• 締切済み

ラジオ 共振

共振について。 電波のうちの磁気成分をアンテナのコイルで電流に変換→バリコンに充電→バリコンから別のコイルへ放電→磁気として放出→さっきの、アンテナで起きた磁気の波が、これと一緒になる=「共振」、、、の、一緒になることが共振というのは具体的にどういうことでしょうか? また、共振が起きることで希望した電波のみを選択することができるというのは、どういう仕組みでしょうか?

みんなの回答

  • tadys
  • ベストアンサー率40% (856/2135)
回答No.5

>バリコンから別のコイルへ放電 別のコイルへ放電ではなくて、アンテナコイルへ放電が正しいです。 コンデンサ(バリコン)は電場のエネルギーを蓄えることが出来ます。 コイルは磁場のエネルギーを蓄えることが出来ます。 コンデンサとコイルが接続されていると、コイルの磁場エネルギーが電流として流れてコンデンサを充電して電場エネルギーに変換されます。 コンデンサが充電されているとコイルに電流が流れ、電場のエネルギーが磁場のエネルギーに変換されます。 このように、電場と磁場のエネルギーが相互に移動することによる発生する振動が共振現象です。 振動の周期(周波数)はコイルのインダクタンスとコンデンサのキャパシタンスで決まります。 共振現象は電気系だけでなく機械系でも発生します。 例えば、ブランコは機械系の共振の一例です。 この場合は位置エネルギーと運動エネルギーの間でエネルギーの移動が発生します。 ブランコは振り子の一種なので一定の周期で振れます。 止まっているブランコをその周期と同じ周期で押しているとだんだんと振幅が大きくなります。 周期が合わないと押しても振幅を大きくすることが出来ません。 コイルとコンデンサの場合も同じです。 放送局から離れたところの電波のエネルギーはごく僅かですが、電波の周波数とコイルとコンデンサの共振周波数が等しければ、ブランコと同じように電波のエネルギーでコイルのエネルギーに変換されてコイルとコンデンサに蓄積されて振幅が大きなものになります。 周波数が異なるとタイミングが合わないためエネルギーを蓄積することが出来ません。

noname#215107
noname#215107
回答No.4

多くの場合電気回路は水の流れで説明できます。 共振回路としてコンデンサ、コイル、交流電源 を直列に輪っかになるように繋いだ回路を考えてみます。(交流電源は、アンテナから入る電気エネルギーです。) 次のような実験装置が実際に作れるかどうか分かりませんが、器用な人なら作れるかもしれません。 コンデンサは、水道管の途中を柔軟なゴム膜で仕切った状態です。 コイルは、水道管の途中に入れた水車です。この水車は、回転していない時は水を通しません。 また、この水車は非常に重たくできていて、水圧がかかってもなかなか動き出しません。しばらく水圧をかけ続けるとようやく動きはじめますが、いったん動きはじめたら、慣性の法則ですぐには止まらなくなり、逆に水を流し続けようとします。 交流電源は、手動で左右に動かせるピストンです。 まず、ピストンを片方に押すと、ゴム膜が膨れはじめ(電流が流れはじめ)ます。 ゴム膜に押された水は、水車を回そうとしますが、重たい水車はすぐに回りません。水車が回らないので水車前後の水圧差(電圧差)が大きくなります。 やがて水車がようやく動きだし、水を流し始め(コイルに電流が流れ始め)ます。 水が流れると水車手前の水圧が下がりますが、そのころゴム膜がパンパンになり今度は、ゴム膜前後の水圧差(電圧差)が最大になります。重たい水車はなかなか止まりません。 重たい水車がようやく止まった頃ゴム膜は反動で戻ろうとします・・・・以下。ゴム膜の左右へのふくらみの繰り返し、水車の回転と逆回転の繰り返しが続きますが、 ゴム膜前後で動く水流と水圧、水車を通る水流と水圧、の変化をグラフに表すと、 90度位相がずれていることが分かります。 そして、ピストンをいろんな周期で動かす実験を続けると、ゴム膜と水車が最も良く動くための、ピストンを手で動かす特定の周期が分かってきます。 これが共振周波数です。

  • trytobe
  • ベストアンサー率36% (3457/9591)
回答No.3

ラジオの電波は長い距離を全方向に放送波を発散しているので、受信機(ラジオ)に届くのはすごく弱い電磁波なわけです。 そのままではとても聞き取れない音量になるので、増幅するための装置として、つまみで同じ周波数の電波だけが共振して互いに振動を大きくしてくれる増幅回路を使うのです。 その際、つまみは、各局の放送波の周波数を選べるように、増幅回路の中にダイヤル式なりなんなりを入れて、増幅回路が共振できる周波数を徐々にずらせるようにしてあるのです。これが、チューナーの基本原理です。

noname#212313
noname#212313
回答No.2

 コイルの部分を強調するか、分かりやすくするため、磁気成分に注目した説明のようですね。  アンテナが受信するのは電磁波です。電場と磁場が変動しつつ進んで来る波ですね。それが、アンテナ内の電子を揺らし、交流電気となります。  その交流電気はコンデンサ(C)とコイル(L)を組み合わせた回路に入ってきます。コンデンサは電圧がかかると電流が流れ込み(電荷の流れ)、コンデンサの極板に電荷を溜め、極板間に電場を生じさせます。この状態ではコンデンサは電圧を持っています。要は一種の充電状態です。  コンデンサに溜まった電荷は、今度はコイルに流れ込みます(※説明を分かりやすくするため、順序があるようにしていますが、実際には全てが同時に起こります)。コイルはリング状の電線ですから、電荷は溜めようがありません。しかし、電流が流れると磁気を生じます。電磁石と同じことです。  磁気はコンデンサにおける電場と同じように、磁場を作ります。電流によって作られた磁場は、作られたのと逆の仕組みで電流を流すことができます。それがまたコンデンサに流れ込みます(←このときのコンデンサはコイルへ電流を流した状態なので、電圧が下がり、電流が流れ込める状態に戻っている)。  考えやすくするため、こうなった状態で、もしコンデンサとコイルだけで閉じた回路にしてしまうと、考えてみます。  すると、ある周期でコンデンサとコイルに交互に電流が流れ込むようになります。コンデンサとコイルで波打つような電流です。回路の抵抗がなければ、ずっとその状態が続きます。その周期が共振する周波数ということになります。  そこへ、その周波数の交流電源を組み込むと、共振が強められていきます。周期が合っているため、波打っている電流を、さらに押してやるようになるからです。ブランコなどの振り子でも、振り子の周期に合わせて少し押してやることを続けると、次第に揺れが大きくなりますが、それと同じことが交流電気でも起こるわけです。  もし、さまざまな他の周波数の交流電源を組み込んだとしても、共振する周波数の電源の交流だけが強められ、他の周波数の交流の電源は強められず、かえって弱められます。共振しない周波数では、電圧の変動が結局は打ち消し合うように働いてしまうのです。 (※棒に糸の長さの異なる単振り子をいくつかぶら下げ、棒を揺すり続けると、うまくやれば複数の振り子のうち一つだけを揺らせる、という実験がありますが、それと同じ理屈です。)  そういう回路の交流電源として、アンテナから入ってくるさまざまな周波数の電波を使うのが、ラジオの同調回路です。さまざまな周波数の電波が同時に飛び込んで来るのですが、コイルとコンデンサで決まる周波数の電波だけが強められるわけです。  それが、ラジオの同調回路です。コンデンサとコイル、どちらかの容量を変えれば共振する周波数が変わります。つまり受信できる電波の周波数を選べます。普通のラジオでは、容量が変えられるコンデンサ(バリアブルコンデンサ、略称場離婚)を使っています(コイルのほうを変えるラジオがあるかどうか、よく知りません、すみません)。

  • Willyt
  • ベストアンサー率25% (2858/11131)
回答No.1

共振とは言いません。同調と言います。バリコン(容量可変コンデンサー)を操作することによって同調回路の共振周波数を変え、聴きたい電波に強く反応できるようにするのです。

関連するQ&A

  • アンテナの共振について

    長さが8mの垂直設置アンテナを用いて周波数が7,050KHzの電波を放射するとき、この周波数 でアンテナを共振させるために一般的に用いられる方法を1から4の答えの中から選ぶ場合、正しい番号を教えて下さい。   (1)アンテナにコンデンサを直列に接続する。   (2)アンテナにコンデンサを並列に接続する。   (3)アンテナにコイルを直列に接続する。   (4)アンテナにコイルを並列に接続する。

  • LC直列共振回路の電圧の求め方

     こんにちは。いつもお世話になっております。 タイトルのとおりなのですが、R=0.1Ω(内部抵抗)、L=0.1μHのコイルを使って直列共振回路を製作します。これに、f=1000kHzの電波が0.1mVの振幅で受信できるアンテナにつながっているとき、共振時の電流、インダクタンス、キャパシタンス、抵抗のそれぞれの電圧はどれほどになるのか計算法がわかりません。どなたかヒントだけでも教えていただけないでしょうか?  よろしくお願いいたします。

  • ラジオのチューナーの仕組みを小学生でも分かるように

    教えていただけませんか? アンテナにいろんな電波が届きます。 ↓ ラジオのチューナーを回すと、 コイルのサイズが変わって・・・ ↓ 一定の電波だけが電流となり・・・

  • LC共振回路の基本動作で解らないことがあります。

    LC共振回路の基本動作で解らないことがあります。 コイル1個とコンデンサ1個だけの単純な共振回路の問題で少し解らないことがあります。 基礎的なことで恐縮ですが教えて頂ければす~っとします。 方程式は単振動の方程式と同じですから(LC)d2(i)/dt2+i=0 で良いと思います。 このときコイルに蓄えられた磁気エネルギーは1/2Li^2,コンデンサに蓄えられた電気エネルギー は1/2CV^2 で与えられ、両者がそのエネルギーをやりとりしていると理解しています。 つまりコイルの磁気エネルギーは電流値のみでかつコンデンサの電気エネルギーは電圧のみで決まっています。 そこで私の質問のポイントをのべます。 *実際に配線してLC共振器を作った時、小さいと言えどもある程度のサイズを持ちますから 電気エネルギはコンデンサに蓄えられた電荷Qと電圧V(ポテンシャル)が作り出す電界のみではなくコイルの電流由来のベクトルポテンシャルの時間変化が与える電界エネルギーの空間積分も共振条件の中に入ってくると思うのですがその項はなぜ考えなくてもよいのでしょうか。電界を式で書くと次式のようになります。E=-gradV-dA/dt この式の2項目を無視しても良い理由が解らないのです。 *ベクトルポテンシャルの作る電場の電気力線は電荷から飛び出しているわけではないと思います。 従ってLC共振器の等価回路では実際の構造を持つ共振器は表せないのではと心配するのですが 美しい等価回路なのでとても間違っているとは思えません。しかしすっきりしません。 こんなに細かいことはどうでもいいと友達に相談しても相手にしてくれません。 どこかに私の考え違いがあると思います。どうかよろしくお願いします。

  • 共振とはなんでしょうか?

    「共振」(あるいは「共鳴」)について、物理的に、しかし領域特異的でないという意味で包括的に、論じてほしい、です. 目的は、電磁波工学における電気的共振を、納得して理解をしたいところにあります.いわゆる教科書の説明では、LCR回路とか細かい話へいく傾向があり、腑に落ちない.腑に落ちる理解のため、いったん、この領域(電磁波工学)を越えて、核磁気共鳴(NMR)とか、電波天文学とか、分光学(分子振動)とか、音響学とかまで範囲拡大し「共振」の最大公約数としての、記述枠組みを得たい. 背景: 例えば、電磁波の吸収にともなう電子の励起も「共振」とか「共鳴」とかの概念に合致すると思います. 一方、FMとかTVの電磁波と空中線・受信機の相互作用「共振」と、当然言うと思います. 他には、電子レンジの中で、マイクロ波を受けて水分子が分子振動するのも、「共振」とか「共鳴」とか言うと思います. さらに、音叉が音を介在させて、他の音叉を振動させるのも、「共振」とか「共鳴」とか言うと思います. また、そんなによく知らないのですが、核磁気共鳴(NMR)では、周期変動する磁場変化を受けて原子の中の電子?のスピンが反転、反転を繰り返す、つまり、「共鳴」するようだったと思います. さらに、天文のジャンルでも、巨大なレベルで「共鳴」とか、「共振」とかの具体例と研究があるのではないかと推定しています.(よく知らない). 予想: 私見では、「離散的なエネルギー準位」「波によるエネルギー伝達」「振動子が、あるエネルギー準位から、別のエネルギー準位へ、ジャンプ」などの用語が骨格となるか…と考えています.しかし、それにとらわれず、別の枠組みもあるのでは?と思います.

  • コイルにエネルギー貯めることを何と言うか

    コンデンサにエネルギーを貯めたり、放出することを、充電、放電などといいますが、同じようにコイルにエネルギーを貯めたり、放出することを何と言いますか。

  • LC共振回路の解析

    現在、パルス強磁場発生回路を製作しています。 電解コンデンサーをサイリスタを通してコイルに接続した状態で、 コンデンサーに充電し、サイリスターをONさせることでパルス磁場を得る仕組みです。 しかし、一般のサイリスターは逆方向耐電圧を持たないので、このままの回路だと、コンデンサーが逆に充電されるか、あるいはサイリスタが壊れてしまいます。 専門書を読んでみると、コイルと並列に、ダイオードと、クローバー抵抗とよばれる抵抗を接続すると、これが回避されると書いていました。 私が知りたいのはこの回避の仕組みと、その際のコイルに流れる電流を表す関数です。 どなたかお願いします。

  • ゲルマニウムラジオの回路について

    高校物理勉強中のものです。共振周波数について勉強しておりました。 以下のゲルマニウムラジオの回路について質問があります。 http://phoenix-design.at.webry.info/201104/article_6.html 周波数fの電波をこの回路で共振させるときはf=1/2π√LCを 満たすことができれば電波を受信できると考えていいでしょうか。 この条件で電波をうまく受信できると仮定すると、ちょっとおかしいのではと 思ってしまいます。 クリスタルイヤホンがないとすると、このときアースした方(地球)には 電流が流れず、同調回路をぐるぐる電流が回るようになるかと思います。 ※アンテナと地球にかかる電圧をV=Asinωtとして一応インピーダンスは 計算できました。 この状態で同調回路の両端にダイオードとイヤホンをつけても 共振するのかがよくわかりません。 ダイオードは復調のために必要なのはわかっております。 しかし、イヤホンとダイオードをつけると、アンテナからアースまでの全体の インピーダンスが変わり、f=1/2π√LCという条件では共振しないのではと 思ってしまいます。 この全体のインピーダンスを計算しようと思ったのですが、ダイオードとイヤホンを コンデンサーとして扱うのか抵抗として扱うのかがわからず、できませんでした。 一応ダイオード+イヤホンが抵抗であると仮定してインピーダンスを計算して 見ましたが、これはLCR並列回路となり、ω=1/√LCのとき、やはり地球に流れる 電流は最小になるということがわかるだけで、イヤホン側にどれほど電流が 流れるかはわかりません。ダイオード+イヤホンを抵抗(r)+コンデンサー(c)として計算 しなければいけないとなると、この部分のインピーダンスが √(r^2+(1/ωc)^2)となるかと思いますが、この先はどうしたらいいかわかりません。 ダイオード+イヤホンは抵抗+コンデンサーとして考えて計算するのか、 2つの抵抗として考えるのか、また、なぜf=1/2π√LCという条件でも イヤホン側にたくさん電流を流すことができるのか、 以上よろしくお願いいたします。

  • AMラジオのアンテナにくる電気について。

    AMラジオのアンテナにくる電気について。 AMラジオの仕組みに興味があっていろいろと試していたのですが、お門違いな質問かもしれませんがよろしくお願いします。 放送局から電波が飛んできて、AMラジオのバーアンテナに共振して電波をキャッチしたとします。 この時にバーアンテナに電気(電波)が来ていると思うのですが、それを目視してみたくてテスターを当ててみました。(交流電圧とか直流電圧とかいろいろと) 全然反応しなかったのですが、AM波とはこんなふうにして確認できるものではないのでしょうか。

  • 電波と磁場

    ラジオなどはアンテナを用いて電波を飛ばして通信していますが、Suicaなどはカード内のコイルを用いた磁気結合によって通信を行っていることを本で読みました。 ここでふと疑問に思ったのですが、アンテナによる電波を用いた通信とコイルによる磁場を用いた通信とでは具体的に何が異なるのでしょうか?? 電波は磁場と電場から成り立ってますし、コイルによる磁場の利用と感覚的には同じ感じがします。 基本的な質問なのですが、よかったら回答のほうよろしくおねがいします!