表面粗さについて分かりやすく解説!Ra、Rmax、Rzの違いとは?
- 表面粗さを表す指標として、Ra、Rmax、Rzの3つがあります。
- それぞれの指標は、表面の凹凸の程度やピークとバレーの深さを示すものです。
- 具体的な違いは以下の通りです: 1. Ra(平均粗さ):表面の凹凸を平均化した値 2. Rmax(最大高さ):表面の最も高いピークと最も深いバレーの高さの差 3. Rz(平均ピーク間距離):表面のピークとバレーの間の平均距離
- ベストアンサー
表面粗さについて
表面粗さにを表すのに、?Ra、?Rmax、?Rzがありますが、違いがよく分かりません。特に?のRaの意味が参考書をよんでも理解できずに困っております。頭が悪い私にもわかるように3つの違いを教えていただきたいです。先輩方よろしくお願い致します。
- その他(開発・設計)
- 回答数3
- ありがとう数2
- みんなの回答 (3)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
- ベストアンサー
まず、でこぼこを平らにならした高さを出しておきます。 Ra粗さ曲線の算術平均粗さ 横軸に面に平行な座標、縦軸にでこぼこの高さをプロットして いき、これに平均値の線を書き加えます。そしてでこぼこ曲線 と平均値の直線で囲まれた面積を加算していき、最後に座標の 長さで割ります。これが算術平均粗さ。 要するにでこぼこが平均でどのくらいかを見るための指標です。 極端に大きいでこぼこが1個や2個あっても全体に与える影響が 少ないのが特徴といえます。 Rmax 粗さ曲線の最大深さ 平均値から一番離れたでこぼこの高さです。 すごく平滑な面にたったの1個大きな突起があってもこの値は 大きくなってしまいます。 平均を見るのには向いていません。 Rz 粗さ曲線の十点平均粗さ でこぼこのうち、大きいほうから10点(山から5個, 谷から5個)の値をチェックし、平均値との差の絶対値を加算 して10で割った値。 Raみたいに極端に大きな1個の影響が比較的薄められます。 どれを使うかは目的しだいですね。 砕いて書いたつもりですが、ちゃんと説明になっていますか?
その他の回答 (2)
概念的なものですが、Raは表面の鏡面度、Rmaxは形状誤差(公差とは少し違います)、RzはRmaxの簡易版といえます。 Raは数値が同じでも、加工方法によって見え方が変わってしまうので一意な鏡面度とは言えません。が、算出の際はある程度長い波長の「うねり」を無視するので、どれだけ表面がすべすべかという指標になります。
お礼
12m24さん、回答有難う御座います。
東京精密にわかりやすい説明が有ります。
関連するQ&A
- 表面性状の検査基準ルールについて
表面性状の勉強中です。Raについて、16%、最大値、上限値、下限値などの各ルールが合格基準として参考書に色々書いてあるのですが漠然として理解できません。また、RamaxとRz(最大高さ)の違いも理解できていません。情けない限りですが、どなたか御教授をお願いいたします。
- 締切済み
- その他(機械加工)
- 表面粗さと応力集中の関係について
質問させてください。 表面に引張応力の掛かる部品などにおいては、表面粗さにより応力集中が起きると思いますが、 その表面粗さ(Ra、Rz等)と応力集中の関係を簡単に表すことの出来る計算式やグラフのようなものはありますでしょうか? たとえば、同じ応力(ex.100MPa)が掛かっていて、表面粗さ違い(ex.Rz10、Rz50、Rz100等)では、発生応力はどう変わるのでしょうか?
- 締切済み
- 切削
- バフ表面粗さについて
「ステンレスの表面をバフ#300で加工のこと」 「検査は、表面粗さ計を使用する。」という仕様があります。 調べたところ、バフ#300でRa、Rmaxの基準がありません。 どなたか基準を教えてください。
- ベストアンサー
- 研削・研磨
- 表面粗さの「標準数列」について
部品切削加工図を作成しているのですが、表面指示について困惑しております。表面粗さの種類、区分および三角記号などの一覧に「標準数列」「基準長さ」という表記があります。基準長は測定端子の測定移動距離と理解しましたが「標準数列」というのが調べてもよくわかりません。測定機の設定値なのか 表面粗さ値なのか、別の区分なのか? 感覚では、「Ra 基準長 カットオフ値の3倍以上 標準数列 0.4a 」とあるのは Raを0.4μm以下にするという意味なのでしょうか? 「Rz 基準長さ0.8 標準数列 3.2Z」=端子の測定長さ0.8?でRz 3.2mm以下に なるような表面に加工するという意味なのでしょうか? お詳しい方いましたらご教授頂けると幸いです。
- 締切済み
- 切削
- 表面あらさとうねりの測定
初心者なので、どなたか考え方を教えてください。 粗さとうねり(輪郭精度)を,それぞれ指定されてい ケースがある場合、昔はRmax表記していたので 「表面あらさ=うねり」と判断出来ていたと思いま すが、最近はRaやRzなど粗さ曲線?を用いていると 思います。 例えば、R3±0.05の形状で、面粗さはRa1.6、輪郭精度0.003 などと指定された場合、それぞれどのような測定器で、評価 の仕方をするものなのでしょうか? 形状測定器で形状と粗さ、うねり(輪郭精度)を測定出来る ものなのでしょうか? 粗さのパラメータを指定した場合、その粗さ成分を除したもの をうねり(輪郭精度)をしてデータを抽出出来るものなのでし ょうか?
- 締切済み
- 測定・分析
- 表面粗さ測定の評価長さについて。
客先より、仕事を頂き図中に書かれている、Rmax6.3(=6.3s?)を測定しないといけないのですが、表面粗さ測定について知識がなく、インターネットで調べてみると、Rmax(最大高さ)が現在はRy(最大高さ)と表示されているとか良く分かりません。 また、基準長さが0.8mmと書かれていますが、測定長さ(評価長さ)は×5の4mmで測定しないといけないのか(昔と現在では変わっているように思うのですが?、例えば、Raはカットオフ値の3倍以上⇒基準長さの5倍)お手数ですが、詳しい情報を教えて頂きたく、宜しくお願い致します。
- 締切済み
- その他(ビジネス・キャリア)
お礼
いしさん有難う御座います。かなり分かってきました。またお願い致します。