浸炭焼入れ焼戻しの硬度について

このQ&Aのポイント
  • 浸炭焼入れ焼戻しによる硬度HRA50以上について図面に記載されています。
  • 浸炭焼入れ後は焼戻しを必ず行うべきですか?
  • 焼戻しを行わない場合、硬度は高くなりますか?また、HRA50の硬度は適切なのでしょうか?
回答を見る
  • 締切済み

浸炭焼入れ焼戻しの硬度

歯車(材質は焼結合金)を、浸炭焼入れ焼戻しにて硬度HRA50以上と図面に記載されています。 質問 ?浸炭焼入れ後は必ず焼戻しをするものでしょうか? ?焼戻しをしない場合、硬度は高いのでしょうか? ?HRA50ではあまり焼きが入っていないのではと考えます。  硬度としてはいくらくらいが普通でしょうか?

noname#230358
noname#230358

みんなの回答

noname#230359
noname#230359
回答No.3

焼結合金の種類が不明ですが、浸炭を実施する種類であれば浸炭焼入れ焼き戻しを行うと思います。 焼き戻しは低温焼き戻しで十分だと思われますので焼入れ硬度と同等な硬度にとどまります。 自動車部品に使われる焼結合金の歯車の浸炭処理の表面高度はHRA50upが多く採用されていますが実際にはHRA60~75くらいの値になります。 処理条件が特殊になりますので、焼結合金の浸炭処理を実施されている熱処理業者に相談されたほうがいいと思います。

noname#230359
noname#230359
回答No.2

A? 殆ど焼入れします。 A? 局部焼き入れの場合(一部をストッパー等に使用…)は、 焼入れのみの処理です。 S55Cで、HRcの10程度は差が出ます。 A? 小生も、HRcの間違いと思います。 歯車の焼入れ処理なら、HRcでしょう。

noname#230359
noname#230359
回答No.1

?必ずです。でないと焼結は靱性が元々低いので、持たないはずです。 ?例外はありますが、若干低下します。 ?HRA50はかたさ換算表に出てないほど低い値です。HRCの間違いではないでしょうか。それなら50はそんなものか若干高いかという値です。実際にはビッカースで測ることが一般的でしょうが ねらう硬さはその目的によります。靱性重視なら↑の程度。耐摩耗性重視なら55以上もあるかと思います。これは焼き戻しでコントロールします。

関連するQ&A

  • SCM415の焼き入れ焼き戻しで硬度入りますか

    SCM415の熱処理について教えて下さい。 機械部品の工程検討をしています。図面では、溶接をする為C%の低いSCM415を使用しています。(要求硬度Hs35~47) そこで疑問なのですが、この程度の硬度ならSCM415で通常の焼き入れ焼き戻しで硬度が入るのでしょか? JISでは、はだ焼き鋼の浸炭後焼き入れ焼き戻し硬度がHs35~47(HB235~341)となっています。表層部はもっと硬度が入ってるはずですので、これは芯部の硬度だと思います。とすると、415でも浸炭せずにHs35~47程度は確保できるのでしょうか? 社内ではSCM415の焼き入れ焼き戻しの実績がない(用途が無かった)ので、もしそういう使用をされている方があれば、条件等も教えて頂きたいのですが・・・宜しくお願いします。

  • 浸炭焼入と高周波焼戻

    すいません。熱処理経験が浅くよくわからないので教えてください。 現状、実際の熱処理で困っているわけではないんですが上司に 「現状、浸炭焼入後、炉による焼戻を行っているが、たとえばその焼戻を高周波焼戻にすることはできるかどうか?一度調べてみてください」 といわれていろいろ資料を調べてみましたが、そもそもまさにその内容を書いたような文献というものがありません。自分なりに考えたポイントは 「焼入れの際に生じるマルテンサイトの範囲が浸炭焼入では高周波焼入より深そうなので、その組織を焼戻でどこまで戻せるか?」といったところかなと考えたんですが、文献が見つけられず手詰まりです。 (現状話題としているワークは歯車なんですが、かなり厚みのあるものです) 上記に絡む設備のイニシャル、ランニング等のメリットの話も気にはなりますが、そもそも 「用途として浸炭焼入後の高周波焼戻は成立するのかどうか」 という点が知りたいです。 どなたかそのあたりに詳しい方、助言お願いします。 特に文献等あれば、教えていただければ再度探してみようと思います。 以上、よろしくお願いします。

  • 浸炭焼入れ焼戻し後 の 穴加工寸法について

    昭和45年に書いた図面上に 浸炭焼入れ焼戻し 前の 穴加工寸法φ14.00 +0.05/+0.08で 浸炭焼入れ焼戻し 後の 穴仕上り寸法φ14.00 +0.02/+0.04と 記載されています。 この内容だと 浸炭 前に 穴寸法をφ14.00 +0.05/+0.08の範囲内で加工し 浸炭 後は、φ14.00 +0.02-/+0.04の範囲になっていると 言う事なのでしょうか? それとも 浸炭 後に φ14.00 +0.02/+0.04の範囲内で加工すると言う事でしょうか? もし そうだとしたら 浸炭 前の公差より 浸炭 後の公差の方が 小さくなっているので 浸炭 後の加工は無理のような気がしますが ちなみに材質は、SCM-415です

  • 浸炭焼入れ

    SCM415の材料に浸炭焼入れを実施したところ表面硬度がHv600650ぐらいになりました。 ただ、お客様からの要求は表面硬度Hv850程度必要と言われています。 材質を変更することも出来ません。 SCM415の材質に浸炭焼入れにて表面硬度をHv850程度にする方法を教えてください。

  • 浸炭焼入加工の防炭について

    はじめて技術の森に質問をします. 設計で浸炭焼入をする歯車(SCM 420)を用います.サイズが小さいので軸付としています.歯車は歯面のみを浸炭させていることが多いようですが,追加工の必要がない場合は全部浸炭させたほうがいいのでしょうか.軸径を小さくできると思います. また,浸炭焼入ではキー溝を加工する場合,キー溝部を防炭して浸炭をし,そのあとキーをきって焼入焼き戻しで強度を上げているのでしょうか. 設計初心者なのでやさしく教えていただけたらありがたいです.よろしくお願いします. ご回答いただいたおかげで,問題解決しました. 他の熱処理方法についてはイチから教えていただく訳にもいかないので自分でまた調べてみます. ありがとうございました.

  • 焼結合金 SMF5040の焼きなまし温度について

    焼結合金 SMF5040について 浸炭焼き入れ焼き戻し後に焼きなましを行い硬度を下げたいのですが、焼きなましの最低温度は何度で何時間処理すれば宜しいでしょうか? ちなみに、浸炭焼き入れ焼き戻し後の硬度はロックウエル硬度計HRAスケール67です。また、この材料の変態点温度は何度ですか? 以上、よろしくお願いします。

  • 浸炭焼入と高周波焼入について

    ミッションギアなどの高負荷の掛かる歯車には、高周波焼入よりも浸炭焼入が行われていると思います。 高周波焼入と浸炭焼入を比べた場合、浸炭焼入の方が疲労強度が高いとのことですが、これはどういったことによるのでしょうか? 浸炭焼入の方がより高い残留応力を与えることが出来るためとかなのでしょうか? 知りたいのは、何故浸炭焼入の方が強度が高いのか?と、それは、どういった現象によるためか?です。 以上、よろしくお願いします。

  • 鉄製品(こねじ)の焼入れ焼き戻しについて

    教えてください。 小ねじ部品で硬度のバラツキでこまっております。 径は約5φです。 タッピング部品の為、浸炭焼入れ焼き戻しをおこなっている商品です。 ミルシートの炭素量が、ロットにより、0.19~0.22の間でばらついております。 焼入れは880℃、焼き戻しは330℃です。 心部硬度は約400HVです。 心部硬度高さが問題となっているのですが、 当該品の炭素量からみて、心部まで焼きが入っているのは、 母材のもとからの炭素量ではなく、浸炭による影響とみているのですが、いかがでしょうか。 それとも炭素量0.2%程度でも、細い為、HV400迄焼きがはいってしまうものなのでしょうか。 炭素量と硬度と径と焼入れ硬度についての資料やデータ等が あれば、参考までのいただけないでしょうか。 よろしくお願い致します。

  • 極少品の浸炭焼入れ方法

    約0.3mm角極少品の浸炭焼入れで 硬度ムラが発生する懸念があり、浸炭焼入れ後に更に焼入れ処理を行っています。 浸炭焼入れだけで硬度ムラの発生が無く、出来るだけ多くの量を処理する事が可能な浸炭方法?ってありますか? 出来れば浸炭後の洗浄が不要だと Goodなのですが。。。。 アドバイスいただき大変感謝致します。 質問が分かりづらかったので。。。補足させてください。 形状についてですが、0.5mmの球状形で部分的に歯型のように500μm幅の加工がされています。材質はSPCCで。。。浸炭焼入れ後の冷却は油冷です。1チャージの投入量としては100万個と多く、硬度ムラの発生率は約0.1%です。焼ムラを検出するのが困難なことから。。浸炭焼入れ後、再度焼入れ処理を行っています。 浸炭後の洗浄が無くなれば。。オイルレスとなり合理化にもなるのですが。。。。真空浸炭?は難しそうですし。。。(品物が小さいので)

  • 浸炭焼入れの内部硬度について

    お世話になっております。 表記の件、内部硬度について御質問を致します。 材質SCM420HのH鋼の素形物を生産していますが、図面指示で内部硬度をHRC2540で行うことになっています。 しかし、実力がHRC40以上の硬さになっています。 この対策は、どのような案があるのかご教授願います。 参考:?焼入れ端からの中心距離は、32?    ?形状変更が大きくなるのは、NG    ?Hv513以上の硬化層は、0.450.7?(後加工の取り代0.15?) 以上、宜しくお願い致します。