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次世代車 それぞれのメリット

HV(ハイブリッド車)、FCV(燃料電池車)などいろんな車がありますが、それぞれの車のメリット、特長について教えてください。今後のびてきそうなタイプはどれでしょう? ちなみに、もし買うとしたらどんな理由でどれを買いますか?

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  • parts
  • ベストアンサー率62% (6364/10149)
回答No.2

ハイブリッド(hybrid/Hybrid Vehicle)は、元々雑種(異種の掛け合わせ)ですから、複数の燃料で走る車両を意味します。今主流なのはガソリン×電気または軽油×電気のハイブリッドです。トラックなどでは液化天然ガス×電気などもありますけど。 基本的には、電気と化石燃料が大半を占めており、日本では特にガソリンとの組み合わせがそのほとんどになります。欧州などでは単価が安くパワフルな軽油との組み合わせもあります。 ハイブリッド全体で言えば、特徴的なのは回生時にモーターから充電し、スタート時と加速時に電気でエンジンをアシストするという仕組みとなっているのが共通要素です。支援の方法が燃費アシストか、それとも加速アシストかによって、その特性は違いますが、一般には若干燃費が上がること。低速時のトルク特性が劇的に向上すること、再加速などにおいて一部車両ではエンジン出力以上のトルクが得られることなどが強みとなります。既に技術的に確立されており、商業的にもある程度の成功を収めています。特に、車内での電装品利用率が高い車両では、電源の自由が利くことで評価は上がるでしょう。(ただ、スターター用のバッテリは、走行用とは別で通常の鉛電池です。 キーをACCにして使うとバッテリ上がりになりますのでご注意を。) 欠点は、一部マイルドアシスト車両を除きユニットコストが高いこと。専用バッテリシステムなどに重量や材料費がかさむこと。車体が重くなること。そもそも燃費がよく環境に良いかは・・・これらを考えると、ただの販促なのではないかと疑問があることなどが、欠点です。尚、加速などに利点があると思うなら選択肢としてありですが、燃費だけで買うなら・・・結構初期費用で相殺すると痛い車種も多いです。使用頻度などを良く計算して買う必要があります。 選択肢が豊富なので、その点では日本で買うなら評価ができます。宝くじが当たれば1台ぐらい買うかも・・・。 FCV(Fuel Cell Vehicle)は、燃料電池車となりますが、主に水素を燃料に使います。 究極のエコカーといわれますけど・・・果たしてどれほど究極であるかは、まだ全車両がなっているわけではないので、わかりません。 水素燃料ですから、液体もしくは高圧ガスの水素を車両に充填して走行します。 走行可能距離が、ガソリン車並みに長いのが特徴ですが、そもそも水素ステーションが少なく、もっと言えば水素は、充填時にガソリン以上の安全確認が必要になる点がありますが、それを除けば次世代として評価の高い車両です。 走行性能は、ガソリン車以上とされており、電気自動車と同じ程度の静粛性を持っています。 ただ、ユニットコストがガソリン車より高いこと。安全基準は既に策定済みで、ほぼ安全となっていますが、水素燃料を使う懸念から危険性を訴える人も中にはいます。まあ、安全性は実際に世間の車両のほとんどが水素になったら分かるでしょう。 お金があれば、欲しいですけど・・・。少なくとも充填ができるステーションがガソリンスタンド並には欲しいところです。 電気自動車(EV/Electric Vehicle)は、バッテリに充電した電気で走行する自動車のこと。FCVの前に世界で普及するとされていた技術ですが、実際にふたを開けてみると、恐ろしく売れない車両となりました。理由は単純で、とにかく充電に時間が掛かること。走行距離が短い(エアコンを使うと500kmが売りでも250km未満になることも)こと。雨が降ってワイパーとデフォッガーでも使おうものなら・・・地獄です。その結果、売れないのです。 トルクがないため、走行性能はかなり良いです、しかし長距離運用性は劇的に悪いのが欠点です。 また、日本の場合は東日本大震災後の原発事故から、電気代が値上がりしたことも逆風となり、悲惨な状態が続いています。これを買うことはたぶん私は生涯ないと思います。 尚、外部充電機能を備えたガソリンハイブリッド(PHEV、Plug-in Hybrid Electric Vehicle)というのも現在は存在します。これらは驚異的なカタログ燃費となります。 世界では既に、FCVを次世代としている以外には、高級路線の一部がハイブリッドなぐらいでしょう。 後は、ほとんどがガソリンまたはディーゼル(軽油)車両です。何故かというと、上記は高いからです。 既にガソリン車でも第3のエコカーと呼ばれる車両が生まれつつあり、リッター25~30キロ超を目指す開発が加速しています。これらの多くはダウンサイジングを利用していることが多く、元の車両なら2Lのエンジンだったものを、ターボ化して1.5Lするなどによって燃費を上げるのが一般的。それに加えて燃料の噴射方法を変更したり、燃焼室の形や構造を変更してなど涙ぐましい努力をして燃費を上げています。(日本の軽自動車はそもそもエンジン出力が小さいので、特にこういうエンジン技術の改良が多いです) ディーゼルを用いる車両でもそれは進んでおり、特にディーゼル車は燃料費が安いため、リッター燃費以上の経費節減効果があります。 これは、主に欧州製の外車に多く、日本ではマツダが注力しています。 こちらは、これからも当分は主力となる車両技術です。FCVが急速に普及することがなければ、今後も売れる車両の大半は、これらの車両になるでしょう。これを次世代と言うかは人によって様々でしょう。 私としては、本気で検討するなら、5年後にFCVの車種がある程度あり、尚且つ水素燃料の充填施設が豊富なら、FCVを考えるかも知れないが、たぶんそれはないと思いますので、ガソリン車かディーゼル車です。ハイブリッドは、少し大きめのRVやワゴンタイプを買うなら考えるが・・・。普通車や軽自動車なら、HVを選ぶ理由が私にはありません。

suidobashi86
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 EVのご説明までつけていただいて、おかげで整理して考えることができました。 ディーゼル車がコスト面と環境面で秀でており、かつFCVに比べて現実的なんですね。 今後のトレンドが楽しみです。

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その他の回答 (4)

  • kasiya117
  • ベストアンサー率45% (399/884)
回答No.5

現在、ハイブリッド車(エスティマHV)を所有してます。 ハイブリッドカーは、確かに燃費を優先しているのもありますが、自分が思うには過給機(ターボチャージャーやスーパーチャージャー)の代替えかと思います。 過去にターボ車を所有してましたが、かなりそれに近い感覚があります。 燃費を稼ぐために小さいエンジンにして、不足するパワーやトルクをモーターでアシストする感じがあります。 家庭用電源がとれるのも魅力ですね。 また、必要最低限の4WD機能を備えているので、過信は禁物ですが2WDよりは使えます。 燃料電池車は、他の回答者様がコメントしてるように高価な事やインフラ整備が大変なので一般的には普及しないかと思います。 ディーゼルエンジン車も燃料がガソリンより安いというメリットのほか、トルクが太く扱いやすいうえに燃費が良いというメリットがあります。 個人的な予想ですが今後伸びそうな車は、電気自動車ではないかと思いますよ。 おそらくですが化石燃料は今後もどんどん値段が上がっていくと思いますし、HVにしろディーゼルにしろ燃費には限界があると思うからです。 さらに、新しい電気技術やバッテリーの開発により、電気自動車の価格や航続距離の改善がされると思いますので。 セカンドカーでパジェロミニを使ってますが、次期は電気自動車(リーフかIMIVEなど)にしようと思っています。

suidobashi86
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 実際にHVをお持ちの方からのコメントで興味深く読ませていただきました。燃費以外にもメリットになる視点があるのですね。 おっしゃる通り、みなさんFCVのインフラ整備には懐疑的ですね。化石燃料など車と世界の動きが連動していて面白いですね。

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  • aakuma
  • ベストアンサー率30% (131/423)
回答No.4

経済車両としての購入でしょう ハイブリッド等の車両は 価格が高いので(30万円程)それを相殺できる走行距離の時買います 年間5,000km以上 7年の使用 でも プリウスの年配の人絶対ペイ出来ないのに ステイタス?

suidobashi86
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 あ、友人もプリウスもってます。笑 物持ちのいい友人ですが、7年使うのかな・・・。 HVは長期スパンでもつものなんですね。

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  • nijjin
  • ベストアンサー率27% (4711/17439)
回答No.3

HVは基本的にガソリンやディーゼルの車にバッテリーとモータを積んで低速はモーター、高速はエンジン(あるいはエンジンで発電しモーターで走る)という使い方なので燃料はガソリンスタンドで手に入るためどこでも使えます。 しかし、FCVは従来の燃料(ガソリン・軽油)が使えないため燃料を補給するスタンドを整備しなければなりません。 いくら車があっても燃料が入れられなければ走らせません。 都心部ならともかく地方での使用はかなりキビシイと思います。 電気自動車もバッテリーの性能を飛躍的に向上できそうな技術が出てきたり 水素ロータリーや超伝導自動車が試作されたりなど色々と研究されているのでまだどれが伸びそうか・・・という判断がつきにくいですね。

suidobashi86
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 皆さん車についてお詳しいですね・・・。多くの情報をいただき、ビックリしました。 HVは他のものに比べると環境が整備されている分現状は使い勝手がよさそうですね。 後はおっしゃる通り今後の伸び、という感じでしょうか。 どこまで国が環境改善に乗り出すかとかで補助金に影響を与えたりなんかもありそうですし、技術を考えても今後はなかなかよめませんね。

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  • cubetaro
  • ベストアンサー率24% (1290/5172)
回答No.1

 ガソリン車→電気自動車という流れがあって、ハイブリッドは、その中間ですね。  インフラのコストとかを考えれば、将来的には電気自動車になると思いますが、10年単位の時間はかかると思います。  今の所、電気は「充電に時間がかかる」「電池が持たない」というのがデメリットなので、それが解消できれば、一気に普及する可能性はあります。  FCVは、水素を使うので、ガソリン車並みの航続距離を保ちながら、排ガスが出ない(水だけ)という夢のようなクルマですが、インフラ整備にコストがかかるので、一般には普及しないと思います。  ---------  ハイブリッド車はガソリン車より高価で、燃費でプラスになるのは6万キロ以上からとも言われています。  その頃にはバッテリーも経年劣化してる気もするので、「得してる気がする」というのと「低速時に静か」「大容量バッテリーで電気製品が使える」くらいしかメリットがないのでは。。  なので、今買うとしたら「安いガソリン車(もしくはクリーンディーゼル)」です。  マツダなんかオススメです。

suidobashi86
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 コメントをみて感じたのですが、今後の展開予想など皆さん同じような見解をもっておられるんですね。非常に興味深く、勉強になります。 ご説明ありがとうございます。 ガソリン車 → HV → 電気、 と流れが理解できました。

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