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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:蘆花「不如帰」の「帰りましょう、帰りましょう」)

蘆花「不如帰」の「帰りましょう、帰りましょう」

このQ&Aのポイント
  • 徳冨蘆花の「不如帰」の最後近く、浪子の臨終の場面で、浪子は「帰りましょう、帰りましょう、ねェあなた」と言っています。しかし、その意味ははっきりとはわかりません。浪子が「どこから、どこへ」「帰る」と言っているのか、そして「あなた」とは誰を指しているのか疑問です。
  • 蘆花の「不如帰」の終盤で、浪子が「帰りましょう、帰りましょう、ねェあなた」と呟いています。しかし、この言葉の意味は明確ではありません。浪子は「どこから」「どこへ」と帰るつもりなのでしょうか?また、「あなた」とは誰を指しているのでしょうか?
  • 徳冨蘆花の小説「不如帰」の結末近くで、浪子が「帰りましょう、帰りましょう」と繰り返し呟いています。しかし、この言葉の意味は不明です。浪子は具体的にどこへ帰るつもりなのか、そして「あなた」とは誰を指しているのかわかりません。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • ithi
  • ベストアンサー率20% (1961/9579)
回答No.2

追い出され、離縁させられた武男の家に「帰りましょう」というのは、どうも理解しにくいのですが……。 そこにはまだ武男の母がいますし。 実はこの小説は純愛ものですので、愛する夫武男がいれば、彼女は苦にならないと思います。義理の母親というのも実は息子をとられた可愛さと嫉妬で嫁いびりをしたのではありませんし、また、彼女の性格は素直で正直ですから人間関係で問題を起こす可能性は少ないと思います。前述のとおり、不治の病である結核にかかったのが不運だったのです。

bigquesu
質問者

補足

武男の母親という人が、そもそも「川島家」の家系に結核の血が入ることを恐れ、武男に何の相談もすることなく、独断で武男の留守のあいだに浪子を追い出してしまいました。浪子はそうとは知らず実家に引き取られ、実父の話からはじめて離縁の事実を知ることになりました。このような仕打ちを受けてなお、武男の母親のいる家に「帰りたい」と望むでしょうか? 武男その人のもとへは、帰りたいでしょう。しかし、武男の家となると、そこには気の荒い、利己的な武男の母親がいます。浪子がその姑を恋しがるとはとても思えません。 そういうわけで、浪子が「どこへ」、「武男といっしょに」、「帰りましょう」と言っているのか、依然として分からない感じです。 もしかしたら、「二人で、この世に生まれてくる以前の世界へ帰る」というようなことがほのめかされているのかも、と思ったりします

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その他の回答 (1)

  • ithi
  • ベストアンサー率20% (1961/9579)
回答No.1

bigquesu さん、こんにちは。 そりゃ、あなたは「武男さん」、「武男さん」の御家に決まっています。この人の実家は後妻によって乗っ取られた形になっているはずです。彼女にとって居心地の良いところではないようです。この夫婦は義理の母の看病をした浪子が不治の病の「結核」にかかり、義理の母の我儘によって無理やり離婚させられたという薩摩の元勲である三島家と大山家の実話をもとに脚色された小説です。

bigquesu
質問者

補足

早速回答して下さってありがとうございます。 追い出され、離縁させられた武男の家に「帰りましょう」というのは、どうも理解しにくいのですが……。 そこにはまだ武男の母がいますし。 質問者より

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