表面粗さの「標準数列」について

このQ&Aのポイント
  • 表面粗さの「標準数列」とは、切削加工時の表面指示に関する記法の一つです。
  • 「標準数列」は測定機の設定値ではなく、表面粗さを示す値の区分です。
  • 例えば、Ra 基準長 カットオフ値の3倍以上の標準数列0.4aは、表面のRa値を0.4μm以下にすることを意味します。
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表面粗さの「標準数列」について

部品切削加工図を作成しているのですが、表面指示について困惑しております。表面粗さの種類、区分および三角記号などの一覧に「標準数列」「基準長さ」という表記があります。基準長は測定端子の測定移動距離と理解しましたが「標準数列」というのが調べてもよくわかりません。測定機の設定値なのか 表面粗さ値なのか、別の区分なのか?  感覚では、「Ra 基準長 カットオフ値の3倍以上 標準数列 0.4a 」とあるのは Raを0.4μm以下にするという意味なのでしょうか? 「Rz 基準長さ0.8 標準数列 3.2Z」=端子の測定長さ0.8?でRz 3.2mm以下に なるような表面に加工するという意味なのでしょうか?  お詳しい方いましたらご教授頂けると幸いです。

noname#230358
noname#230358
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noname#230359
noname#230359
回答No.1

標準数列のコトバの問題は?標準数?で調べると到達します。   http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A8%99%E6%BA%96%E6%95%B0   JIS Z8601 標準数 数値は人間の感覚でキリの良い値にするより、定率を掛けていく等比級数の方が合理的とする考え方で、1桁のレンジを等比級数で何分割するかで決まる値。 この考えで半端キリの悪い値で決まっている例は 22KΩ、47KΩの抵抗値。鉄鋼材料なら SPCC は3.2mm厚。しかしステンは3.0mm厚、線径の半端はインチ由来だったりと全てがそうではない。 この wiki は面粗さについても1行書いている。   JIS B0601 製品の幾何特性仕様 ・・・・  測定を主とする規定 を見ると、 旧規格の一部を?付属書?として残し(時期を見て廃止)、その中に『・・・一般に・・・の標準数列を用いる』とあるだけなので、『一般』を逸脱しても咎めはない。根拠説明も無いが、いうまでもなく×2の等比級数。   JIS B0031 製品の幾何特性仕様・・・・  図面など表示を主とする規定 これにも(生きた)付属書があり、『・・便宜のため・・』になるべく定値を使うことを推奨している。しかし本文では Ra0.7 Ra3.1 など従わない記入例を頻出させている。   粗さの標準数列    0.50 0.63 0.80 1.00 1.25 1.60 2.0 2.5 3.0 4.0 5.0 6.3 8.0 10.0   従来の数値は< 特に優先的に用いる、、太字で示す> これを解説するサイトが殆ど無い現状。 ↑のように細かな刻みはあまり必要とせず、従来の粗い刻みを滅多矢鱈変えなくとも運用出来るから生続けていると言えます。 カットオフの意味については   http://www.accretech.jp/pdf/measuring/sfexplain_1.pdf 1頁の定義は電気屋でなければ、2頁頭の絵を併せて見れば判りやすいでしょう

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