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コンサルの人に聞きます。笑顔をカウントする方法は?
お店で見られる、一日の笑顔の数は、サービスのレベルの指標になりますか? もしそうなら、どのように計測するべきでしょうか?
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まず笑顔を数えると言うことは現場の分析ではしません。 サービスのレベルの指標ではありません。 理由は、判断に個人差が出るからです。 口角がどの程度あがっていれば笑顔とみなすのか、なんていう話は決め所がありませんね。 もともとの普段の表情が笑い顔みたいな人間もあれば、仏頂面がいきなりの笑顔ということもあります。 何をどう見ているかによって数は変わります。 だからその性質で、笑顔の数、というのは別のことを判断するのに使ったりはします。 管理者毎に、現場ではなく作業者の普段のスナップを見せて、笑顔がどれだけあったかを数えさせます。 これで管理能力を見るのです。 笑顔、非笑顔、でなく「そうでもない」というカウントをする人間は管理能力が低い。 人の表情を読み取ろうとする努力が足りないからです。 現場の分析や制御に使うのは、数えられるものです。 これがサービスのレベルの指標という方向の話になります。 誰が数えても、同じ数字が出ることが保証されるものです。 「ありがとう」を言った数、言わなかった数を数えます。 局面は、お客様が店を退出するときです。 「いらっしゃいませ」はたいがい入店時にはやるものですが、これも数えます。 説明のため、いらっしゃいませ、をIV,ありがとう、をEVとしましょうか。 客の数をCNとします。 理論的にはIV=EV=CNでないといけませんね。 しかしこれが一致することは保証されません。 もっともまずいのはIV≠CNです。店員がちゃんとものを見ていないということになります。 こういう傾向のあるところは、欠品棚がみられたりします。 IV≠EVの場合は、買わないで帰る客を客とみなさなかったということになります。 退室ではなく、レジを離れていった人だけを客だとみなしたということです。 これらの話は、管理者が勝手に言っていることではなく、数字があるのですから客観的な判断である保証があります。 言いがかりをつけられたと感じたり、パワハラだとかブラックだとか言われることはありません。 ですから、この数字を、毎日取得して控室にグラフを貼るようにすれば、何もいわなくても業務は改善されます。