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積分
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定積分はリーマン和の極限で定義される定数値. それがなんと「原始関数(ただの微分の反対)で求まる!」というのは大発見だったのです. 「定積分を求めるのに何故不定積分が使えるのか」 それは基本定理 (d/dx)∫_a^x f(t) dt=f(x) より積分∫_a^x f(t) dt が f(x) の原始関数だから. (∫_a^x は積分区間[a,x]と思ってね) ここでその f(x) の原始関数(不定積分)のひとつを G(x)=∫_a^x f(t) dt+C とおきます.(Cは定数) G(a)=∫_a^a f(t) dt+C=0+C=C G(b)=∫_a^b f(t) dt+C=∫_a^b f(t) dt+G(a) したがって,定積分 ∫_a^b f(t) dt=G(b)-G(a) とリーマン和の極限などではなく,原始関数(不定積分・微分の反対)を使って表せてしまう! というストーリーだと思います.
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