記のような相対位置の規制に使用できる、という認識を位置度には必ずデータムを設定しなければならない、という認識に変えたばかりだったので、非常に混乱しています。 穴同士の相対位置のみを規制すればよい時、データム設定が無い状態での記載が許されるのか、アドバイスをお願いします。 よろしくお願いします。
- 製品設計
- 回答数1
- ありがとう数4
- みんなの回答 (1)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
- ベストアンサー
こんばんは >穴同士の相対位置のみを規制すればよい時、データム設定が無い状態での記載が許されるのか、アドバイスをお願いします。 JISB0025の3.3と3.5.3では、データムに関連しない位 置度公差つき形体ということで、穴同士が理論的な寸法で規制されている 場合に適用してもいいようです。
関連するQ&A
- 幾何公差のデータムについて
JIS B 0022にて幾何公差のためのデータムが定義されていますが その中で「データム形体」と「実用データム形体」の違いが良く理解できません。 データム形体 :データムを設定するために用いる対象物の実際の形体 実用データム形体 : データム形体に接してデータムの設定を行う場合に用いる 十分に精密な形状をもつ実際の表面 幾何公差を図面に指示するのにあたりなにか使い分け等あるのでしょうか?
- ベストアンサー
- 機械設計
- 幾何公差のデータム表示
幾何公差設計時のデータムの表示において、三角形記号を表示しますが、こな三角形記号の規定はないのでしょうか?いくつかの書籍をみると、二等辺三角形や正三角形で表示されているからです。JIS規格でも名言指定名のようなのですが、以前はこの三角記号の形状に規定があったのでしょうか?
- 締切済み
- 製品設計
- 図面表記の幾何公差について
はじめまして,今幾何公差の位置度公差について悩んでいます。どのように理解したら良いでしょうか。また、最大実体公差がついたら、さらに混乱します。 (公差値、データム、公差値・データムがついた最大実体公差)良ければ、分かりやすく説明していただけませんか。
- 締切済み
- その他(ソフトウェア)
- データムへの最大実体公差適用時の浮遊値を、位置度…
データムへの最大実体公差適用時の浮遊値を、位置度等の公差に上乗せするのか、しないのか? タイトルの通りなのですが、データムへの最大実体公差適用時の浮遊値を、位置度等の公差に上乗せするのか、しないのか?がわかりません。 JISを見るかぎりでは、あくまでデータムが浮遊してよいというだけで 位置度などの幾何公差には上乗せされないと認識しているのですが あっていますでしょうか? どうぞご教授願います。
- 締切済み
- その他(開発・設計)
- 幾何公差の入れ方
面をデータムA,丸穴B1,C1-長穴B2としてデータムB・Cをとったとき,基準の丸穴に位置度公差を指定した場合は何を意味するのでしょうか? またその基準穴に位置度公差を入れたとして,最大実体公差(M)を指定した場合はどういう解釈をすればよいのでしょうか? 御存知の方いらっしゃいましたら,御教授ください。 宜しくお願い致します。
- 締切済み
- その他(ソフトウェア)
- 位置度の最大実体公差の考え方
幾何公差の位置度についての質問です。 最大実体公差(MMR)の考え方で、不明なことがあります。 同一平面上に、穴が3つ空いている金属ブロックがあり、 ブロック表面をデータムA,穴の内1つをデータムB,もう一つをデータムCとしています。 (添付画像参照) この時の位置度1.0に対しての実体公差の当てはめ方が良く分かりません。 位置度が1.0でなくΦ1.0であれば、穴とピンの関係から 最大実体Φ5.8に対して最小実体Φ6.2までの緩和なので、 最小実体時に位置度Φ1.4という事は分かります。(データムの実体公差は別) これが1.0の場合はどのように考えるべきなのでしょうか? また、この時のデータムの実体公差を追加した場合の考え方も分かりません。 考え方について教えてください。 添付画像(教えて欲しい図面の概要) http://dl8.getuploader.com/g/8%7Cminori/531/%E5%B9%BE%E4%BD%95%E5%85%AC%E5%B7%AE%E3%81%AE%E8%80%83%E3%81%88%E6%96%B9.jpg
- ベストアンサー
- 測定・分析
- 幾何公差に関して
度々の質問で申し訳ありません。 幾何公差の種類に姿勢公差と位置公差がありますが、そのどちらにも線の輪郭度公差と面の輪郭度公差が含まれています。 『JISにもとづく機械設計製図便覧』を見ながら勉強していますが「図示例とその解釈」の中には位置公差としての輪郭度公差の例が紹介されておりません。 軸線に対する3平面データムからの位置度公差のような使い方が出来るのでしょうか? 実際、位置公差としての輪郭度公差はどのような状況で用いるものなのでしょうか? 詳しく知りたいので教えて下さい。また記述のある文献をご存知でしたら教えていただきたく思います。 大変申し訳ありませんが、ご教授のほうをどうぞよろしく御願いいたします。
- 締切済み
- 2D
- 公差、幾何公差の指示の仕方について
添付画像のような3つの角穴(長円でも良いです)の配置です A穴とB穴の中心を結んだ共通データムからC穴位置を定義するとき、 C穴への位置度公差はどのように書けば良いでしょうか ※OKWAVEより補足:「技術の森( 開発・設計)」についての質問です。
- 締切済み
- 開発
お礼
ありがとうございます。 JISハンドブックも見たのですが、完全に見落としていました。 アドバイスどころか、完全な回答を頂き助かりました。