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ハンダ合金の原子量について

ハンダ合金について質問があります。 合金になった場合の原子量は単純にその金属の割合になるのでしょうか? 例;スズ(原子量118.7)50% と 鉛(原子量207.2)50%のハンダ合金→(118.7+207.2)/2=原子量162.95 のような形になるのでしょうか? よろしくお願いします

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  • x1yobigun
  • ベストアンサー率18% (43/238)
回答No.1

原子量は原子に関する概念です。 合金は原子同士が融合して新しい原子ができる訳ではないため原子量という概念を当てはめること自体が無理ですし、そもそも合金を作り得る配合割合には限界があって常に1対1の割合ではないので単純平均を計算する意味もありません。 例えばアルミとシリコンでは、シリコンが11.7%までは合金(亜共晶または共晶)ですが、シリコンを増やすと、塩を水に溶けきれないほど入れた時と同じく「溶けきれない」シリコンの粒々が含まれた金属となり、研磨しても粒々が剥がれて滑らかな面が作れなかったりします。シリコン過剰の過共晶合金では、硬いシリコンの粒々を細かく、均一に生成させるためにリンを添加したり、電食を利用して面にシリコン粒を出して耐摩耗性の高いシリンダを製作したりします。 ハンダでは、スズ61.9%が共晶ハンダ(ちょうど溶けきる、飽和食塩水のような状態)で、1番融点が低く使いやすいことになります。最近は鉛フリーハンダが増えてますが。 とにかく合金には原子量の概念は無いです。 比重、引っ張り強度、融点、硬さ、加工性などは、混ぜる物と比率で千差万別です。

kazuomu
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます、なんども質問をしてしまい申し訳ないのですが、例えばスズ200gと鉛800gの2:8のハンダ合金の金属の平均的な原子量を計算で求めることは可能なのでしょうか?

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