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声楽と特定のコントラバスのみピッチがおかしく感じてしまうのですが...

tickyの回答

  • ticky
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回答No.7

実際に、オーケストラを聴いていると、今聴いているのは五嶋みどり&ベルリンフィルですけど、これは結構高め、ですね。 これと、先ほどの井上頼豊を比べると、井上先生の方が、すこし低いです。(とはいっても、フジコ・ヘミングのピアノよりは基本のピッチが高いみたいですが。あ、ちなみに井上先生は故人です。弟子の先生方にどうだったかお聞きするのはありかも。) 朝比奈氏のブラームスだと、ちょっと高いかなぁ。(少し気持ち悪い) ほかの演奏だと、ちょっとそれは全体的に低すぎないかなぁと思うような演奏もあるにはあるので、そういった演奏はたぶん440Hzよりも低い。 むしろ、普通は、440Hzあるいは、(感覚的には)もっと低いピッチで育っているように思うし、それほどの緊張感を求めなければ、それが普通だろうと、私は(勝手に)思うのです。 実際にはプロの演奏だと高いのが多いかもしれませんね。(よくわからないです。ごめんなさい。でも、プレイ・ザ・ピアソラという、CDを今聴いていますがこれはかなり低めです。440Hzないかもしれない。) 「442Hzほどの純正的音楽を聴く(或いは演奏する)と、いくつかの音の音程がかなりずれている」というのは、具体的にいうと、バイオリンを調弦するときは、A=442Hz、純正律(ピタゴラス律)に調弦するわけです。 ところが、このAから五度低いDの音は、440Hz十二平均律のDの音より低い(計算では1Hz)です。これは純正律の完全五度の方が平均律の五度よりも広いからで、さらに低いGは、もっとずれが大きくなり、低くなります。(逆にEはもっと高くなる。) 実際には、私の絶対音感が440Hzよりも低い(たぶん438-9Hzくらい)のため、また違ってきますが、こういった理由で私の耳には、高かったり低かったり、かなり変に聞こえる、ということです。 (でも、altosaxさまがご相談なさっているのはこういうことじゃ、ないですよねぇ。) たとえばソロでは、演奏家が自由にピッチを設定してかまわないから、適当に好きなピッチで弾くでしょうし、オーケストラでも、それは同じ。(基本的には初めのAはオーボエに合わせるけど、その後実際に演奏するのは別な気がする) 同じ曲の同じ高さの音でも、さまざまなピッチで演奏されています。 井上先生もかなり音程をずらしていますし、Gidon Kremerという人のブラームスのバイオリンコンチェルトでもかなりずれていると思います。(五嶋みどりはそれほどじゃないけど、そういう部分があった気がする) 声楽だと、このところずーっと聴いていない(CDないし)ので、何ともいえないけれど、確かに妙に低く聞こえることもあるかなぁ。カラヤンの第九のテノールも、結構微妙な音程がありますし。 (一度、だれか(たぶん私より耳のいい人)にこの点を聴いてみたことがあるような気がしますが、「そうかなぁ」といわれてしまいました。) 私個人は、たとえば上行形か下行形かのちがい、アルペジオかスケールかの違いなどで、同じ音でも多少音程を変えた方がいいように思います。(まだ全然音程をあわせられないので、それ以上にはやろうとは思いませんが) 本当に、自信がないので、そのぶん割り引いて考えてくださるとありがたいです。 (友人にベースをやる人がいるので、一度リチャードデイビスを聴かせてもらおうと思います。)

altosax
質問者

お礼

たびたび本当に有り難うございます。 なるほど、プロのバイオリン奏者は弦の糸ごとにピッチを変えた調弦をしているという訳ですね。 (その調弦で悪影響が出たら困る音を出さざるを得ない場合には微妙にポジションをずらす特殊な指使いで回避しているということですね?)また本論と外れてしまいましたが、とても好奇心がそそられて楽しく学ばせていただいております。 >オーケストラでも、それは同じ。(基本的には初めのAはオーボエに合わせるけど、その後実際に演奏するのは別な気がする) そうしますと、くだんの私に指導をした先生などは、ピタゴラスコンマはもちろん1セントがはっきり弁別できて困る、と薄笑いしながら豪語しておりましたので、オーケストラなど聴くにたえないのかもしれないですね。。。 でもそれでジャズ評論家なのだから、さまざまな種類の音楽の持つ魅力の底力であり、また人間のおもしろさでもありますね。 リチャードデイビスの音程は、わたしが感じるには、年を重ねるごとにルーズに変化しており、1950年代は「ジャズマンにしてはましな方かな」と思う程度だったのが1980年代以後になると「果たして正気で演奏しているのだろうか」と心配なほどに思うのです。 ところがくだんの先生は、「若いころは駄目で、こちらの方こそ正真正銘の正しいピッチというものだ」と指導してらしておりました。

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