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民俗学とは

民俗学で新興宗教である金光教のお墓とかお葬式を持ち出すのは違いますか? どこまでが民俗学の範囲としてみていいのか分からなくて困ってます。

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noname#224207
noname#224207
回答No.2

歴史学、考古学、民俗学の超おおまかな違い 歴史学:文字(文書)を資料とする学問 考古学:遺物遺跡などの物を資料とする学問 民俗学:文字や物としては残らない、風俗、習慣、伝承などを対象とする学問 この三つの分野は相互補完関係にあります。 >民俗学で新興宗教である金光教のお墓とかお葬式を持ち出すのは違いますか? 間違いではありません。 ただし、お墓の形式や葬儀の作法の特徴だけの議論で終われば、民俗学の趣旨からはズレてしまいます。 金光教が生まれた時代背景を議論の対象とする必要があります。 結果として、金光教の教義が従来の仏教や神道とはどのように違うのかという知識が必要になります。 お墓も従来のものと金光教のお墓の形式の違いに関する知識が必要になります。 金光教が生まれた時代には、どのような風俗や習慣があり当時の社会ではどのような考え方をしていたのか、ということが民俗学では重要な要素となります。 政治的な制度や経済的な背景も考慮に入れる必要があります。 金光教が生まれた当時の社会で、なぜ受け入れられて受け継がれたのかということを議論する必要があります。 信徒となられた人達が社会的に置かれていた位置づけを知る必要があります。 金光教の教義のどの部分がこれ等の人達を引きつけたのか、という点も知る必要があります。 一方で金光教が当時の社会にどのような影響をおよぼしたのか、ということも議論の対象になります。

  • nekosuke16
  • ベストアンサー率24% (903/3668)
回答No.1

民俗学というと、日本各地の地方、地域に広がる、人々の風習や慣習、祭祀、行動様式など、それぞれの地域に根ざした文化の総体を学問として集大成したイメージがあります。 それは、ごく身近な日常生活の民間伝承であり、踏襲です。 そうした意味では、金光教などは、江戸末期に登場した天理教などと同様に、あくまでも宗教の範疇であり、文化とは、一線を画すのではないでしょうか。

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