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取水制限
毎年この時期になると、河川での取水制限10%などのニュースを耳にし、疑問に思うのですが、河川からの取水を制限し取水の対象とならなかった河川の水はダムに貯められる訳ではなく、最終的には海に流れていくだけだで意味がないと思うのですが如何でしょう? 入口で規制するのでは無く出口である蛇口側で規制しないと本当の意味での節水にはならないのではないでしょうか?
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- suiton
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取水制限をしているということは、上流側のダムでその分の放流を減らして貯水しているということです。
川の水というのは、飲料だけに使われているわけではありません。 すでに書かれている以外に、一番重要なものとして、川にすむ魚、虫、鳥など、川の水か止まると一気にいなくなるか死滅します。 そんなのいなくても関係ないだろう。と思われるかもしれませんが、それらの生態系のものは、川の水の浄化などにも役立っています。 それらがいなくなると、川の水は、自然の浄化作用がなくなり、飲むためにも今以上に多くの薬品を投入したり、ろ過を強化しなければならなくなります。 そういうものを保護するために、一定量の水は流し続けなければいけないのです。 >入口で規制するのでは無く出口である蛇口側で規制しないと本当の意味での節水にはならないのではないでしょうか? そう思われるかもしれませんが、現実には、効果があります。 取水制限を行なった場合、水道の水圧を下げます。 水道の水圧を下げると、水の出が悪くなります。 少し考えるとわかりますが、シャワーを浴びるなどだと、水道の圧力が下がって水量が2割下がったところで、ほとんど使用する時間が変わりません。 つまり水圧を下げるだけで、2割水の使用量が下がるわけです。 こういう意味で、節水になるんです。 実は、そんなことよりも問題になる話があるんです。 「なんでダムに水がないの?」の方が重要ではないでしょうか? 多くの場所で最近まで大雨が降っていたのに、なんでダムに水がないのか? そっちの方がおかしいと思いませんか? この辺もカラクリがあり、ダムの管理事務所は、何月何日には、貯水量は何パーセントにしておけ!という決まりが設けられています。 実はこの時期水を故意に捨てているんです。 昔の台風などがきた時の記録を元に、台風に備えて水を捨てているんです。 現実には今の気象観測能力から行けば、1週間程度前に台風の接近は分かっていますので、そこから減らせば良いのですが、お役所仕事ですので、台風がきていようがきていまいが、何月何日には、貯水量は何パーセントにする。という決まりができているので、そこに合わせています。 なので、台風が来なければ、水は足りなくなるわけです。 とてもお役所的な理由で、水が足りなくなるんですよ。
- Dr_Hyper
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取水制限は段階的にかなり初期で,あって公園の噴水が停まる程度ではないでしょうか。おそらく30%を越えると一部水圧の低い地域で水が出にくくなると言ったことが起きるはずです。その後,もっと深刻になると給水制限となって,水圧を下げるか時間で断水をすることになります。 本当の意味で出口を調整する以前のまだ初期段階なので汲む量を控えめにということなのだと思います。
- 交通事故撲滅! ゴルゴ13♂ 便所は綺麗に使いましょう(@asacusa110)
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こんにちは。 河川を流れる水は、「農業用水」、「工業用水」、「生活用水」として汲み上げられて使われています。この総量は意外に多く、時としては河川から海に流れ出る水の量を超えてしまうことがあります。なので、そうならないように上流にダムを建設して放水量を調節したり、取水制限を行うのです。 参考になれば幸いです。