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危険物の燃焼範囲と窒息による消火効果の関係
危険物取扱者試験で、次のような出題がありました。 「メタノールは、自動車ガソリンよりも燃焼範囲が広いので、窒息による消火効果は自動車ガソリンよりも大きい。」 危険物の燃焼範囲と窒息による消火効果の関連性がわかりません。 はたして、この問題は誤っているのでしょうか? よろしくお願いいたします。
- tahhzan
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質問者が選んだベストアンサー
ここにも似たような過去問題が載っています http://kako-mon.jp/otu4/me03-43ans.html これによると、 「燃焼範囲の狭い広いを比較して、窒息消火の難易を一概には言えない」となっています メタノール(メチルアルコール)が引火して炎上した際に有効な消火方法は 耐アルコール泡、二酸化炭素、粉末、ハロゲン化物による窒息消火です 窒息消火とは、酸素の供給を断って消火することですね ちなみに消火の三要素は、除去消火法・窒息消火法・冷却消火法で さらに負触媒消火法(抑制消火法)を加えて消火の四要素とも呼ばれます
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- fujic-1990
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2番回答者です。 質問者さんの質問文に「窒息」とあり、3番さんが「窒息消火」という言葉を使っているところをみると、消防用語に「窒息」が使われているんでしょうかねぇ。 生物でもない火を消すのに、「息」を充てるのは、「窒塞(ちっそく:ふさぐこと)」という言葉を知っている私としては、害を与えない障碍者を「障害者」と書くのと同じく、違和感があります。 が、業界ではそう書くのだとなれば、それはそれで仕方ないと思いもするのですが、本題は、会社で大辞林という大きな国語辞書で「窒塞」を確認したら載っていなかったことです。 一太郎に付いているデジタル大辞泉にも載っていませんでした。 たぶん誰もが持っている中小の国語辞書には載っていないレベルの、使われない熟語なので、質問者さんから、なにか私が造ったデタラメ熟語だと思われる危険を感じ補足に来た次第です。 デジタル「広辞苑」には載っています。 漢和辞典には、確認した2つとも載っていました。片方は高校時代に買ったような漢和辞典ですが載っていましたので、「そんな熟語があるの?」と思われたら、広辞苑か漢和辞典をごらんくださいませ。
お礼
わざわざご丁寧にありがとうございます。確かに、危険物取扱者の分野では、窒息効果と言っております。
- fujic-1990
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「窒息」の字がまちがっています。 窒息というのは、呼吸ができなくなること。消火の効果とは全然関係ありません。 中で人間が窒息死するほど激しく呼吸したって、大して消火(鎮火)の役に立ちません。その意味では、その問題は間違っています。 正しくは「窒塞」でしょう。意味は「ふさがること、ふさぐこと」です。 メタノールは、ガソリンよりも粘着性が小さいから短時間で広がり(燃焼範囲は広がる)、揮発性も高いのでドッと激しく燃えます。すると、急速に、周辺の酸素を使うわけです。 燃焼部分を泡などで塞いで、新たな酸素の供給を閉じると、ガソリンが燃焼した場合よりも急速に酸素がなくなりますから、消火の効果はガソリンの場合よりも急速に現れます。 ということで、字さえ間違っていなければ、その設問は正しいと思われます。
お礼
字が違いましたか。そうですか。また、アルコールにはご回答のような性質があるんですね。これで、ようやく理解できました。ありがとうございました。
- pigunosuke
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そういうのは問題集の答えを見て、回答を暗記した方が早いです ちなみに メタノールはメチルアルコールの略で、アルコールです アルコールは、ガソリンよりも揮発性が高い その事を知っていれば、おのずと回答は導き出されるはずです 答えは自分で探しましょう
お礼
アルコールがガソリンより揮発性が高いというのは初めて知りました。なるほど、そのような理由からアルコールの方が効果があるわけですね。ありがとうございました。
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そうですか。燃焼範囲と窒素効果は関係ないのですか。ということは、誤りですね。ありがとうございました。