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カタログの切削データに載っているホブの仕様について
- カタログの切削データに載っているホブの仕様には、16Zと5口の情報が掲載されています。
- 16Zはホブの刃数を示しており、5口は何か別の要素を表しています。
- 具体的に5口とは何を指しているのか、その意味を調べてみる必要があります。
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いろいろな意見が飛び交っていますね! 私が思うに各項目は、下記のような事だと判断します。 5口・・口数「ホブの条数」 16Z・・被削ギヤ「ボブ設計時」 そのほかにホブの諸元としては「進み角∠・圧力角α・歯丈D+F・歯形形状(TOP S-TOP PG)」等があります。 そこで、問題のなぜ「被削ギヤ36」を・・・ですが! 一般的には、「16Z」と表記されているホブは、S-TOPホブの設計段階で、 16Zで刃先面取量を設計しています。 S-TOP「セミトッピングホブ」(被削ギヤに歯先面取をする)(通常0.1m) ならば、Z=36の歯車を加工すると 歯先面取量が 0.125mに増える。 この程度なら、問題は無いレベルです! 但し、16zがホブの溝数を指しているなら 話がまるっきり変わるけど! 普通は、溝数Gで表します。
#2です。遅くなり申し訳ありません。 ご希望の回答になるか分かりませんが、取り敢えず書き込みます。 当社にあるホブカッター等を調べてみたのですが、そのホブカッターで加工できる歯数しか表示がありません。 表示単位?は「T」と「Z」の両方があります。 >ギアの歯数はワーク(ギア)仕様の方で「36T」と書いてあったので、36というのがギアの歯数と考えています. カタログ上の表示と言うことですから、ギアの歯数と考えて良いのではと思います。 >そうすると16Zはホブ仕様という覧に書いてあったことからもやはりホブ自体の刃数を示していると思うのですがどうでしょうか. ここのところはいろいろと調べたのですが、よく分かりません。 ただ、ホブカッターの刃数は加工上ではあまり関係ないように思います。 前にも書きましたが、ホブカッターを使用しホブ盤で加工する場合、シフト量というのを設定します。 例えば、 シフト量=0.5mm 1回シフト毎の加工個数=10個 ホブカッター加工有効長=50mm の場合 ホブカッターの総シフト回数=50mm÷0.5mm=100 加工可能数=100×10=1000個 となります。 加工中の機械の動きは縦型ホブ盤の場合、垂直方向にのみホブカッターが動き、ホブカッターの中心線に沿った方向には動きません。 ですから、ホブカッターの刃数を表示する意味がないと思われますが如何でしょうか。 また、ホブカッターの切削条件はホブカッターの刃数とは関係ないようです。 ホブカッターのメーカーでの切削条件は周速とホブカッターの1回転当たりの送り量だけを推奨しているところが殆どです。 >一つのギアを作るのに関与する刃数はいくつになるのでしょうか?今例えば1個のギアの歯数が36、ホブが5口 16Zで3000個のギアを切削することができると表示してある場合、(変な質問になりますが)もし、このホブが1刃の場合何個のギアを切削できるのかが知りたいです. 以上のことから、ホブカッターの加工有効長とシフト量が分からないと、ご希望の計算が出来ません。 ただし計算結果は「ホブ1刃での加工可能数」ではなく同一円周上にある刃での加工可能数となります。 口数の補足ですが、口数が2になれば1口の2倍の早さで加工物を回すことが出来ます。 単純計算では加工時間は半分になる訳ですが、面粗度を確認しながら調整する必要があります。 希望されている答えと違ってきたような気がしますが、ご参考になれば幸いです。 済みません。 記入ミスです。 下記部分での「周速」は「ホブカッター回転数」の間違いです。 失礼しました。 >ホブカッターのメーカーでの切削条件は周速とホブカッターの1回転当たりの送り量だけを推奨しているところが殆どです。 また追記ですが、「一つのギアを作るのに関与する刃数はいくつになるのでしょうか?」と言う疑問ですが、ホブの同一円周上にある刃のみが切削に関与する刃となります。
こんにちは。 口数に関しては#1さんの回答でよろしいかと思います。 「16T]というのは、加工するギヤの歯数です。 ただし16歯数のギヤしか加工できないというのではなく、±4までの歯数なら加工可能です。 この場合は12~20の歯数をもつギヤの加工が可能です。 それ以外だと、歯の形状が崩れてしまいます。 >歯車1個を作るのに関与している刃の総数を知りたかったからなのですが、例えば「5口 16Z」という仕様なら5×16=80(刃)が歯車の歯切りに関与している刃の総数になる、という解釈でいいのでしょうか? 正確な知識でなく間違っているかもしれませんが、ホブカッターでの加工時に「シフト量」というのを設定すると思います。 加工時にホブの全長分が移動しながら加工するのではなく、1個の製品加工時にホブが移動することはありません。 数個毎の製品加工後に「シフト量」で設定した量だけホブが移動し数百個、数千個加工した時にホブカッター全長を使用するということになります。 口数はリードと考えても良いですから、例えばネジの条数のように2条ねじの場合、1回転当たりのネジの移動量はピッチの2倍になりますから、ホブカッターでの口数が多ければ送り量を上げることが出来ます。 私は5口という口数の多いものを使ったことがないのでどの程度加工速度が速くなるかは分かりません。 間違っていたらごめんなさい。 私自身にいろいろと疑問がでてきましたので調べてみたいと思います。 しばらくお待ち頂けますか?
口数はリード数と言う場合もあるようです。 簡単にホブ端面から見てリードがいくつあるかです。 (ホブ歯が5個ピッチで歯が出来ます) 1口ホブはある歯面を追って一周回すと隣の歯に 2口ホブはある歯面を追って一周回すと1歯とばして と言う事になります。
補足
回答有難うございます.そもそも、この質問をしたのは歯車1個 を作るのに関与している刃の総数を知りたかったからなのですが、 例えば「5口 16Z」という仕様なら5×16=80(刃)が歯車の歯切り に関与している刃の総数になる、という解釈でいいのでしょうか?
補足
ありがとうございます☆ただ、ギアの歯数はワーク(ギア)仕様 の方で「36T」と書いてあったので、36というのがギアの歯数 と考えています.そうすると16Zはホブ仕様という覧に書いて あったことからもやはりホブ自体の刃数を示していると思うの ですがどうでしょうか.5口の意味あいはなんとなく理解できた のですが、結局のところ一つのギアを作るのに関与する刃数はい くつになるのでしょうか?今例えば1個のギアの歯数が36、 ホブが5口 16Zで3000個のギアを切削することができると表示 してある場合、(変な質問になりますが)もし、このホブが1刃の 場合何個のギアを切削できるのかが知りたいです. (あるいは、これだけのデータで判断できるようなことではないの でしょうか?)