経済学の基礎知識と主要著書、恐慌と経済思想の関連、市場と国家の考え方を解説

このQ&Aのポイント
  • 経済学の基礎知識として、アダム・スミスの生涯と主要著書について説明します。また、彼の経済思想の特徴と理論的貢献についても解説します。
  • 1929年の恐慌とケインズ経済学の関連について説明します。恐慌とは何か、それがなぜ起こったのかを解説し、ケインズ経済学がなぜ注目されたのかについても説明します。
  • 市場と国家の問題構成について解説します。経済の考え方として「市場重視型」と「国家依存型」の意味を説明し、それぞれの特徴と経済への影響を解説します。
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お願いします。

経済について勉強しようと思っているのですが、当方経済学を学習してまだ間もない為解らないことがいくつかあるので、無知な質問ですいませんが知ってる方おられましたら教えてください。 1 A・スミスの生涯のあらましについて、主要著書について、経済思想のうえでの意義(特徴と理論的貢献)について教えてくださいい。 2 1929年恐慌とケインズ経済学の関連についてですが、「自由放任の終わり」論と不確実性問題について解る方おられましたら教えてください。 3 経済学を勉強している上で解ったことがあるのですが、現代経済(経済学)の大きな問題のひとつには、市場と国家と言う問題構成であると言うことが解りました。そこで質問なのですが、経済の考え方として「市場重視型」と「国家(政府)依存型」があるとすれば、それらはどのような意味をしていると考えたらよいですかね? 宜しくお願いします。

質問者が選んだベストアンサー

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noname#12943
noname#12943
回答No.1

経済学の専門家じゃないんですが・・・。 >A・スミスの生涯のあらまし これをまともに書いたら一冊の本になっちゃいますね。 アダムスミスは、経済学者、あるいは経済思想だけではなく、倫理学、政治学なども大学で教えていました。 当時は大学が今とは違い、実学と呼ばれるものではなく、真理の追究の場であったので人間の探求をした結果として、アダム・スミス問題ってのが出てくるわけです。これに関しては岩波新書の「アダムスミス」(高島善哉)に詳しく出ていると記憶しています。 国富論、道徳情操論などは有名な著書です。 なんで経済学と道徳なのか?と思われたかもしれませんがなかなかこれが密接な結びつきがあるわけです。 経済学と道徳の隙間はなかなか埋まりません。こういうのを哲学的に言うと、アポリアとも言います。 スミスの前にバーナード・マンデヴィル「蜂の寓話」という人もいます。経済思想に興味をお持ちでしたら是非目を通してみてくださいね。 スミスは、古典派経済学と呼ばれ、自由主義的な経済を考えましたが、今でいうネオリベラルやlibertarianとは一線を画すのではないかというのが、学生時代の私の考えるところでもありました。 >「市場重視型」と「国家(政府)依存型」 前者はいわゆる市場原理です。 この考えのベースには保守的な思想があります。というのも、経済の成り行きに任せておけば自然に物事が調和される(だろう)という楽観論があるからです。ある著名な経済学者は「spontaneous order」といいました。自発的秩序とでも訳せましょうか? 後者は、国家が経済活動へ積極的に介入しても良いという考えです。福祉国家と呼ばれるような経済体制では、後者に属するでしょう。

taka05674
質問者

お礼

とても貴重な回答ありがとうございました。

その他の回答 (1)

  • Guhaa
  • ベストアンサー率59% (13/22)
回答No.2

2. 不況時には、企業家が不確実性(≒将来の不透明性)下で現在の状況がいつまでも続くと錯覚して(経済成長の源である)設備投資を控えてしまう。したがって、民間に代わって政府が公共投資を行って有効需要を創出し、景気を浮揚させなければならない。・・・といったところでしょうか。

taka05674
質問者

お礼

ん~なんとなくですが解りました。もっと頑張って勉強します!ありがとうございました。

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