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避雷器のA種接地について

個人で主任技術者をしています 避雷器のA種接地は単独が望ましいとは昔から聞きますがなぜ単独が望ましいのかはっきりとした回答が自分の中でできない事に気がつき、ベテランの方からのアドバイスを頂きたいのです。 技術基準には特に単独でとか共用でOKなどは示されていませんが私の知り合いの主任技術者や電気工事会社は単独で取るのが当たり前(常識)みたいないい方をされます。 落雷時の電位差などを考えると避雷器も他の高圧設備同様の共用接地にした方が電位差がなくなり機器の保護になるように思えるのですが なぜ、単独が望ましいとされているのでしょうか?

  • ZCT
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noname#222312
noname#222312
回答No.3

雷は直流電荷なので帯電する性質があります。 鉄骨の建物や様々な高圧機器類のケースアースや避雷器などをまとめて全て共用の接地とすると当然全てが同電位となりますが、その後の放電はそれら機器類の抵抗の違いによって様々です。 という事は放電しやすい金属なり機器類とそうでないものとに差が出た時に電位差が出るので、当然その時にはそこに電流が発生するのでそれが問題視されるのです。 なので接地させる土地に限定がある場合以外は単独接地にして、機器毎に個別に放電させて余計な雷害を防ぐ事としています。 雷害とはどういうものなのかを理解できない回答者がいるようなので追記します。 雷害の際に問題になるのは雷の直流電荷の電圧の大きさが主であり、A種接地の接地抵抗値が基準を満たしていれば雷害時に電荷を大地に逃がす際には大した電流量ではありませんのでそれは問題視しません。 そもそも電流とは流すものではなく、電力に対して負荷となるものに抵抗があれば必然的に発生するものです。 ましてや避雷器と避雷針は目的も役目も全く異なります。 しかも通常であれば避雷針は鬼撚線を使用し接地抵抗値は限りなくゼロに近く雷による電荷は全て大地に逃がしますので、電気理論の常識として建物の避雷針から再放電などはあるはずもありません。 当然そこに大きな電流が発生する事もありません。

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  • lumiheart
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回答No.2
  • trytobe
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回答No.1

不要な建物にも割合的には少なくとも、電流値としてはそこそこの電流が流れ込んで、その建物の避雷針から再放電しようとするから 単独で、その建物と避雷針(そして接地までの配線)に犠牲になってもらうのが、避雷針の「犠牲になる」という機能であるから。 電圧の問題よりも、雷の破壊的な電流量(電荷量)に対応するためには、単なる高圧設備(受電設備)とは根本的に対策が違うという受け止め方をされてはいかがでしょうか。

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