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SCM415の焼き入れ焼き戻しで硬度入りますか
SCM415の熱処理について教えて下さい。 機械部品の工程検討をしています。図面では、溶接をする為C%の低いSCM415を使用しています。(要求硬度Hs35~47) そこで疑問なのですが、この程度の硬度ならSCM415で通常の焼き入れ焼き戻しで硬度が入るのでしょか? JISでは、はだ焼き鋼の浸炭後焼き入れ焼き戻し硬度がHs35~47(HB235~341)となっています。表層部はもっと硬度が入ってるはずですので、これは芯部の硬度だと思います。とすると、415でも浸炭せずにHs35~47程度は確保できるのでしょうか? 社内ではSCM415の焼き入れ焼き戻しの実績がない(用途が無かった)ので、もしそういう使用をされている方があれば、条件等も教えて頂きたいのですが・・・宜しくお願いします。

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素材形状が不明ですので一概には言えませんが、経験から回答させて頂きます。 1.Φ15程度でしたら表面硬さ35~47HSは十分可能です。手法は、焼入れ後200℃の焼戻しです。 2.吾々の実験ではSCM415の焼入れ・200℃焼戻しで硬さは35HRCがでました。ですからHSで48程度になります。 3.使用実績は、国内の某自動車メーカーがエンジン部品用に試作段階ではSCM415を、実車ではS15Cを高周波焼入れ後、焼戻し無しで使用していました。 4.SCM415を浸炭し焼入れ、・焼戻しを施すと表面は60HRC以上、HSですと80以上にはなります。
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回答有り難うございます。 200℃戻しで35HRCですか、非常に参考になりました。質問した当時は硬度にばかり関心がいってましたが、今検討しているワークではSCM415の焼き入れ焼き戻しによる機械的性質の向上の方に主眼があるようです。やはり同様な使用実績はあるのですね。 ありがとうございました。