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カラマーゾフの兄弟父親殺しの犯人は?
ドストエフスキーの《カラマーゾフの兄弟》の中で、下巻に父親殺しで長兄が逮捕される事になりますが、本人は犯行を否定し、父のフョードルと同居していた異母兄弟スメルジャコフが真犯人だと主張、スメルジャコフは犯行を匂わせる遺書を残して自殺、次兄のイワンはスメルジャコフから預かったと(とイワンが主張)される、犯行の時に強奪された金を持っています。 さらに三男のアレクセイは、長兄が犯人でないと主張しますが、元長兄の婚約者が殺しを決定付ける書類を持って証言します。 ここまで書くと長兄が犯人で、本人が罪を逃れる為に言い訳をしている。と考えられますがそうするとスメルジャコフが自殺するイミがわかりません。。 結局犯人が誰であるという核心的な文章がなく、最後は三男の知り合いだった子供のお葬式で話が終わります。 もう3回程読んでますが、犯人はやはり長兄のドミートリーなのでしょうか・・?。この話を読んだ方、教えて下さい。
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第十一篇 第八において、スメルジャコフがイヴァンに、犯行を自白しているのではないでしょうか。
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- midutama
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思い出したことがあるため再びアクセスしました。 ずっと昔、江川卓さん(元プロ野球選手と同性同名の作家)がロシア文学の謎を解説した本がベストセラーになったことがあるんです。 カラマーゾフの兄弟についての本もありますので、そちらをお読みになればスッキリされるかもしれません。アマゾンで検索してみてください。 映画は確か60年代位に撮影された古い物です。 いつだったかNHKBSの深夜映画劇場(ここではよくロシア映画が放送されるから嬉しい)で放映されました。映画自体かなり長いです。大きなレンタルショップならあるかもしれません。 それでは。
お礼
ありがとうございます。ビデオも気になりますが、本も買ってみます、そして下記の回答URLにありましたが、主人公(と私の持ってる文庫には書かれてますが)のアリョーシャが革命家になって皇帝暗殺に関わる、という続編の構想があったという部分にもびっくりしました。。 最後に少年たちと結束を固めて別れて行くラストが私的には?な感じでしたが、将来そんな事に関わるアレクセイを暗示してるとすれば納得です。ありがとうございました!!。
- midutama
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こんにちは。私は原作はまだ読んでおりませんが、旧ソ連製作の映画ではハッキリと異母兄弟スメルジャコフを犯人としていました。 長兄の元婚約者は、彼に対して恨みを抱いていたため、証拠と思わせることになる書類を提出したようです。 一度映画をご覧になってみてはいかがでしょう?
お礼
ありがとうございました!!。映画になってるとは知りませんでした(何せ長いので。。) URLを見せてもらうと、スメルジャコフが犯人でもおかしくない感じですよね。 長兄は正直な心をもちながら、堕落した生活をしているかのように紹介されていますが小説の中では、まるっきりのダメ人間(私的にですが)に感じるので。。 これはビデオ屋さんにはあるのでしょうか・・?。探してみたいと思います。ありがとうございました。
お礼
ありがとうございます。確かに自白してますね。。読み落としてたのでしょう・・。3回も読んだのに。。