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ラッカ陥落、IS壊滅状態

https://mainichi.jp/articles/20171018/k00/00m/030/102000c ラッカの陥落でISとの大規模な戦いはほぼ終わったと見ていいのでしょうか?

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回答No.2

大規模な戦闘は終わったと思います。ただ、分散したIS残党の動きは目が離せません。イギリスではMI5の長官が異例の発表をして、今英国内でイスラム過激派のテロが起こる可能性がこれまでと比べ物にならないほど高くなっていると言っています。また、中東を逃れて、フィリピンやインドネシアを新たなISの拠点化すると言う話しはずっと出ていて、つい先日もフィリピンでIS幹部でずっとアメリカのターゲットになっていた人物を殺害したばかり。これまでに無く大きなテロが起こる可能性は否定できません。 それから、シリア・中東の今後は全く楽観できません。落下陥落はアメリカが支援したクルド人勢力が中心に達成したのですが、シリア全体はロシアが支援するアサド政権軍の力が強く、ISが台頭する以前の政府対反政府の状況が街や国民がボロボロになっている状態で、かつてよりもひどい状態で再現することになります。ISの排除にはイラクでもシリアでもクルド人の貢献が大きかったのですが、イラクのクルド自治区の独立には国際社会は反対していて、クルド人が自分たちの血を流して勝ち取った成果に対して誰も何かを与えようとしていません。その間にもトルコの政情は悪化しています。トルコ、シリア、イランなどでロシアの影響力が増しているなかで、親米・親英国のサウジアラビアはロシアと急接近しつつあります。そのサウジアラビアは、米英からの支援を受けつつもカタールを他三国と共に突如国交断絶・経済封鎖して、アラブの自由化、民主化を押さえ込もうとしています。しかも、サウジは欧米から支援を受けつつ裏ではアル・カイダ系のテロ組織を支援していると言う事が明らかになってきている、イスラム過激思想の国。更には、アメリカの後方支援を受けてサウジが行ってきた南イエメンでのシーア派地区への攻撃、虐殺。シーア派住民を守ろうとするイランとの確執。そのイランとの関係改善を捨て経済制裁するアメリカ。 国家間の確執だけでも複雑なのに、度重なる戦争と虐殺で醸成され続けてきた憎悪と恨みの連鎖が膨らんでいて、いくらでも過激組織がうまれる土壌になってしまったと思います。 どう見ても、中東、特にアラビア半島がこのまま平和な方向に進むことはあり得ないように見えます。

jetdragon
質問者

お礼

ISは分散テロの危険が続き、中東の混乱はまだまだ続きそうですね・・・

その他の回答 (1)

回答No.1

正規軍というか武装集団ごとの戦闘は終息して小競り合い程度になるでしょう。 ただし、ISが得意としていたテロ行為は世界中の各地で今後も続くと考えられます。 最近は軍や警察など国家権力を標的にしないソフトターゲトと呼ばれる一般市民が犠牲となるテロが増えています。 この傾向は今後も続き日本も例外ではなくなるということが充分考えられます。 このような意味では日本にとっては危険度が増大したと言えます。 ISとの戦闘は下火になりますが今後はクルドの人々の動きが国際問題となります。 むしろこちらの方が戦闘が大規模化する恐れがあります。

jetdragon
質問者

お礼

五輪があるので日本もテロへの警戒は強化しないといけませんね

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