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SCM材の耐磨耗性の向上
SCM415Hを軸受として使用しており、浸炭焼入焼戻していますが、軌道部の耐磨耗性を満足させるために、表面硬度をできるだけ高くしてますが、意に反して満足しません。いろいろ文件を読みあさっていますが、 表面硬度は高いほうがよいともそうでもないとも書いています。何か事例として、よい方法があったら教えてください。

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摺動する相手材の材質や摺動条件などによって摩耗の状態が変わってきます。例えば、浸炭後の表面硬さを上げるということは、焼もどし温度を低くするということになりますが、摺動部の温度が高くなるような条件で使うと、すぐに軸受けは焼もどしを受け、表面硬さは低くなってしまいます。摩耗が機械的な引掻とかを伴っているのか、凝着とかが起こっているかなどによって、対策が異なってきます。硬さが高くて減りにくくなるのはアブレッシブな状態だけです。ヒーローさんがおっしゃっているように、テフロンや銅合金など極端に柔らかいものでも耐摩耗性が良いものがいっぱいあります。一般的には同材質同士を摺動させると凝着が生じやすいので、片方を窒化処理にするとかの組み合わせに変えることが良いと思われます。
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- 回答No.2

耐摩耗性は硬さもありますが、表面粗度も非常に影響すると思います。焼入れ後の仕上げを検討されたらいかがでしょうか?また、異物の混入などの影響もあるかと思います。
- 回答No.1

テフロンコーティングやテフロンメッキ等の潤滑性に優れた物を使えばどうでしょうか? テフロンは摩擦係数が少ない為良いのではないかと思います。
質問者からの補足
ご教示ありがとうございます。 言葉足らずで申し訳ないです。 基本的にコストの面から、熱処理条件に限定した対策を考えております。
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